日常日記
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2005/08/31(水) ジャンパイア逝ってよし
きのう関西地区ではセリーグの公式戦が2つあった。甲子園と大阪ドームである。世間のプロ野球ファンの多くの視線が甲子園の首位決戦に注目していることをいいことに、大阪ドームの読売−ヤクルト戦では読売びいきの審判がやりたい放題。Bクラス間違いなしの読売が、今さら審判使っても意味がなかろうにと思うが、アウトセーフの判定だけでなくストライクゾーンまで違うのでかなりのハンデになる。審判も人間だから時には判定ミスもあろうが、あまりに多過ぎてそれがほとんど読売有利だけに、作為的と思うのはアンチ読売だけではなかろう。それにしても、金に糸目をつけず審判まで付いていてこの成績とは、読売さんちょっと恥ずかしくないですか(笑)

おかげで明日は松山の坊ちゃんスタジアムまで試合を見に行こうと思っていたが、気分を害したのでヤメ。最近自暴自棄かつ無気力なので、遠くへ行こうという気力さえ失せている。今日は連休初日だったが、パチンコ→酒飲み→家で猫とゴロ寝という体たらく。そのまま寝込み、翌朝、お腹を空かせた猫に顔をフミフミされて叩き起こされるという顛末が哀しい。
(写真は昨夜のアテの揚げそら豆)

2005/08/30(火) 10歳になりました
ぺ・ヨンジュンとやらが来日した騒ぎが報道されていたが、そこで彼がうちの愛猫と誕生日が同じことが判明。韓流ブームとやらに乗って彼が話題になるのもいつまでやら。大川慶次郎の言葉ではないが、ブームは必ず廃れる。2年もすれば、彼の名前さえ忘れ去られているだろう。一方、うちの猫の方は、2年経ってもこの日記のネタがないときに、ちょくちょく登場してここでだけは話題になるだろう。生きている限りは。

1995年生まれのシルヴィは、きのうで10歳になった。我が家にやってきたのは10月11日なので、厳密に言うと付き合いは10年にまだ満たない。私は今でこそこんなサイトをしているが、そもそも写真を撮るのも撮られるのも苦手なので、彼女の小さい頃の写真はない。2歳になったころのショットが何枚かある程度。その頃と比べてもずいぶん大きくなった。うちへは旅行鞄に入れてバイクで連れて来たのだが、真っ暗な鞄の中でミャンミャンと鳴いていたのがきのうのことのように感じる。

猫の10歳というと、人間で言えば50代後半から60歳くらいだという。写真のようにときどき姿を消したと思ったら、安物家具の裏側をこじ開けて、中に入り込みこっそり寝ていたりする。年とともに寝ている時間が長くなると本に書いてあったが、最近は1日のほとんどを寝て過ごしている。部屋中を引っ掻き回して、海外で買い集めた壊れ物の神像やお面などを壊されたことが懐かしい。順調にいってあと数年の命だろうが、それより先に私が結婚できるかの方が深刻な問題かもしれない(苦笑)

2005/08/29(月) ハンミョウ
洗濯物を取り込もうとベランダに出ると、きれいなハンミョウがいた。逃げないように静かに近づき写真を撮ろうとするが、的が小さすぎてなかなかピントが合わない。20枚ほど撮ってまともに撮れたのは数枚。昆虫を撮るのは難しい。

玉虫にも負けないほど美しいハンミョウだが、こんなきれいなナリをして、実は肉食らしい。自分よりも大きな虫を襲って食べることもあるという。人間でも、見かけは美形でも豪放磊落なお方もいるように、虫も見かけによらないものだ。色鮮やかではあるが毒はない。仲間のマメハンミョウなど一部の亜種に毒を持つのはいるらしいが。

近寄るとジャンプして逃げることが多いが、さりげなく近づくとジャンプはせずに早足で逃げた。越冬した成虫は春先に出現するようだが、8月に出てくるのは新成虫のようだ。そういえばピカピカの1年生のランドセルのような、おろしたてみたいな羽根の色にも見える。変体したてなのかもしれない。

ハンミョウは漢字で斑猫と書く。英語ではTiger Beetleと言うらしい。姿が美しいと、洒落た名前がつくものだ。

2005/08/28(日) はばかりながら・・・
公衆トイレで久しぶりにしゃがんだ。家のトイレは洋式なので、時には和式もいいものだ。外で鳴くヒグラシの声でも聞きながら用を足すのも悪くない。一番落ち着くのは自分の家のトイレではあるが、違う場所でいたすのも気分転換になる。そういえば盆に小国町の奴留湯(ぬるゆ)温泉へ行ったら、そこのトイレは汲み取りだった。車の鍵や財布を落とさないように緊張したわけだが。

釣りバカ日誌の映画で、社長がビル管理会社でアルバイトする場面があり、「トイレを見ればその会社のレベルがわかる」という意味の台詞があったが、飲食店などはそれは顕著だと思う。ファミレスなどトイレチェックの時間が定められている企業経営の店でトイレがいつも荒れているところは、その職場は確実に荒んでいると感じる。

そんなわけで、行った店のトイレを見るのも興味のひとつである。このサイトで紹介している店の中では、稚加栄(福岡本店)のトイレは一見の価値があるほど流麗なデザインだ。逆に小倉の武蔵や若松の赤提灯のトイレは、昔の旅館を思わせる懐かしい造りでそれはそれで趣がある。小倉競馬場の馬主席に入ったとき、いくらかの期待を持ってトイレに入ったが、何の変哲もない一般席のトイレと同じで拍子抜けしてしまった。
(写真はちょっと変わったタイプだった、広島バスセンターのトイレ(♂))

2005/08/27(土) こだま1号車の哀愁
小倉競馬場へ行ってきた。いつもは高速バスを利用しているが、今日は新幹線に乗った。夏休みの土曜日ということで、新幹線のホームは勤め人やら家族連れやらで賑わっている。馬なりならぬ蛇なりに並んでいるのはのぞみやひかりなので、混雑を避けて岡山行きこだまに乗り込んだのだが、空席を探すのにきょろきょろしながら探し歩くほど。こだまの場合ほとんどが小倉で降りるとはいえ、ゆったりと座っていきたいものである。

