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2005/12/27(火)
380円で温まる
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今日は夜から飲み事だったのだが、待ち合わせの時間まで間が出来たので、久々に銭湯へ入った。最近はスーパー銭湯などの大型の共同湯が次々に出来ていることもあり、昔ながらの銭湯は久しぶり。私が上京した年の東京の銭湯は260円だったと記憶しているが、福岡では今は大人380円だそうな。私もそれだけ歳をとったということか。
それにしても380円とは妥当なような、高いような。スーパー銭湯は5〜600円が相場だが、100円ほどの違いでシャンプーやボディソープが潤沢に備えられているのは微妙だ。銭湯ではドライヤーを使うのにさらに20円かかるので実質400円である。
とはいえ、銭湯には新参の温浴施設にない風格がある。福岡市内では、特に博多の街の銭湯は老舗が多い。今日行った銭湯は明治創業だそうで、クラシカルな体重計や鏡面が何とも銭湯らしい趣を奏でていた。むかしは銭湯はちょっとした社交場だったというが、今では常連さん同士や番台とのやりとりに限られてしまっている。
客が少ないと、ゆっくりと洗ったり浸かったりできるのはいいのだが、銭湯というロケーションではちょっと寂しい気もする。
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