日常日記
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2006/11/30(木) お歳暮
早いものでお歳暮のシーズンになった。昨今はインターネットの普及で、オンラインでいろんなものを選べるようになって大変便利だが、インターネットで贈り物を買った場合、受取人に簡単に値段が知れてしまうという欠点があり、低価格帯の贈答品の場合はちょっと気まずい部分がある。

贈るものは毎年だいたい決まっていて、食べ物が多い。出来れば日持ちするものが望ましいが、日々の近況が把握できているような親しい人には生鮮品を贈ることもある。遠方の人には博多らしいところで明太子を贈ることが多いが、明太子はだいたい島本食品と決めている。島本は空港内に売店がなく、要は組合で外されたか事情があって干されているのだろうが、それだけに県外者にはあまり知られていないのでかえって好都合だ。味も美味いと思う。県外から来られる方にはおすすめしておこう。祇園町の大博通り沿い、天神の新天町、新宮町に店がある。

食べ物にうるさい方には、土地柄に関係なく、例えば魚久の粕漬けだとか夕張メロンだとか、多くの人に好かれるような有名品を贈るが、何で福岡から??と思われているかもしれない。言ってみれば博多には明太子以外にそれほど有名なものはないのである。合馬のたけのことか、高い割にその高価さが伝わらないものは贈らないことにしている(^^;)

2006/11/29(水) 夜の天神と「三角のマリリン」
昨夜は入院中のすみさんのところへ見舞い。今回入院して3回目になるが、日ごとに体調は良くなってきているし、精神面でも落ち着いてきているように見える。きのうは休憩スペースで一緒にバレーの中継を見た。不甲斐ない日本チームをきつい言葉で鼓吹するすみさんはだいぶ元気になったと感じた。

地下鉄の定期を買ってから、毎度地下街ばかりを通るのは芸がないので、今日は地上に出て歩いた。天神の象徴でもある天神コアは改修工事が終って写真のようにきれいになっている。いかにも地方都市のローカル商業施設というバタ臭さが長所だと思うが、一部ガラス張りになり段々都会の顔になっていくようだ。

さて、このサイトにもときどき来てくださる滝澤陽子さんが「競馬場のマリリン」の続編となる「三角のマリリン」を上梓され27日から発売開始されたそうだが、書店に行くつもりが夜遅くなり閉店してしまっていた。週末に小倉へ行くのでそのときに買おう。小倉は福岡と違い競馬の本やビデオの種類が多いので見つけやすいだろう。

前作の「競馬場のマリリン」は氏がJRA在職中に馬券発売窓口から見た外側の世界を書かれたものだが、今回は退職後に執筆されているのでJRAに対しての本音も楽しみ。前作は半日で読破してしまうほど面白かったので、続編も十分期待できるだろう。競馬好き、馬好き、映画が好きの方はぜひどうぞ。義理や付き合いなどで物を薦めることは断じてしない質だが、今回は自信を持っておすすめしよう。平原社から全国の書店で発売中。http://www.k4.dion.ne.jp/~heigen/

2006/11/28(火) 我が家にもデジタル化の波
契約しているケーブルテレビから来月分の番組表が届いたが、新しくデジタル衛星サービスを始めるとのチラシが添えられていた。現在は27チャンネルで2200円ほど払っているが、さらに11チャンネルが加わり3255円だという。

現在見られるのは27チャンネルもあるのだが、その中で見ているのはファミリー劇場、チャンネルNECO、時代劇専門チャンネル、MONDO21の4つくらい。野球のシーズンはこれにGAORA、スカイA、Jsportsなどが加わる程度。たまにキッズステーション、MTVを見る程度か。

新たに加わる中ではTBSチャンネルや日本映画専門チャンネルが面白そう。要するに月々千円ほど上がるわけだが、1月末までに申し込めば工事料の4千円弱が無料になるという。そして弱小ケーブルテレビでこれまで見られなかったグリーンチャンネルやSPEEDチャンネル、フジテレビ721、739などがデジタルサービス化を機にオプションで見られるという。フジテレビ739は神宮球場のヤクルト戦は全戦独占中継する。春からは見たいものだ。

しかしよく考えてみると、毎月のように泊りがけで旅に出ている今の生活で、さらに休みの日は大半が外出して帰宅するのは夜遅く。帰宅したらまずはWEB日記をいくつか書くわけだし。そんな生活をしていて、部屋でテレビを見る時間が限られていることを考えると悩むところだが、工事料無料のキャンペーンは年に1度くらいしかしないので、決断のときであることは確かだ。

2006/11/27(月) カサゴ
職場の若い衆が釣ってきたスズキを貰い調理して食べたら、ことのほか美味かったので、いまいちだった体調もずいぶん良化した。そこで今日は魚について書こう。