いつもは煙草を吸わないのだが、旅に出たりレース場へ行くとなぜか吸いたくなることがある。ということで今日は唯一の喫煙車である1号車へ。知的後進国であるこの国でもどんどんと喫煙できる空間が駆逐されていくばかりだが、こだま号でも唯一のとりでとなった1両の中の喫煙者は、煙越しに車窓が望める懐かしい空間でもある。

かつてはどの車両でも煙草が吸えた長距離電車だが、当時は吸う人も吸わない人も混在していたため、部分的に煙が上がるに過ぎなかった。今は喫煙者がほぼ100パーセントと化している現実から、発車前からモクモクと煙が立ち込めている。しかも満席近い状態ゆえに70年代のスター歌手のステージのように、ドライアイスの世界ばりの曇りようだ。

SL阿蘇BOYは明日で廃止となるが、かつて蒸気機関車が走っていた頃は、汽車がトンネルにかかると車内は煙が充満し顔にすすがつくことさえあったという。時は流れて今や車内で喫煙できることすらなくなるかもしれない21世紀になるが、きっと喫煙の習慣は減りはしても一部に根強く残るだろう。これだけ禁煙が声高に叫ばれながら、多くの売店では煙草が売られているし、健康を売り物にしている薬局でも煙草を売るところが多い。焼き鳥屋ほどの煙たさの1号車に乗りながら、いつもは嫌煙者の立場ながら喫煙者の心境を考えることになった。

2005/08/26(金) ガソリンよこせ
ケーブルテレビで「白バイ野郎ジョン&パンチ」を見ていると、ガソリン不足がテーマの話で、早朝からガソリンを求める車で長蛇の列が出来ながら、ガソリンの配送が慢性的に遅れ町は混乱し、盗品のガソリンが流通したりという話である。この番組には、事故などで車や建物が派手に炎上する場面がしばしば登場するが、明らかにガソリンを使って引火している場面ばかりなのは皮肉な話である。

この番組は77年の製作なので、30年ほど前からアメリカは、すでにガソリンに対して極めて神経質だったことがうかがえる。機会があれば油田を力ずくででもものにしようと、ずっと前から様子を窺っていたわけだ。大量破壊兵器などという大義名分は願ってもないチャンスと踏んだのだろう。ただ油がほしいというだけで、回教徒の聖域にいとも簡単に踏み込んだ軽率さのツケはご存知の通り。イラクへ乗り込んだアメリカの台所事情が、何十年も前のテレビドラマが裏づけするというのはなかなか笑える。

今アメリカでは、ハイブリッド車の需要が急速に高まり、トヨタのプリウスなどは納車2ヶ月待ちだという。だったらガソリンを撒き散らすような車ばかり造る自国の自動車メーカーを、もっと早くどうにかすべきだったかと思うが。

日本でも行政の一部で行われているが、アメリカの一部でも、家庭やレストランなどの廃食用油の再利用で走るバイオディーゼル車を開発している。とはいえ走っているのはごくわずかにすぎない。
アメリカではハイウェイの走行車線は2人以上乗車した車でないと走行できない規定だが、ハイブリッド車であれば走行できるよう規定を変えるという。どうもあの国は嫌煙にしろ、一度それがいいという動きになると、そっちばかりへまっしぐらに突っ走ってしまうところがあるようだ。ハイブリッド車ばかりでなく、バイオディーゼルや電気、天然ガスなど幅広い視野で考えられないものか。このままではアメリカ自身が、大量破壊兵器そのものになってしまうのではないか。

2005/08/25(木) 他人のそら似
身の回りには、今まで思いもしなかった2つのものが、ふと考えてみるとそっくりであることに気づくことがある。私の行きつけの時計屋の店主はフジテレビの三宅アナにそっくりだし、新宿のインド料理屋サムラートの店長は、やしきたかじんに似ている。それらは後になってふと気づいたものである。以前、店の客に「石原裕次郎に似てますね」とぼそっと言ったところ、後日セリーヌのネクタイをプレゼントされたことがあった。似ているという言い回しは、その人物や状況を考えて言わなければならない。

さて、写真のニホントカゲであるが、先日、山へ出かけたときに遭遇した。生え変わらずにこれだけきれいな天然物の長い尻尾がついているトカゲも珍しいのではないか。そんなことを思いながらこのトカゲを見つめていたら、ふとある生き物にそっくりなことに気付いた。魚のキビナゴである。

黒と白のストライプ模様も似ているのだが、ほっそりとしたその姿もよく似ている。実は遭遇する前の日にキビナゴの刺身を食べたのでそう気づいたのだが、食べたものが化けてでたのか(笑)
しかしトカゲをよく見ると、キビナゴよりもゴンズイの稚魚に似ているような気もする。そう思い出すとキリがない。アジアアロワナはピラルクーに似ているし・・・。

2005/08/24(水) 昨夜から
部屋の整理を開始。
ゲーセンの景品で使っていないものを、ひとつの棚にまとめてみる。ピンポンパンのエンディングの大木の根元ようにおもちゃの山だ(苦笑)
ラジコンはこのほかにさらに10台ほど、専用の棚にかざってある。読者の中で欲しい方には差し上げるので取りに来ていただきたい(^^;)

元々物欲はあまりない方で、衣類などは学生の頃に買ったものをまだ残っていたりする。肌着や靴、靴下などの消耗品以外は長く使っているものが多い。今回体型が変わったので久しぶりに服をたくさん買ったが、古いものがまだまだたくさんある。それだけに収納家具が必要になったわけだが。

しかしながら福岡市では、再来月からはゴミ収集が有料化されるので、要らない物はこの機会に思い切って処分してしまいたい。とは言っても、年と共に物は増えていくばかり。放浪癖があるわりには、懐以外はちっとも身軽ではないのである。

