日常日記
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2005/04/11(月) 桜坂
毎日10キロ弱を歩くようになってひと月が経過。これまでバスでしか通っていなかった道を歩いてみることで、視点が変わり日々新しい発見がある。店構えや看板は目線が違っただけで印象がだいぶ違うし、いままで気づかなかった花や木などの植物が、中央区といえども意外に残っているものだと考えたりする。

薬院と六本松の間に桜坂という場所がある。かつては路面電車の駅があり今は地下鉄の駅がある地だが、桜坂という名前は1970年代に付けられたようだ。年上に人に聞くと、むかしは練塀町と言ったそうで、電停の名前もその名だった。なぜ桜坂になったかはわからない。桜のつく地名は桜並木や桜が密集するところが多いが、桜坂には桜はポツポツと点在するだけ。丘の上には数本の桜が集る場所があるが、「桜坂」の名にふさわしいほどではない。

確かに坂は坂なのだが、桜の最盛期に視界にピンク色が入ってこないというのも寂しい桜坂である。東京の田園調布や六本木、南は沖縄にも桜坂という場所はあるらしいが、桜坂の中でもっとも桜っ気がないのが福岡の桜坂ではないだろうか。東京のように歌に歌われヒットすることもないだろうし、年配者は未だに「練塀町」と呼ぶし、ちょっと可哀相な桜坂である。


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