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2005/08/14(日)
役人には緊箍呪を
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東京都内で震度5強を記録する地震が起きた7月23日、都庁から徒歩30分圏内にある災害対策住宅に入居し、当日待機当番だった職員が登庁しなかったことが発覚し、該当する20人は災害対策住宅から退去させられることになったという。ノミ屋の当番だって、花札やサイコロしてでも電話番をしているというのに(^^;)
件の職員はポケットベルを携帯していなかったり、連絡に気づかなかったなどと弁明しているそうだが、要は危機意識が欠けていたということだろう。相応の任務を担い報酬を得ている上にそのための住居にいるからには、責任感を常に持つのが当然かと思う。もし急病で我が身が危うくなり、そのときに救急担当医に連絡がつかなかったらと考えると、ポケットベルは命綱以上の存在ということになるわけで。
ある放送局の仮眠室は、仕事の時間になると放送局ならではの重低音かつすごい音量のベルが鳴り、その音を消すためには違う階まで移動してボタンを押さなければならないという。さすがにそれから階段を上ってまで二度寝する気にはならないらしい。鉄道員の場合は、時間になると体が起き上がるように空気で膨張する枕を敷いて寝たり、ベッドの角度が上がる仕組みになっていると聞く。災害対策住宅の場合は孫悟空の緊箍呪(頭の輪)のように、どこへいても必ず感じるような細工をしてみるのもよかろう。それともギル教授に悪魔の笛を吹いてもらうか。
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