|
2006/01/29(日)
ピンクシーサー
|
|
|
沖縄では商標権などどこ吹く風の、明らかな類似物が多数目に付いた。福岡に本社があり、最近「にしけい」と社名変更した西日本警備保障と全く同じ名前の会社があったので驚いた。場所は赤線の歓楽街が残る宜野湾市の真栄原に本社があった。ある意味無法地帯なのか。資本金8千万円の「にしけい」とは全く関係がないらしいが、社名変更した原因のひとつではなかろうか。ちなみに近年ALSOKと社名変更した綜合警備保障とそっくりの「日本綜合警備保障」という会社が、福岡にあるのも発見したときびっくりした。
また、全国チェーンで展開する中華レストランのバーミャンそっくりのピンクの桃のデザインの「桃桃」とかいう中華料理屋を見て苦笑した。それから、最近本土でも人気の「海人」Tシャツだが、同じ海人の文字でもロゴが全然違うパチモンがあちこちで売られていた。本物の「海人」Tシャツは3千円ほどするものだが、それらの贋作は千円ほどで素材は薄手。牧志公設市場などで大量に売られていた。さらには、PUMAのロゴの動物のスタイルそっくりにシーサーがジャンプする「SHISA」Tシャツも売られていた。遠くから見るとPUMAに見えてしまうほど瓜二つだった。
極めつけは写真のピンクパンサーならぬ「ピンクシーサー」である。那覇空港の売店で普通に売られていた。どうも沖縄は商標権には寛大な土地柄のようである。これもアジアならではというべきか。ピンクパンサーといえば畑吉広を思い出してしまう、などと言っても沖縄ではほとんど理解されないだろう。畑吉広とは山陽オートの選手で、ピンクパンサーは彼の車名である。彼がこのTシャツを見たらどう思うだろうか(笑)
|
|
|
|