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2006/10/19(木)
想夫恋に想う
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先日久留米へ行ったときに、久しぶりに想夫恋の焼そばを食べた。西鉄駅前の東町店である。想夫恋とは日田に本部のある焼きそば専門店。麺を生から茹で、豚バラの厚切り肉と、ねぎ、もやしと鉄板で炒める独特の味で、麺はぱりっと焦げ目が入っているのが特徴。筑後地方を中心に30店舗ほど展開するチェーン店で、かつては早良区西新にもあり、そこで高校時代を過ごしたので十代の頃はお世話になったものだ。当時我々の仲間内で焼そばといえば、ふきやと想夫恋とが人気を二分していた。
しかしながら久々に食べてみると、以前ほど旨いとは感じなかった。久留米の東町店といえば、福岡や小倉の店よりははるかにレベルが高い店なのだが、以前ほど箸が進まなかった。自分の味覚が変わってしまったか、味が変わったのかは不明だが、何となく寂しい。自分はあれからずいぶんと新たな味を知ってしまったということかもしれない。そういえば西新の未羅来留亭のラーメンにも、以前ほどときめくことはなくなってしまっている。
メニューに焼きそばしかないというのはなかなか強気なのだが、それで30年近く続いているのはそれだけ客がついているということだろう。焼そば700円、大盛り900円という料金も強気だ。私が西新の店(現在はフレッシュネスバーガーになっているあたりにあった)に行っている頃は500円だったか。20年以上経っているので妥当なところかもしれないが、昨今のデフレ趨勢と比較してしまうと割高感は否めない。次はいつ行くことになるだろうか。
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