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2005/05/04(水)
ご覧の通りで
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地震のために部屋の配置換えをしたが、いくつか困ったことが起きている。ひとつは本棚を低く置き変えたことで、これまで高く置いていた部分の壁紙に本棚の跡がくっきりと残ってしまって、それが目立っていること。本棚をそこへ配置したのはもう10年近く前。数年前まで1日数十本のチェリーを吸うヘビースモーカーだったので、煙草のヤニがべっとりと本棚の周囲に付着し、本棚の跡だけ壁紙は白いまま。パソコンのように右クリックで簡単に壁紙が変えられるわけでもないし、賃貸なので壁紙ごと変えるわけにもいかないし。これだけ全体的に汚れていると、掃除すると汚れが中途半端なまだら模様になる恐れもあるので、掃除する勇気もない。仕方ないので、タペストリーでも貼って誤魔化そうかとも思っているが。
壁紙の汚れ以外のもう一つの困ったことは、猫がよじ登るようになったこと。これまでは猫も登れないほどかなりの高さだったのだが、今ではひょいっとひとジャンプで登れるようになった。これで掛け時計にも手が届くので爪とぎの可能性もあるし、本の周囲に抜け毛が目立つようになった。今は冬毛が最も抜ける時季である。本棚の上には本棚の枠に入らない、函入りの高価な単行本や文学集もあるし、その辺も危うい気がする。
消耗して困るのは、本が高価なばかりではなく、古い本などは入手困難なものが多いからである。昭和30年代以前の本は、先日日記に書いた腕時計のセイコークロノスのように、近年めっきり市場に流通する数が減っているからである。
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