2005/08/23(火) 木の温もり
今月はギャンブルが好調のため、潤った分で整理タンスを購入した。開店した直後に破綻した寿屋の跡地にできたナフコの空港店は、広々としていて品揃えも豊富。盆休みが入ったので配送に時間がかかったが、ようやく到着した。
若かりし頃に組み立て式の安物の整理タンスを買ったら、引き出しの底の板が抜けて酷い目に遭った経験から、今度はその倍ほどの金額を出した。とはいえ、安売りで通常価格より3千円ほど安かった。配送スタッフは、うさんくさい会社の飛び込みセールスに負けないほどハイテンションで元気一杯だった。その上、送料は無料。また次もナフコで買うことにしようと思ってしまうほど。

部屋の一角で真新しい木材の匂いがするので、愛猫はCMのあややのようにクンクンしている。香り家具屋姫か(笑)
タンスの上の広さが寝床にちょうどよいようで、すっかり気に入ってコロリンと横になっている。木の温もりは人にも猫にも好かれるようだ。
これで部屋の整理がだいぶできそう。衣類だけでなく、腕時計やゲーセンの景品も収納してしまおう。

2005/08/22(月) birds and bees
最近、友人など私の周囲ではカップル誕生ラッシュだが、我が家のベランダ近くでも朝からカップルが出現した。いつもは地面近くなど低いところにしかいない鳩が、ちょっと神経質そうにそわそわしながら木の上の枝に止まっている。どうこうと理屈では説明できないのだが、人間にも残された動物的勘のようなもので交尾だとわかる。いつも眠そうな表情の鳩だが、今日ばかりは目を見開いている。

初めは1羽だったのだが、やはり後から連れが飛んできた。最初に雄が偵察に来て、安全を確認してから雌が来たのかも。やがてまったりとした雰囲気となり合体。どれくらい続くのかとか、その後が楽しみだったのだが、最近外の空気に神経質なうちのシルヴィがミャンミャンと鳴き出し、鳩のアベックは驚いて飛び去ってしまった。

こちらも写真を撮るのに気を取られていたのだが、鳩には悪いことをした。実は何日か前から来ていたので、じっくり下見をして安全だと確信していたのだろう。我が家にはこんな猛獣がいるとは、まさか思わなかったに違いない。私が間近で写真を撮っても逃げようとしないのに、猫が近づくと飛び去ったということは、鳩社会の中では人間は敵視されていないということか。
http://www.geocities.jp/hokutoflag1/gattai.jpg

2005/08/21(日) ゲーセンとドラえもん
前フリ通りに今日はゲーセンへ。今回はさらっと菓子だけ取ってお帰り。写真の菓子は定価200円×2なのだが、1プレイ100円の2回目でゲット。そこまでは良いのだが、要領を得たところで欲張ってさらにもうひとつ獲ろうと追い銭したのだが、さらに300円入れて獲れず。400円のものに500円取られてしまった。これもゲーセンの世界である。

この手の輪っかのついた景品の場合、クレーンを輪の中心に下げて狙いがちだが、そうすると引き上げたときに左右のクレーンの継ぎ目に輪っかが来て落ちることが多い。なので左か右の肘の部分に引っ掛けて引っ張り上げたり引きづったりした方が取り出し口への道は近い。などといいながら今日は失敗したわけだが。

「ドラえもんブッセ」は市場ではあまり見かけない商品だ。G店仕様(景品専用)かな。中のピロ包装には、のび太やドラえもん、ジャイアン、スネオなど色んな絵柄があって面白い。ちなみに私のトイレにはドラえもんのコミックが置いてある。個人的に好きなのは6巻なのだが、「さようならドラえもん」ではなく、「台風のフー子ちゃん」に最も感動する。心が荒んできたりささくれ立ったときは、ドラえもんの6巻を開いて気を落ち着かせることもある。

余談だが私が日記で書いている文型の一部は、ドラえもんの影響も受けている。短期間でオチを作るところは、同じ人気連載漫画ののらくろも参考になる。かと言ってこの日記にはネタやヤラセはないので念のため。やや誇張して書くことはあるが(^^;)

2005/08/20(土) 新たな趣味
競馬友達の日記に、競馬熱が冷めたことが綴られていた。他の友達でも、最近競馬から離れていく人が多い。理由はさまざまだろうが、自分自身でも公営ギャンブル離れを感じている。福岡に住んでいる限り競艇から断絶した生活はないだろうが、競艇や仲間の集う小倉競馬は別として、他のギャンブルに足繁く通う日々は徐々に遠のいているように感じる。

しかし多趣味の私なので、そのままぽっかりと趣味を失って時間を持て余すわけではなく、また何かを見つけて没頭するだろう。趣味とは何にしろ経済的な圧迫は避けられないとはいえ、なるべくお金がかからない方がいい。次に考えているのは、西鉄バス廃線のバス停跡の探訪と、ロイヤルホスト全店制覇である。

なぜ西鉄かといえば、昔を知る土地だけになくなった路線には愛着があること。しかし将来何らかの理由で福岡を離れることになれば、断念せざるをえない。ロイヤルホストの方は全国にあるので、国内であれば引越ししても対応できるし、旅先で探訪することもできる。予算的にはジョイフルの方が楽だろうが、地域が偏っているし、ロケーションも不便なところが多い。ロイヤルホストは空港や高速にもあり、それらは店の雰囲気や営業スタイルも違い、訪ねる方もマンネリ化せずにすみそうだ。

なぜにロイヤルホストかといえば、私と妙な縁があるからだ。まずは幼少期に住んでいた東京の馬事公苑のそばに、1975年頃にすでにロイヤルホストがあったこと。その後福岡に帰り進学で上京した先の三鷹に東京1号店があったこと、福岡市内十数店舗のうち、数店舗は我が家から半径2キロほどのところにあることなどの縁深さで、逆に言うと身近なところから挑戦でき、ある程度の数までは楽に行けそうとも言える。新店や閉店に拘ることをしなければ、大げさにいえば年を取るまでライフワークとしてもできそうなことだ。

