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2005/09/24(土)
信じられない・・・
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今となっては信じられないことだが、昔の本には検印として券末に著者の印鑑が押されていた。もちろんその時代にシャチハタ印などあるわけもなく、印刷などという気のきいた手法を用いず実際の印鑑がしっかり押されていた。今は「検印廃止」のひとことで済んでいるのだが。
もっと信じがたいことは、著者の紹介の欄に著者の現住所が記されていたことである。きのうの心霊写真集もそうだ。中には電話番号が書かれているものもある。今ならひやかしや嫌がらせなど大変になるだろうが、当時からその手合いは多少いたにしても、読者の良心により抑制されて秩序が保たれていたのだろう。
タレントなどと違い、もの書きは今でも現住所を公開している人がいるが、やはり時々読者が訪れてくるようである。不届き者には、ぶぶ漬でも用意して、いや、家中の殺虫剤でも集めておかないといけないかもしれない。
たとえこのサイトで私の住みかを公表したとしても、私に会いに来る人はいないだろう。日記に登場する近所の女子高へ行ったみたいとか、うちの猫を触りたいという人ならばいるかもしれない。どちらも可愛く見えて、実は恐ろしいかも・・・。 (写真は寝乱れる愛猫シルヴィ)
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