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2005/09/16(金)
石川投手、おめでとう
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ヤクルトスワローズの石川雅規投手がきのうの広島戦で勝ち10勝となり、新人から4年連続2桁勝利を達成した。
これまでスワローズで新人から4年連続10勝以上したのは、長い歴史の中でほかに2人しかいない。一人は昭和39年デビューの佐藤進。もう一人は、今やKBC九州朝日放送解説者として福岡ではおなじみの西村龍次。あの金田正一ですら新人の年は8勝止まりだったのだ。プロに入り、最初の年から2桁勝利するのが如何に難しいかがうかがえる。
今年は初めて2軍落ちするなど、石川にとっては苦難の年だった。最近の登板は、リードして勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りながらも、後続の投手が打たれ逆転されるという展開が続いていた。石川は完璧に抑えるタイプではなく、ランナーを出すことが多く負け数も多いような「打たせて取る型」だが、東北人らしい辛抱強さと粘りがあってこそ、そして怪我なく来れてこそこの記録だと思う。次は松岡弘が達成した6年連続2桁勝利を目指して頑張ってほしい。
かなり最近までヤクルトが優勝すると信じていた私は、神宮へ乗り込むために毎月僅かだが積み立てていた。残念だがその金は要らなくなりそうだ。どうせ使うつもりだった金、潔くレース場で3連単1点買いでもして、さらに大きな夢でも買うとするか。
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