古くから継続している趣味に魚釣りがあるが、意外にコストがかかる上に釣れないときの空しさは大きい。釣れない日があるからこそ釣れれば楽しいし自然の中に身を置くのもいいのだが、天候に左右されるのも辛いところ。何かの収集は荷物になるし場所を取るしで、体を動かすことの方がいいだろうということで、上記の2つが浮かんできたのである。以前、高校生の頃に某パンメーカーの商品の袋をひたすらに収集している同級生がいたが、趣味というものは他人に踏み込めない孤高の部分があるものだ。なので他人がどうこう言おうと、走り出したら止まらない。ということで、そろそろゲーセンにでも行くかな(笑)
(写真は空港内のロイヤルホストの窓からの風景)

2005/08/19(金) 量より涼でしょ
今日は午前中に見送りのため空港へ。夏休み中のためか人の多いこと。それにしても空港のみやげ物屋は高い。地下鉄で空港へアクセスされる方は、博多駅構内でみやげを買い揃えた方がいいと思う。博多駅のデイトスなら、五島うどんが300円で買えるし、おきゅうとは200円しない。

帰りは高い地下鉄を空港から博多駅までたった2駅で250円盗られるのは損した気分なので、最長区間を乗り赤坂へ。赤坂といえば赤坂門市場の「ふきや」もいいが、この暑さで鉄板のある店は辛いのでやめておこう。他にも「泰元」から「元祖長浜屋」まで赤坂近辺のランチゾーンは幅広いが、結局、いけすを囲んだカウンターに涼を求めて「稚加栄」へ落ち着いた。ゲームセンターの競艇ゲームの競走水面よりも広いいけすが涼しい。こちらも夏休みとあってすごい人。12時過ぎに行くと待ち客であふれていたので、用事を済ませて13時過ぎに再訪してなんとか座れた。

なぜか20代後半以上の女性客が多い。隣りの席の2人組は観光客らしく、写真のようなボリュームたっぷりの和昼食のほかにイカの姿造りを注文していた。後造りの天ぷらまで食べられるのかといらぬ心配をしていたが、最後は箸を持つ手がヨレヨレになりながらも完食していた。反対側の隣りのオバハンは、すごい勢いで卓上の明太子を消費していく。あっという間にチューブが空になり、見かねた仲居さんが新品を補充してくれたが、またまたブリブリと搾り出しそれさえも半分くらい食らっていた。勝手にホームページで明太子食べ放題とか書いている責任を感じる。ご利用は計画的に(^^;)
(写真はきのうの和昼食)

2005/08/18(木) 豊後の幸
今日は小国へ出かけた際に仕入れた食材で自炊。
田舎には、国道や県道沿いに現地の野菜や果物を信じられないくらい安く売る店があるものだが、玖珠町にあったその手の店では、アスパラが3把100円、オクラやししとうは1袋50円など激安だった。都会のスーパーでは輸入物でさえそんな安さではない。

それらの野菜はサラダにして、他になぜか道中のコンビニで売っていたハヤの甘露煮を添えたのが今日の昼食。ハヤなんぞの下魚をなぜ買ったのか自分でも不思議だが、骨が柔らかく味も山椒や生姜が効いてしっかりしみていて美味かった。ハヤというのはオイカワやウグイ、カワムツ、アブラハヤなど中流域に住む小型の細長い淡水魚を差す曖昧な言葉だが、この甘露煮はどうもモツゴ(クチボソ)のようだ。スーパーファミコンのソフト「釣り太郎」では、もっとも簡単に釣れ、ポイントを稼ぐための魚なのだが(^^;)

2005/08/17(水) 品のいい運転手
飲み物でも買おうと思ってコンビニの駐車場に車を止めた。隣にも車が止まっていたが、運転席に誰か居る気配がする。そこまではよくあることだが、よく見ると座っているのは犬ではないか。品のいいダルメシアンが、精悍な顔をして運転態勢に入っている。

そういえば犬は盲導犬や警察犬など、人間社会に入り込んで重要な役職を与えられ活躍している。警察犬がいるのだから、犬も免許を取れるようになったのか。運転免許試験は○×方式だから、○と×さえ書けりゃ合格するのも無理ではない。そういえば魯迅作「阿Q正伝」の主人公阿Qは、文盲なので裁判のときにサインの代わりに○を書いたっけ。猫はその昔「なめ猫」が免許を持っていたが、犬はひょっとすると彼が免許第一号かもしれないので写真を撮っておいた。

コンビニの店内で買い物をしているうちに車はなくなっていた。またそのうちにどこかのコンビニで逢うかもしれない。今度逢ったら連れの者が何を買っていたかをチェックしておこう。

2005/08/16(火) ゆらりふらり
きのうはその後、南小国町の「ゆらりふらり」で昼食。ここのご夫妻は、以前私の家の近くで「天井桟敷」という、大正築の家屋を利用した洒落たパブをされていて、一時期ボトルを入れて毎日のように通っていた店だ。天井桟敷の店は現存するが、経営が変わり店の営業形態も変わったのでもう何年も行っていない。

福岡から小国へ越して早8年になるそうだ。渓流釣りや寺山修司の話に花を咲かせたのがもう8年以上も前かと思うとため息が出る。8年ぶりに再会するとさすがに長い時間が過ぎたという感じがしたが、ご夫妻の元気そうな姿と、変わらぬ料理の腕に安心した。元々あまり洋食を好まない私だが、ご主人の作るグラタンやパエリアは別格で、この日も久々にパスタやピザを食べたが、最近少食でありながらピザなどはあまりの美味さに、1枚を10分足らずで一気に平らげてしまった。こんなに美味いピザは久しぶりにいただいた。

店はちょっとわかりにくい場所にあるが、黒川温泉からも近く、きのうは盆休みの時期もあってか、席につくまで少々待つほどの混みよう。繁盛しているようで何よりだ。テラスからは久住の山々が目前に見える。テラス席に着いた客は、居心地のよさから長居する傾向にあるようだ。真夏でありながら、吹き抜ける風が涼しくエアコンなどはないが快適。

