|
2005/04/23(土)
まさかあの人が・・・
|
|
|
久しぶりに飲み会へ行ってきた。その飲み会とは私が最初に就職した商社の元同僚が集るもので、不定期だが何年かに一度行われる。参加者にはたったひとつ条件がある。すでにその会社を退職していないと参加できないというものだ。いくら当時の同僚でも、現職の者は参加できない。参加したければ会社を辞めるんだなと、飲み会の面々はニヤニヤと笑うのである。
今さら言うのもナンだが、それにしても劣悪な職場だった。劣悪な職場というものは、それだけ従業員が無理して頑張っているということで、今でも当時の同僚とのつながりは深い。しかし私の場合は退職してもう8年ほど経っているので、きつかった出来事も今となれば懐かしく酒の肴にできる。
酒の席では、当時の上司や部下の消息が報告されるが、かつての取締役がタクシードライバーをしていたところを目撃したとか、直属の上司だった部長が揉み手で自宅に怪しげな浄水器を売りにきたとか、同じ課の係長だった人物が、定食屋の刺繍入りの作務衣を着てパチンコを打っていたとか、末路はやや荒んでいるのが哀しい。このご時世、中年以降の再就職は厳しいということか。
それにしてもあれだけ真面目だった私の課の次長が、嫁や子どもがいながらそれを捨てて、取引先の女性と駆け落ちしたという話には驚いた。その課では、若い女子社員に手当たり次第に手をつける課長の不倫癖が有名だったのだが、チョコチョコとつまみ食いをするような課長は情けなく、次長のように駆け落ちまでするのが大物だということで話はまとまった(^^;)
次長は駆け落ちした相手との間に、新たに子どもができたそうだ。事実は小説より奇なり、とは言い得て妙。他のみんなもいろいろ悪事を告白して、水面下の男女関係の事実を今頃知ったりした。職場の女の子には一切手を出さなかった私は、不真面目そうに見えて実は一番真面目だったのかもしれない(笑) 次の飲み会はいつになるかわからないが、話の続きが楽しみである。
|
|
|