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2005/07/03(日)
4番手からの差し
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きのうの阪神−横浜戦で、横浜攻撃中に2塁塁審の佐々木が一旦横に手を広げてセーフのゼスチャーをしてから、横浜の走者にアウトを宣告。その後横浜の攻撃では、2−3からの投球で打者が1塁に歩きかけてから上本塁審がスイングを取りストライクの判定。横浜側が審判に抗議するという異様な試合の終り方だったという。
どちらも延長に入ってからのジャッジだけに、横浜としては納得できないだろう。夏の炎天下の高校野球の審判に多いが、早く帰りたいとかトイレに行きたいという理由で、終る流れへ靡いてのジャッジをするのをよく見る。阪神は福岡でのソフトバンク戦で露骨な誤審で損をしたが、今度はそれの埋め合わせと言えるかも。
実は今年のペナントレース、セリーグの優勝は横浜かもしれないと思っている。上位2〜3球団が最後までもつれればの話だが、各チームとも広島から貯金を作り、阪神、中日、ヤクルトが星の潰し合いをすれば、下位の読売から多く勝てるチームが抜け出ることになるだろう。現時点で7勝2敗と読売を手玉にしている横浜にチャンスがあると見る。となれば、今日の敗戦は後々になると響くのではないか。
新任監督の2年目のジンクスでも横浜に分がありそうだが、優勝するチームには大活躍する外人選手が付き物。阪神にも中日にもヤクルトにもいないが、横浜にはクルーンがいる。優勝はできなかったが、79年に王貞治を抑えて首位打者に輝いたミャーン以来の大物感を感じる。
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