ホームページを見てみると、グレーの可愛らしい猫ロンロンの写真がある。てっきりコラットかロシアンブルーのような純血種かと思っていたら、その辺にいた猫を育てるようになったらしい。人(猫)は見かけによらないものだ。小国に越してきて一番幸せなのはその猫かもしれないと、ご夫人が言われていた。小国の自然を満喫して、近くで野うさぎを捕まえたりして狩猟本能を存分に発揮しているらしい。都会育ちの私は、小学生の頃までうさぎとは白い生き物だと思っていたほど自然には縁遠い日々を過ごしてきた。私には出来ないこととわかってはいるが、自然の中で暮らすのは羨ましいと思わずにはいられなかった。
http://www.age.cc/~yurafura/

2005/08/15(月) 小鹿田焼
今日は日帰りで熊本の小国まで行ってきました。
私が小国へ行くときは、まず東区の自宅から飯塚へ出て、嘉穂、小石原と通り下道ばかりで日田に出ます。今日は日田へ行く途中に小鹿田焼(おんたやき)の窯元を覗いてきました。

小鹿田焼は小石原焼の流れを汲む作風で、飛びカンナの模様などが特徴的。谷川の水を利用した唐臼で土を砕き、薪をくべて登り窯で焼くという昔ながらの技法を今も守っています。国の記念保存文化財に指定されているそうで、10軒ほどの窯元ですがちょっとした駐車スペースもあり、バスは日田市内から1時間に1本程度出ているようで、地元ではそれなりの観光地となっているようです。

ここへ来ると、大地から集めた土と、川の流れを生かした唐臼と、山から取った薪などの自然の恵みが焼き物になるという仕組みが実によくわかるようになっています。近代化された工場などで器が量産される一方で、こうして手作りで土をこねて作られているものがしっかりとこの時代にも残っていることに、少し安堵したりしました。

2005/08/14(日) 役人には緊箍呪を
東京都内で震度5強を記録する地震が起きた7月23日、都庁から徒歩30分圏内にある災害対策住宅に入居し、当日待機当番だった職員が登庁しなかったことが発覚し、該当する20人は災害対策住宅から退去させられることになったという。ノミ屋の当番だって、花札やサイコロしてでも電話番をしているというのに(^^;)

件の職員はポケットベルを携帯していなかったり、連絡に気づかなかったなどと弁明しているそうだが、要は危機意識が欠けていたということだろう。相応の任務を担い報酬を得ている上にそのための住居にいるからには、責任感を常に持つのが当然かと思う。もし急病で我が身が危うくなり、そのときに救急担当医に連絡がつかなかったらと考えると、ポケットベルは命綱以上の存在ということになるわけで。

ある放送局の仮眠室は、仕事の時間になると放送局ならではの重低音かつすごい音量のベルが鳴り、その音を消すためには違う階まで移動してボタンを押さなければならないという。さすがにそれから階段を上ってまで二度寝する気にはならないらしい。鉄道員の場合は、時間になると体が起き上がるように空気で膨張する枕を敷いて寝たり、ベッドの角度が上がる仕組みになっていると聞く。災害対策住宅の場合は孫悟空の緊箍呪(頭の輪)のように、どこへいても必ず感じるような細工をしてみるのもよかろう。それともギル教授に悪魔の笛を吹いてもらうか。

2005/08/13(土) 盆帰り
いつもと変わらずに仕事に出ていると疎くなるのだが、世間では盆らしい。今日は市内で車を運転していても、慣れない運転の車にずいぶんいく手を遮られた。それもある意味盆らしいことか。

ところで私の部屋の机の上には、以前一緒に暮らしていた犬の写真がある。もう25年ほども前になるが、私としてはそれが最後に暮らした犬なので、その存在を忘れないよう、そしてその頃まだ小さかった私は、おそらくずいぶん犬の嫌がることをしただろうから、その反省を込めて今一緒に暮らしている猫にそんな思いはなるべくさせないようにという気持ちもあって、古びた写真を飾っているのだ。

その犬は生死をさまようほどの大病から救ってやった飼い主にさっぱりなつかずに、ある日家出したまま帰らぬ犬となったほど稀代のバカ犬だったのだが、気のいい性格が憎めない愛すべき犬だった。今思えば幼い私はずいぶん犬の嫌がることをしたという記憶があるが、あの気のよさならきっと許してくれているのではないかと心の中で甘えさせてもらっている。

年齢は私の7歳ほど下なので生きている可能性はないに等しいが、盆の時期にはこうして日記にでも書いて弔わなければならないだろう。菊田まり子さんの「いつでも会える」に描かれているように、ある日突然別れが来ても悔いがないように、今暮らしている愛猫シルヴィや、通勤途中に通る家の犬や、追いかけている競走馬や、人間を含む周囲のすべての生き物に対して心ある付き合いをしていかなければと考える時期である。

2005/08/12(金) クールビズとやらには無縁ですが
きのう電気メーターの検針があり、電気使用料と請求予定額が書かれた紙がドアポストに入っていた。
8月分の使用量は234kwhで、去年同月よりも2割以上減っている。水道と違って意識して倹約したつもりはないのだが、今年は冷房を使うときに27℃のドライにしているのが効いたか。去年までは26℃だった。

今年の夏が去年より涼しいとは思わないのだが、あまり冷房に頼らなくなったのは、徐々に加齢していくことで冷房が体に悪いことを感じ始めているからかもしれない。元々ケチなので携帯電話の充電はほとんど職場でしているし、パソコンなど使用しないときはこまめにコンセントを抜いているので、考えられるのはエアコンくらいである。

