日常日記
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2005/06/23(木) サングラス
日差しが強い季節になってきて、長い時間、外を歩くには帽子が欠かせないほど。そして日中車を運転するにはサングラスが欲しいほどのまぶしさの日もある。

しかし私はほとんどサングラスをしない。十代の頃はサングラスを収集するほど好んでいたが、ある日を境にほとんどしなくなった。それは友人から言われた一言がきっかけである。

幼少期に東京や千葉で育った私は、福岡から上京しても言葉のコンプレックスもなく、関東出身のようなつもりで行動していた。しかしその友人は私が地方から出てきたことを、何も言わないのに見破っていた。それはサングラスである。

「昼間以外にサングラスをかけているのは、だいたい地方出身者」という言葉にビクッとした。もちろん都民もサングラスをするが、夜や必要ないときにするのはだいたい地方出身者だというのだ。つまり田舎者だという含蓄を匂わせていた。

確かに芸能人でいつもサングラスをしている人はほとんど地方出身者。浜田省吾も松山千春も長渕剛も哀川翔も、常にだいたいサングラスを身につけているのは地方から出てきた人だ。その友人の言葉にすっかり納得した私は、それ以来夏以外はほとんどサングラスをしなくなった。

考えてみると、人口比率的には東京や神奈川出身者よりも他県出身者の方が圧倒的に多いわけだが、地方から上京すると地方から出てきたとは思われたくないものである。時計のロレックスもそれに近い気がする。今日バスの中で、ロレックスの金無垢(オイスターパーぺチュアルデイト)を着けている女性がいたが、携帯電話で話している内容は「米をといでおいて」という庶民的なものだった。シークレットブーツほどではないが、本来の用途以外の目的でサングラスを着用するのは、十代の頃の背伸びに近いものであるのは確かだろう。


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