日常日記
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2006/01/03(火) 天下の嶮
愛校心なんてものを感じることはほとんどないのだが、この時期だけはなぜか違う。箱根駅伝である。私の在校時には「参加することに意義」というレベルだったのだが、近年指導者が変わりチームも一変、上位を狙えるチームに成長した。テレビ画面に登場する機会が多くなると興味を感じるものだ。競輪もそうなのだが、人力ゆえに感じる人の力の素晴らしさというものがある。

今時の若者であれば、何もこんなきつい道へ入らなくてもいいと思ってしまうが、多くの人が自由きままに過ごすこの正月に寒い中険しい道を走るとはただただ感心するばかり。後輩に敬意を感じる機会はなかなかないが、鍛え抜かれた体力と精神力はこの時代に生きている若者とは思えない。

平地を走るだけでもすごいのだが、箱根の坂などはすさまじい傾斜で歩くだけでもしんどい。登山鉄道でさえ、のろのろとしか登れないのだ。福岡で言えば福岡と飯塚の間にある八木山峠以上のものがある。気温もさぞ寒いことだろう。
(写真は箱根登山鉄道)


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