今のマンションへ越してくる前に住んでいた東京のアパートには、冷房どころか風呂もなく、夏場は銭湯から歩いて帰ってくるうちに汗だくになったりしたものだ。ここへ越してきた直後はやっと冷房が付いたということもあり、夏場は常に19℃の強風で寒くなるまでフル稼働だった。買ったばかりのバイクや車で、あちこちへ出かけたくなる気分のようなものか。

そう考えると、10年ほどかかってようやくまともな使い方になったということだろうが、これまで無駄な電気代を莫大に納めていたかと思うと複雑な気分。しかし生活の中にまだまだ無駄があるだろうから、さらなる圧縮を試みようと思う。
(写真はエアコンの近くのマガジンラックに乗り涼む愛猫シルヴィ)

2005/08/11(木) 100円で身を削る?
愛知県の23歳の女が自分の裸の写真などを携帯電話の電子メールに添付して売っていたとして逮捕されたらしい。それ自体はよくあることだろうが、今回は20枚を2000円、つまり1枚当たり100円ほどという安い値段がマスコミの餌食になったようだ。

この女は美容師見習いで月給が9万円しかなく、生活苦ゆえの蛮行のようだが、実際美容師やその見習いは給料がすこぶる安い。水商売の扉をたたく女性の職業の上位には、決まって美容師やその卵が常にいる。私がしていた店(ラウンジ)の従業員も、登録していた人数の半分がそうだった。実際彼女らに聞いてみると、元々人好き、話好きの多い職業なのと、給料が安いのが理由だろうと言っていた。女性が多い職場で、異性に飢えていることもあるだろう。さらなる理由は職業蔑視になってしまうので書くまい。

それにしても23歳のうら若き乙女の裸の写真が100円とは安すぎると考えがちだが、その手の市場では他の市場と同じく質によって値段は変わるので、一概に安すぎるとは決め付けるのは早計だろう。一口に若い女性と言っても、ビジュアルや体型によって市場価値は異なる。しっかりした営業内容の夜の店では、求人誌などに募集を載せることはあまりしない。実際に見てからでないとどれほどの戦力かわからないからで、容姿端麗な働き手は街角に立つスカウトが連れてくるのである。求人募集を見て働きたがって来るのは、逆に言えば大半がご遠慮願いたいレベルなのだ。

嘘かホントか、福岡の清川あたりには「100円ババア」という淫売がいるという噂があるが、逮捕された女は「100円ネーチャン」ということになるのか。今は100円で鍋から時計まで買える時代なので、100円も決して安くはないかもしれない?

2005/08/10(水) 今月2度目のゲーセンへ
今日は黒崎や八幡へ行ってきたが(福岡ローカル日記参照)、最後は都会の小倉へ出た。八幡の中央町くらいでは、夜の遊興はいまひとつ盛り上がれないのだ。遊興といってもボトルを入れたりハッスルしたりという派手な遊びではなく、今回は細々とした出費で満喫できる遊びをしようとゲーセンへ(^^;)

小倉には、2本立てで千円(メンズ、レディースデーなら800円)という名画座もあるが、時間が合わなかったので今回は見送った。ゲーセンではいつも景品をたくさんとって荷物になるので、今宵は先に「大丸」で雀球やアレパチをして遊んだ後、軽く呑んでからゲーセンへ出撃した。景品を持って帰るのもいいものだが、景品を掴み揚げる達成感は独特のものがある。

とはいえ、もちろん自分が欲しそうなものしか狙わないのは当然。今日は写真のほかに、猫の肉球型キーホルダーもゲット。うちの猫より触り心地のいい肉球である(笑)

2005/08/09(火) 伊佐美と塩せんべい
お客さんから芋焼酎の「伊佐美」をいただいたので飲む。
ここのところ、家では芋焼酎は「なかむら」ばかり飲んでいた。口に合わないのでなかなか減らない。「なかむら」と比較して今さらながら実証されたが、「伊佐美」はかなり飲みやすい。芋の匂い云々ではなく、アルコールくささが感じないほどまろやかにまとまっているのだ。「なかむら」はどうしても醸造用アルコールのようなツンとした匂いが鼻につく。

日本酒でもそうだが、飲みやすい酒はどんどん飲める。安い酒のように、少量で酔うことができないのは贅沢なところか。今回のつまみは塩せんべい。沖縄に古くからあるおやつだが、たまにむしょうに食べたくなり、天神のわしたショップ(沖縄のアンテナショップ)へ買いに行く。

本来、塩せんべいにはビール(とりわけオリオン)が合うのだろうが、これだけ暑いと芋焼酎のロックにもよく合う。芋焼酎を飲むときは、季節を問わずいつもロックだ。いい焼酎は水やお湯で割って飲むような飲み物ではないと私は思っている。

2005/08/08(月) それは焼肉から始まった
ヤクルトスワローズがようやく目覚めた。阪神、中日と上位チームに6戦5勝。最後の1試合も途中までリードしていたが、後半の中日の底力に屈してしまった。古田を休ませたのと、同点の中盤にいい投手を出し渋ったのが残念。しかしその後の読売3連戦で3タテ。きのうのテレビ中継では、解説の達川が先発投手の充実を理由に、ヤクルトにも優勝の目が残されていると発言。上位2チームが星の潰し合いをする展開を期待しよう。

12球団で1番貧打のツバメ打線だが、きのうまでの23イニング連続安打は日本記録だそう。リグスの連続安打はヤクルトではマニエル以来らしい。もともとリグスのバッティングセンスは高く、阪神戦の決勝アーチのときに意外性をいわれていたが、私はひそかに期待していた。守備はそんなに下手そうに見えないし、やる気のない鈴木を使うよりいいだろう。

10日前の7月29日には今季最多の借金5まで沈んでいたが、8月1日の移動日に遠征先の名古屋で、選手、裏方スタッフ総勢45人が集まり焼肉決起集会をしたという。今の快進撃は焼肉から始まったようだ。焼肉で連勝できるのなら安いものだ。また負けだしたら焼肉を食べればいい。すたみな太郎のランチくらいなら奢ってもいいよ(笑)

