|
2005/08/01(月)
ぺヤング九州上陸
|
|
|
カップ焼きそばといえばぺヤングである。私が小さい頃から九代目桂文楽の「顔は丸いが味はまろやか」というインパクトあるテレビCMが鮮烈で、主に東京12チャンネルやNETテレビ(今のテレビ朝日)のいわゆる「2ケタチャンネル」ばかりで流れていたというのに、インスタント焼きそばの主力商品の地位をしっかりと確立している。
とはいっても関東での話。関西以西ではほとんど知られておらず、関東を中心としたローカルブランドなのである。群馬の伊勢崎に本社があるようだが、いまどき公式サイトがないというアナログな会社である。同じ関東で似た路線では「ニュータッチ」ブランドのヤマダイがあるが、こちらは公式サイトもあるし九州でもたまに見かける。マイナー系100円ショップでねぎらーめんが売っていたので、思わず買ってしまったことがある。
さてぺヤングに話を戻すと、今月あたりから福岡のセブンイレブンで販売するようになった。通常のサイズより大きめのBIGサイズだが、果たして福岡でどれだけ売れるのか気になるところである。私が東京から福岡に転勤になったとき、神奈川の支店の女性(といってもパートのご婦人方だが)が、福岡までぺヤングをケースで送ってくれたことがあるので、ぺヤングは私の思い出の品である。お返しに島本食品の明太子を贈ったが、どちらもローカルブランドの実力派というポジションか。
カップ麺で言えば、ぺヤングはこちらではさしずめマルタイかサンポーといったところか。マルタイは部分的に全国進出しているしヒット商品がいくつか分散しているので、「焼豚ラーメン」一発屋の感のあるサンポーが該当するポストだろうか。いずれにせよ、ローカル商品は普段手に入らないと思うから有難味があるのであって、いつでも入手できるとわかって売れるのは至難の業だろう。ぺヤングには九州で流布してほしいと願っているが。 (URLはぺヤング愛好会というぺヤングのファンサイト) http://www.dorarin.net/peyoung/index.html
|
|
|
|