日常日記
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2005/08/13(土) 盆帰り
いつもと変わらずに仕事に出ていると疎くなるのだが、世間では盆らしい。今日は市内で車を運転していても、慣れない運転の車にずいぶんいく手を遮られた。それもある意味盆らしいことか。

ところで私の部屋の机の上には、以前一緒に暮らしていた犬の写真がある。もう25年ほども前になるが、私としてはそれが最後に暮らした犬なので、その存在を忘れないよう、そしてその頃まだ小さかった私は、おそらくずいぶん犬の嫌がることをしただろうから、その反省を込めて今一緒に暮らしている猫にそんな思いはなるべくさせないようにという気持ちもあって、古びた写真を飾っているのだ。

その犬は生死をさまようほどの大病から救ってやった飼い主にさっぱりなつかずに、ある日家出したまま帰らぬ犬となったほど稀代のバカ犬だったのだが、気のいい性格が憎めない愛すべき犬だった。今思えば幼い私はずいぶん犬の嫌がることをしたという記憶があるが、あの気のよさならきっと許してくれているのではないかと心の中で甘えさせてもらっている。

年齢は私の7歳ほど下なので生きている可能性はないに等しいが、盆の時期にはこうして日記にでも書いて弔わなければならないだろう。菊田まり子さんの「いつでも会える」に描かれているように、ある日突然別れが来ても悔いがないように、今暮らしている愛猫シルヴィや、通勤途中に通る家の犬や、追いかけている競走馬や、人間を含む周囲のすべての生き物に対して心ある付き合いをしていかなければと考える時期である。


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