2005/08/07(日) 今月もまたもやゲーセンへ
小倉競馬を満喫した後はいつものゲーセンへ。小倉の町では祭りの最中なので、パチンコ屋でいう甘釘のような景品を取り易い状況ではないかと期待していたら、実際狙い目だった。ラジコンカーが簡単に取れそうだ。実際100円であっさりゲット。そして次の100円でまたゲット。結局4つも取ってしまった(^^;)。アルバイト風の店員も、次々に景品を補充しなくてはいけないのでうんざりした様子だった(笑)

他にはしっかりした煙草ケースをゲット。携帯電話ケースに使えそうだ。このゲーセン、1プレイ100円のクレーンゲームが多く良心的なのだが、最近やや景品を取りにくくなって客が離れていたため少し甘くした様子。ラジコンカーはもっと取れそうな感じだったが、荷物になるのでこの辺で勘弁しておこう。

このラジコンカーにはクイックドライブ機能というのが付いていて、加速できるのがポイント。この手のゲーセン景品のラジコンカーは中国製が主だが、巷の中国製品より仕上がりはいい。ライトも付くし、コントローラーがスケルトンであるなどデザインも凝っている。

2005/08/06(土) 小倉らしい夕立
今日は1週間ぶりに小倉競馬へ。
今開催の小倉競馬は「土曜日に競馬場へ行こう」と題してスタンプラリーを行っていて、3つ貯まったので抽選器を回し末等の小倉ターフィーをもらった。その場で見ていると、抽選した人が全てそれを貰っていた。ハズレはあるのだろうか。

今日はチーム小倉は地元のsayaちゃんだけ。最近は名古屋と福岡の比較文化の話で盛り上がる。名古屋の人は高くてもお金をためていい物を買い、大事に長く使う。福岡の人は目先の欲しいものにすぐに飛びついてしまうというような話になった。前回の小倉で行ったおでんの「大太鼓」へ名古屋人を連れて行き、味噌のないおでんもなかなかいけることを伝えられたようだ。後半は久々にエモさんも合流。エモさんの雨男ぶりをのちの空模様が実証することに。

今日の入場者は8千人ほどと少なめ。メインレースの時間に突然雲行きが怪しくなり、最終レースの頃には土砂降り。雷鳴があちこちで光り、場内からも悲鳴が上がっていた。60年前の小倉は曇り空ゆえに原爆投下が見送られたが、この時季の小倉の空模様は本当に変わりやすい。おかげで帰る時間にはずいぶん涼しくなり、祭りで賑わう小倉の街も全然鬱陶しく感じなかった。
(写真は行きの高速バスの前方に見た馬運車)

2005/08/05(金) 節水の効果
節約ネタが出たところで、節水の話である。
私の住むマンションでは、水道の検針は2ヶ月に1度。きのうは6月初旬以来の検針日だった。6月も今では遠いことのようだが、その頃は福岡で水不足が騒がれ出した頃で、例年よりも節水に気を配った月である。しかも我が家の水道料金は、その月入居以来初めて最低の基本料金である13立方メートルを突破して、14立方メートルとなってしまった。これは体力強化プロジェクトにより日々の運動量が増え、風呂やシャワーを浴びる頻度が増えたためだが、一線を越えたため従来の基本料金を何百円か超えてしまった。そこで再び基本料金内に抑えようと節水を始めた。

そこへ来て水不足が騒がれ出したので、節水の気運も高まり効果絶大だった。効果的だったのはシャワーを浴びるとき、石鹸やシャンプーを泡立てる際に水を止める習慣をつけたことだが、歯磨きや洗い物のときにも水を止めるクセをつけた。トイレを流すときも全部流さずに効率よく水を使うことにした。結果この2ヶ月の使用水量は10立方メートルに縮小。1ヶ月当たり1立方メートルの節水を果たしたわけだが、これまでずいぶんと無駄水を流していたということになる。

全ての世帯で1ヶ月当たり1立方メートルの節水が出来たら、水不足のときなどはかなりの効果になるだろう。何十年間もその無駄に気づかなかった自分が偉そうに言えることではないのだが。

2005/08/04(木) 節約主婦との接点
「徹子の部屋」に橋本志穂が出ていた。徹子の部屋に出るほどのタレントになったのだなぁとしみじみ。この人、福岡の出身なのだが、ご実家は豆腐屋さん。双子のお兄さんがいて、中洲でラウンジをしていた頃、よく飲みに来てくれたものだ。お兄さんの一方は天神の西通りで「ルーツ」という洒落た店をされている。

橋本志穂は元々福岡のローカル局アナだったのだが、ガダルカナルタカと結婚を機に上京し、今やバラエティ色の濃いタレントになった。その活動状況は公式サイトに詳しいが、タレントの公式サイトでありながらジオシティズのフリーページなのが、噂に違わぬ節約主婦である。見たところ、いかにも本人が手作りで作ったという感じが出ていて、ブログを始めどれもマメに更新しているようだ。私のメインサイトと同じジオでもあるし、私も見習わなければならない部分があると感心した。

サイトの中に「お気に入り」のコンテンツがあり、福岡の店も紹介されているが、このサイトでも紹介している店といくつも被っているのにシンパシーを感じてしまう。基本的に「安くていい物」というコンセプトが、このサイトと節約主婦の彼女と共通しているのかも。おまけにリョーユーの「マンハッタン」という菓子パンまで載っている。そういえばこの日記も「マンハッタン」をネタにしたこともあったなぁ。
(URLは橋本志穂公式サイト)
http://www.geocities.jp/hashimotoshiho2005/

2005/08/03(水) 広島の熱い夜
昨夜は首位の阪神−横浜戦も、2位の中日−ヤクルト戦も(地上波では)テレビ中継はなし。仕方なく広島−読売戦をテレ朝系で見ていた。上記の優勝争い2カードではなく、最下位決定戦しか中継しないとは何ともアホらしい。しかし見ていると、これが年に1度くらいしか見られないほど面白い試合だった。接戦といえば聞こえはいいが、80年代のヤクルト−大洋戦を思い出させるレベルの低い接戦で、ピッチャーの非力さや守りの乱れなどで次々に点が入る中身は薄い試合だった。しかし9回までに、追いつかれ、突き放され、逆転し、という展開が何度もあり目が離せない内容だった。

