日常日記
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2006/10/24(火) これが本当の映画の日
新世界界隈で安いのはドリンクだけではない。写真のように、映画が100円で見られたりする。しかも入替なし。ダイソーだってキャンドゥだって105円なければ買い物できないこのご時世に、何と良心的だろうか。「亡国のイージス」は去年の邦画の中ではましな方だったし、「三代目襲名」もなかなか面白い映画だ。

この手の日替わり料金は、本来は「ご愛顧感謝セール」や、「お試しセール」の意味合いが主だが、ここの場合は社会福祉的サービスではなかろうか。この界隈にある教会では炊き出しに長い列が出来ているのが日常的な光景だが、恵まれない人たちにも映画を見る機会を与えようというサービスではなかろうか。地域に愛される商売を心がけ、地域のために滅私奉公するという温かみは何とも大阪らしい。

同じ日雇い人夫の集る町としては東京には山谷があるが、このようなサービスの映画館はなかろうし、山谷では悠長にカメラを構えたりできない。それに比べると飛田(通天閣の周辺)は、カメラを見ていきり立つ人もいなければ、一触即発の雰囲気も感じない。何十年も前から監視カメラがにらみをきかせている山谷とは、ずいぶんと温度差のある町である。


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