|
2006/01/26(木)
食もアジア
|
|
|
沖縄でアジアを感じるのは、食の面でもしかり。沖縄の食堂でおかずを頼むと、ご飯と汁、店によっては漬物もタダで出てくる。これは韓国と同じ形式である。韓国では汁物を頼めば、キムチ数種類とご飯は必ず一緒に出される。
郷土料理に豚肉を多く使うところは台湾あたりの食文化に繋がるところがあるし、豆腐を使い、そして一部で発酵させて使うあたりは中国にも通じる。炒め物にパパイヤなど果物を用いるのは、マレー半島にも共通するところ。そして沖縄ではカレー専門店が本土より多いように感じた。暑い気候にはカレーが合うのだろう。これもアジアの食の顔のひとつである。
写真は高良食堂の「牛肉おかず」だが、これで500円という安さ。太っ腹で牛肉を大量に使っているのも嬉しいが、もやしと豆腐との相性もいい。常に客が途切れない人気店だが、繁盛する店に共通して感じるのは従業員の動きがいいこと。繁盛しているのは美味しいだけでなく、料理が出てくるスピードや接客も申し分ない。すっかり気に入って、ここには2日連続で来てしまった。おかずものにすっかり魅せられたため、今回は結局沖縄そばを1度も食べずじまいだった。
|
|
|
|