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2006/01/28(土)
桜前線
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日本の国土は縦長だが、それを最も顕著にあらわしてくれるのは桜前線だろう。名護や今帰仁の城址に上ってみると桜が満開になっていた。本土に多く見られるソメイヨシノと違い、沖縄北部では寒緋ざくらという種類が見られるが、こちらは桜というより紅梅を思わせる美しさだ。
名護では今日からさくら祭りだそうで、私が出かけた日は露店商や会場設営の業者らの搬入車と、観光客の車とで城へ上る狭い道はにわかに渋滞するほどだった。祭りの前にひと足早く帰って来たが、あの調子だと祭り当日は相当な賑わいになっているだろう。
それにしても1月下旬でありながら桜が満開とは、本当に日本は縦長だと実感する。帰ってきたら、寒さを感じながら冬はまだまだ続くことを覚悟したが、南の方から桜前線は北上を始めていて春は少しずつだが近づいているのは間違いない。 (写真は今帰仁城址付近の桜並木)
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