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2005/08/15(月)
小鹿田焼
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今日は日帰りで熊本の小国まで行ってきました。 私が小国へ行くときは、まず東区の自宅から飯塚へ出て、嘉穂、小石原と通り下道ばかりで日田に出ます。今日は日田へ行く途中に小鹿田焼(おんたやき)の窯元を覗いてきました。
小鹿田焼は小石原焼の流れを汲む作風で、飛びカンナの模様などが特徴的。谷川の水を利用した唐臼で土を砕き、薪をくべて登り窯で焼くという昔ながらの技法を今も守っています。国の記念保存文化財に指定されているそうで、10軒ほどの窯元ですがちょっとした駐車スペースもあり、バスは日田市内から1時間に1本程度出ているようで、地元ではそれなりの観光地となっているようです。
ここへ来ると、大地から集めた土と、川の流れを生かした唐臼と、山から取った薪などの自然の恵みが焼き物になるという仕組みが実によくわかるようになっています。近代化された工場などで器が量産される一方で、こうして手作りで土をこねて作られているものがしっかりとこの時代にも残っていることに、少し安堵したりしました。
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