|
2006/01/20(金)
しゃけ弁当の怪
|
|
|
昨夜、中央区某所のほっかほっか亭でしゃけ弁当を注文すると、なんと出来上がりまで30分かかるという(゜o゜; のり弁ならすぐにできるというのだが、のり弁とシャケ弁の違いは、ご飯にのりが敷いていないことのほかには、シャケが1切れ付くだけである。
厨房に立つ仕事を経験しているのでその視点で考えてみても、30分というのが何とも中途半端ではかりかねる。冷凍品を解凍するのならそんなに時間がかかるはずもないだろうし、まさかどこかまで鮭を仕入れに行くこともないと思うが。冷凍庫の奥の方に固まりとしてあって、取り出すのやその一角を解凍するのが面倒くさいのか。それともしゃけ弁当を出したくない理由が他にあるのか。夜の店の人気嬢の指名待ちじゃあるまいし、弁当ひとつのために30分も辛抱強く待つという者はまずいないだろう。
地域によるとは思うが、しゃけ弁当といえば、のり弁当やかきあげ弁当と並び、ほっかほっか亭初期のメニューを支えた200円台のリーズナブルな商品の一翼だったのだが、いつの間にか200円台のメニューはのり弁当だけとなってしまった。かきあげ弁当やしゃけ弁当は姿を消してしまい、しゃけ弁当だけは復活したものの、のり弁当より90円も高くなった別物に。提供する側としてはのり弁もなくしてしまいたいが、根強い需要がありメニューから消せないのではないだろうか。
ということで、昨夜はのり弁当で妥結した。のり弁当はいつまでも290円で残ってほしいものである。トライアル百下店や黒田屋の105円〜200円の激安弁当に負けないためにも。
|
|
|