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2005/04/12(火)
立花山登頂
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立花山(福岡市東区)に登ってきた。立花山は「福岡ローカル日記」のタイトル画像の3連山のうちのひとつ。地域の小中学校の校歌に必ず歌われているほど、地元では知られた山だ。 山に登るのは20何年かぶりになる。久々でどこまでやれるか。
ルートは東区下原からのコースに挑戦。ネットの登山案内では下原バス停から60分コースと書いてあった。バス停から登山道に入るまでが、すでに傾斜のある道で、登山道に達するまですでにだいぶ脚を使った感じ。それでも1日10キロ歩いている効果もあって、行程の半分くらいのところまでは割合すんなり歩くことができた。
徐々に傾斜はきつくなり、「立花山まで600メートル」という標識のところにベンチがあったので、そこで休憩をとり後半に臨んだが、一度休むと体は怠けるもので、なかなか脚が上がらなくなってきた。そしてさらに山道の傾斜はきつくなり、後半はバテバテに。立花山には遙か遠いティーンエイジャーの頃に何度か登ったのだが、記憶にあるのは山頂に着く寸前の勾配のきつさ。最後がきつかった記憶だけがある。その通り最後の100メートルから体が進まなくなり、まるでそりを曳くばんえい競馬の馬のように、何度ムチを入れてもちょっと進んでまた体が休む。ばん馬のように重い物は背負ってないのだが。
あいにくの曇り空だったが、山頂からの眺めは素晴らしかった。山登りはずいぶんご無沙汰だったが、頂上に吹く風ってこんなに心地よいものだったか。昔と変わったのは博多湾の眺め。人工島なんてなかったが、今やその形とそれをつなぐ橋が航空写真のようにくっきりと鳥瞰できる。
帰りは三日月山(277メートル)まで縦走(というには大げさだが)した。三日月山頂までは20分ほど。そして三日月霊園を経由してオークタウンのバス停までさらに1時間ほど歩いた。万歩計を見てみると1万5千歩という道のりだった。
正直、まだ今の体力では現級は三日月山クラスか。立花山は格上挑戦だった感がある。60分コースを、休憩10分を入れて43分で登頂したのは時計的には及第点だが、終いバタバタだったのが情けない。上手くいけば次は油山(597メートル)、若杉山(681メートル)あたりに挑戦しようかと思っていたが、三日月、立花山再挑戦が妥当のようだ。 (写真は立花山山頂からの眺め)
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