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2005/12/14(水)
坂のまち佐世保
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今日は雪がちらつく中、佐世保へやってきた。安さと手軽さゆえに高速バスで来たのだが、九州自動車道は筑紫野を過ぎたあたりから、ちらほら積雪している箇所が車窓から見てとれた。
さて、長崎は坂の多いまちというのは全国的に有名だが、佐世保も坂だらけのまち。佐世保の中心部のバスセンターの裏手でさえ、ちょっと行くと坂を切り裂くように歩道用の階段が上へ上へとつながっている。長崎だけでなく、広島の尾道や北九州の八幡、門司などにも似ている。いずれも坂の合間から海が見えたりする風景がいい。
坂の合間に延びる階段は、ほとんどが幅1メートルほどの狭いもの。その階段が個人の家へ向かうものなのか、公道としてその先に道が続いているかは、階段の縁に白く塗られた塗料で区別できる。上った先が個人の玄関先で終わっては困る。最近よく歩いて足腰を鍛えている私でも、15分ほど上るとバテてきた。坂の合間の民家などは車では近づけない。地元の人はさぞ健脚なことだろう。
階段には車が入り込めないこともあるのか、方々に犬の落し物が転がっている。踏まないように要注意である。しばらく上がると、犬の群れ(といっても4匹ほどだったが)に出会った。奴らの粗相かもしれない。犬が群れているところなど久しぶりに見た。彼らがのびのびできるのは、坂や階段のおかげなのかもしれない。
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