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2005/08/11(木)
100円で身を削る?
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愛知県の23歳の女が自分の裸の写真などを携帯電話の電子メールに添付して売っていたとして逮捕されたらしい。それ自体はよくあることだろうが、今回は20枚を2000円、つまり1枚当たり100円ほどという安い値段がマスコミの餌食になったようだ。
この女は美容師見習いで月給が9万円しかなく、生活苦ゆえの蛮行のようだが、実際美容師やその見習いは給料がすこぶる安い。水商売の扉をたたく女性の職業の上位には、決まって美容師やその卵が常にいる。私がしていた店(ラウンジ)の従業員も、登録していた人数の半分がそうだった。実際彼女らに聞いてみると、元々人好き、話好きの多い職業なのと、給料が安いのが理由だろうと言っていた。女性が多い職場で、異性に飢えていることもあるだろう。さらなる理由は職業蔑視になってしまうので書くまい。
それにしても23歳のうら若き乙女の裸の写真が100円とは安すぎると考えがちだが、その手の市場では他の市場と同じく質によって値段は変わるので、一概に安すぎるとは決め付けるのは早計だろう。一口に若い女性と言っても、ビジュアルや体型によって市場価値は異なる。しっかりした営業内容の夜の店では、求人誌などに募集を載せることはあまりしない。実際に見てからでないとどれほどの戦力かわからないからで、容姿端麗な働き手は街角に立つスカウトが連れてくるのである。求人募集を見て働きたがって来るのは、逆に言えば大半がご遠慮願いたいレベルなのだ。
嘘かホントか、福岡の清川あたりには「100円ババア」という淫売がいるという噂があるが、逮捕された女は「100円ネーチャン」ということになるのか。今は100円で鍋から時計まで買える時代なので、100円も決して安くはないかもしれない?
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