さらに延長11回に1点入れられた広島が、その裏に2ランで逆転サヨナラ勝ち。主力選手が何人も抜け、守備固めや下位打線の力で試合を決めるという意外な展開にも驚いた。そもそも9回に入るまですでに22時を過ぎる遅々とした流れで、試合時間は5時間超、試合終了は23時半近かった。1度は6点差あったのを追いついて延長でようやく逆転した読売にとっては、相当疲れが残る結果だったろう。

広島市民球場に集り遅くまで残ったカープファンは、さぞ嬉しかったことだろう。これだけ不甲斐ない試合内容でありながら、最後まで応援を続けたのは真のファンである。市民球場は市内中心部にあるとはいえ、帰りの交通機関の心配など大変だし、平日だから明日の仕事や学校もきついだろうに。でもアンコールの多いコンサートを見たら得したと感じるように、同じ入場料なら長く見られてよかったとも言えるか。

テレ朝系の地上派の放送は21時半ころに打ち切られたが、BS朝日で試合終了まで中継された。この試合は特に最後の部分が面白かったわけで、私の方はケーブルテレビに加入してよかったと思った次第である。東尾、栗山、村田、西村という、本線ではない裏読みと本音主体の解説も、少し投げやり加減でいい味出していた。

2005/08/02(火) イミテーションゴールド
今日は夕方までわりとヒマだったので、腕時計をバラして遊んでいた。メーカー品の時計はむやみにいじることはしないが、ゲームセンターの景品やブランドのコピー商品はどういう中身か開けてみることは楽しみのひとつである。

クオーツ(電池式)の場合は、裏蓋を開けてもどれも似たりよったりなのであまり面白味にかけるが、機械式の場合はどこの国のどのレベルのものが搭載されているか興味深い。ゲーセン景品の場合は十中八九中国製の名もないムーブメントだが、コピー商品の場合は物によってはセイコーやシチズン、オリエントなどわりとまともなムーブメントが仕込まれていることもある。

写真は偽ロレックスのムーブメント。韓国の偽者銀座イーテウォンで十数年前に6千円ほどで購入。当時にしては高い部類の偽者だった。韓国人の友人を連れていたので、べらぼうにボラれたということはないと思う。買った店は、まるで007の映画に出てくるように、陳列棚をずらしたところに秘密の入口があり、その奥に別室が隠れていてそこに偽時計やバッグが隠されていた。

写真を見るとわかるが、中身はRADOと書かれてある。今こそ落ち目だが、RADOはかつてはスイスの中堅メーカーだった。しかし純正のロゴとは明らかに違う文字。「RADO 17JEWELS SWISS」とあるが、自動巻きの時計で17石(せき)というのは考えにくい。石というのは金属部分の摩耗を軽減する目的で、一方の軸の部分に使用される受石のことだが、手巻きに比べて動きの大きい自動巻きは、最低でも25石あるはずなので、RADOの文字というよりムーブメント全体が偽者だろう。おそらく韓国内か香港あたりで偽者専門に生産していると思われる。

とはいえ名もないムーブより、裏蓋の中まで偽者に細工してあるとは、なかなか洒落ているではないか。機能面でも、午前0時になった瞬間に日付けと曜日が一瞬でパチンと変わるところなど、細かなところにも気を遣ってある。偽者作りにもこだわりがあるということか。精度も日差15秒ほどと、飲み屋のネーチャンを騙すための、夕方から夜更けまでしかつけない時計にしては十分な精度である。

そう考えると6千円というのは、まずまずいい買い物だったかもしれない。このときにもうひとつ偽クリスチャンディオールのクオーツを買ったのだが、どちらも今でも問題なく時を刻んでいる。さすがは韓国の偽者銀座イーテウォン・ブランドである(笑)

2005/08/01(月) ぺヤング九州上陸
カップ焼きそばといえばぺヤングである。私が小さい頃から九代目桂文楽の「顔は丸いが味はまろやか」というインパクトあるテレビCMが鮮烈で、主に東京12チャンネルやNETテレビ(今のテレビ朝日)のいわゆる「2ケタチャンネル」ばかりで流れていたというのに、インスタント焼きそばの主力商品の地位をしっかりと確立している。

とはいっても関東での話。関西以西ではほとんど知られておらず、関東を中心としたローカルブランドなのである。群馬の伊勢崎に本社があるようだが、いまどき公式サイトがないというアナログな会社である。同じ関東で似た路線では「ニュータッチ」ブランドのヤマダイがあるが、こちらは公式サイトもあるし九州でもたまに見かける。マイナー系100円ショップでねぎらーめんが売っていたので、思わず買ってしまったことがある。

さてぺヤングに話を戻すと、今月あたりから福岡のセブンイレブンで販売するようになった。通常のサイズより大きめのBIGサイズだが、果たして福岡でどれだけ売れるのか気になるところである。私が東京から福岡に転勤になったとき、神奈川の支店の女性(といってもパートのご婦人方だが)が、福岡までぺヤングをケースで送ってくれたことがあるので、ぺヤングは私の思い出の品である。お返しに島本食品の明太子を贈ったが、どちらもローカルブランドの実力派というポジションか。

カップ麺で言えば、ぺヤングはこちらではさしずめマルタイかサンポーといったところか。マルタイは部分的に全国進出しているしヒット商品がいくつか分散しているので、「焼豚ラーメン」一発屋の感のあるサンポーが該当するポストだろうか。いずれにせよ、ローカル商品は普段手に入らないと思うから有難味があるのであって、いつでも入手できるとわかって売れるのは至難の業だろう。ぺヤングには九州で流布してほしいと願っているが。
(URLはぺヤング愛好会というぺヤングのファンサイト)
http://www.dorarin.net/peyoung/index.html


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