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2005/09/30(金)
チリも積もれば
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明日から福岡市では一般家庭用ゴミ収集が有料になる。人口の増加とともに、文化の繁栄とともにゴミの量が増えてその処理が追いつかなくなっていくという理屈はわかるのだが、今までタダだったものが、突然有料になるというのはどうにも納得できないものだ。とはいえゴミを出さないわけにはいかない。マンション住まいなので、燃えるゴミを焼くこともできないし、結局は金を払って捨てるしか方法はない。
出来ることといえばゴミを減らすことか。チリ紙は全てトイレットペーパーにしてトイレに流してしまいたい気分であるが、常識的に考えると、減らせるものは古新聞や牛乳パック、生鮮品のトレイなどだろう。スーパーに持っていけば引き取って再利用してくれる。古新聞は町内の廃品回収に出すことにせねば。レース予想用の新聞や出走票は、これからレース場に捨ててこなければ。
それにしても腹立たしいのは、福岡市ときたら今月までしか使えない福岡市指定のごみ袋と新しい有料のゴミ袋との交換を、30枚で1枚しか変えないという。途上国のインチキ両替商よりもアコギなやり方だ。ヤクザでもそんな酷い取引はしない。一部の地域の住民に運転免許取得の費用や銭湯の補助金を出すような予算があるのなら、突然の方向転換に苦しむ庶民にもう少し謝意を示すべきではないのか。
今回の転換で、福岡市は各家庭に可燃、不燃、ペットボトル用の新指定袋各1枚ずつの入った「おためしセット」を配布するべく手配したそうだが、実家には届いてなかったようだ。どこか途中で止まっているのだろう(-_-;)。そうなるのも福岡らしいと言うべきか。我が家にはちゃんと配布されたが、各1枚では焼け石に水である。
10月からどれほどの割合で新指定袋で出されるのか気になる。それ以外を収集せずに町中がくさくなって困るのは住民である。 (写真はそんな事情も知らずに新聞チラシの上で爆睡する愛猫)
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