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2005/06/03(金)
ヴューマティック その後
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おとといの日記に書いたヴューマティックだが、精度を調べたところ1日(24時間)でプラス4秒と精密なので気を良くしている。スイス製の他の物を比較すると、実勢価格10万ほどのオメガでプラス2秒、5万ほどの安オメガではプラス4秒、同じ5万ほどのロンジンがマイナス4秒だった。クロノメーターの国際基準が±4秒だったと思うので、高水準と言えるだろう。ちなみにセイコー5やオリエント、テクノスあたりの5千円〜2万円クラスの機械式時計は日差±40〜80秒。このヴューマティックは1万6千円ほどで買ったので、コストパフォーマンスは絶大だ。
クオーツ(電池式)時計であれば、安物でも誤差は月に±数秒程度なので、正確さを求めるのならクオーツが安くて精巧なのだが、時計好きは上記のように1日数秒も狂うのに、「機械式こそ時計」などと妙な拘りがあるのだ。ロボットが型押しした寿しより、職人が握った寿しの方がいいようなものか。やはり後者が格段に高いのは間違いないが。
ハミルトンの時計は、デザインにややクセがあるものの、手頃な価格で高性能を実現していて、私のような庶民の時計ファンには最適である。いつの間にかハミルトンの時計が3つになってしまった。近々もう1つ買う予定にしているので、そのうち時計というより、ハミルトンのコレクターと化してしまいそうである。 (画像はヴューマティックの裏蓋)
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