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2005/05/05(木)
ゼブラ付き信号灯器
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博多埠頭の近くに、かなり古いスタイルの信号機が残っている。信号機というものは頻繁にメンテナンスがされており、機械自体は古いものは少ない。その信号機は外枠が古いのである。緑と白のストライプのカラー(襟)が付いているのだ。信号機に詳しいサイトによると、この形式はゼブラ付信号灯器と言うらしい。背景に歩道橋がある場所によく設置されていたそうだ。
昭和40年代の古い映像や写真を見ると、このタイプの信号機がよく写っている。いつの間にかゼブラ付きの信号機は徐々に姿を消してゆき、今では私の知る限り福岡ではここにしか残っていないと思われる。広島に行ったときに何箇所か見た記憶があるが、今でも残っているかは不明である。
そもそも信号機が丸いのは、周囲の建物が角型なので際立つようにしていると自動車学校の教官から聞いたことがあるが、このゼブラ付きも目立つためのものなのだろう。しかしなぜ博多埠頭の入口だけにこうして残っているのかは不明。周囲に高速道路の入口案内や電光掲示板があるから、それらから際立たせるためなのかもしれない。でもそんな場所は他にもたくさんだろうに。ともかく今日まで生き残ってきたことに、この信号機にはとりわけ愛着を感じるのである。
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