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2005/09/08(木)
家猫と野良猫
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繁華街の真ん中にある深夜営業のペットショップを覗いてみた。たまにはよその猫や犬を見に行くこともある。その店は夜遅くまで開いていることもあり、水商売の女性御用達でもある。そのせいか値段は高め。箱崎の商店街のペット屋ならば4万5千円で売っていた猫のアビシニアンが8万ほどで出ていた。(箱崎で売っていたのは本当に純血種かどうか疑わしい気もするが(^^;)
それにしても子猫や子犬は可愛い。うちの猫もこんなに小さな頃があったものだと追憶してみる。少し年長で売れ残ったのはディスカウントされている。あんなに狭い檻の中には、居れば居るほど性格は歪むだろうし、体にも悪いだろう。
それに比べると、野良猫は自由気ままだ。檻の中よりひもじい思いは多いかもしれないし、病気や交通事故などで長生き出来ない確率はかなり高いが、誰にも邪魔されずに猫らしく生きているように見える。そして何よりも風格がある。自分の縄張りや日用の糧を自ら調達している強さだろうか。
そう考えると、長くて快適な生活が保障されている家猫が、必ずしも幸せではないように感じてくる。これは主やその家族の愛情にもよるだろうが、猫本来の放浪性や狩猟本能を満たすことは家の中では難しいわけで、どちらが幸福とも言えないような気もしてくる。(写真は旅先で見かけた野良猫)
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