先日別府へ行ったときスーパーの鮮魚コーナーを冷やかしていると、カサゴが「ホゴ」という名で売られていてびっくりした。私の第?の故郷である愛媛の宇和島での方言と同じだったからである。愛媛と別府は豊後水道でつながっているが、呼び名まで繋がっているとは驚きだ。そういえば大分と愛媛は方言に少し共通点がある。

調べてみると、広島でもホゴと呼ぶ地域があるようだ。豊後水道というよりも、瀬戸内圏で繋がりがあるということか。ちなみに福岡ではカサゴをアラカブと呼ぶが、長崎での呼び名も同じでこちらは玄海つながりというべきか。

カサゴは身がプリプリしていて大変美味しい魚だが、身が少ないのが難。福岡では煮つけよりも1匹まるごと使ったみそ汁が有名のようだが、何だかもったいない気がする。宇和島や唐津の店で刺身で食べたが、その後造りをみそ汁にしてくれた。そっちの方が二度美味しいので得な気がするが(^^;)
(写真は唐津の店でいただいたアラカブ刺身)

2006/11/26(日) 切子よさらば
台所仕事をしていたら、切子のグラスを派手に割ってしまった。棚から27年もののコーヒーカップが落ちそうになり、そちらに気を取られている瞬間に切子の方が落ちてしまった。一方に気を取られ、違う方で失敗するというのはよくある。麻雀のフリコミでもそうだし、車の運転でもさらに別方向からの飛び出しにあわや、という経験もしたことがある。

グラスは写真のように粉々。無残である。そもそも赤と青のつがいだったのだが、青はずいぶん前にヒビが入って処分している。これでアベックでご臨終だが、もう1セット買ってあるので降ろす時期が来たようだ。

ここのところ、身体が疲れ気味。おとといは夕方から夜まできつかったし、今日は帰宅してすぐにベッドに横になった。今の仕事になって、帰ってきてすぐに横になったのは初めてだ。そんなに仕事はきつくはないのだが、知らぬ間に身体に疲れが溜まっているようだ。ドイツではワレモノがあると縁起がいいと言われるらしいし、これを機にいいことがあるといいが。

2006/11/25(土) 晩秋の1日
きのうは友人の見舞いに天神の病院へ。ここのところ雨や曇りの日が続いていたが、久しぶりに晴れ間が広がり、穏やかな1日だった。写真はアクロス福岡上空に見えたいわし雲。これが見えるといわしが豊漁だとか言われるが、本当かどうかは別として秋を感じるにふさわしい。俳句でもいわし雲は秋の季語である。

福岡市内の冬は晴れる日が少なく、きのうは慌しく洗濯などをした。春までは晴れの日やこれだけ穏やかな日も少なくなると思うとちょっと寂しいが、年々日々の流れを早く感じるようになっているので、きっと次の春もあっという間にやってくるだろう。

2006/11/24(金) 愛国心と着メロ
2、3日前に国会中継を見ていると、舛添要一議員が義務教育の現場で日の丸掲揚、国歌斉唱が徹底されていない現状を、資料を交えて首相に質問、というより詰問していた。国旗及び国歌に関する法律が発令されて7年が過ぎているのに、未だ卒業式などの式典で国歌や国旗が誇示されていない現場が多く、法令の遵守が徹底されるべきと力説していた。

日本国民唯一の国旗は日の丸であり、オリンピックで優勝すれば国旗掲揚と国歌に感動するのが自然だと議員は続ける。自分の国の国旗や国歌を堂々と認めないのは尋常でないと、感情をこめて質問している。首相も頷いて聞いている。愛国心を育むことは、国旗や国家抜きではありえないと言っている。

さて、きのうの日記に書いた無料着メロサイトは、世界の国歌も数々ダウンロードできるようになっていて、その中に君が代もあった。そのサイトは無料サイトではあるが、曲をダウンロードするにはポイントが必要。ポイントは広告バナーなどをクリックすることで増やすことができる。そういう仕組みで無料サービスが成り立っているわけである。

ほとんどの曲のダウンロードにポイントが必要なのだが、君が代はポイント不要だった。もしこれを舛添議員が知れば、大いに満足することだろう。国民として国歌をダウンロードしたいというのは自然な思いで、ポイント消費など論外。愛国心を芽生えさせる妨げになるやもしれない。決してサイト運営側が、右翼系の苦情を避けるためとか穿ってはならない(^^;)

ちなみに私はダウンロードしたが、夜の店をしていた頃の常連客で、右翼団体の幹部の人物の着メロ鳴り分けに指定していたりする。この曲なら、寝起きでも雑踏の中でも誰からの電話か一番わかりやすいのである。この曲が鳴れば、繁華街でもレース場でも因縁をつけられることはなかろう?

2006/11/23(木) 頑張れゴーストシンガー
先月、携帯電話の機種変更をして新しくなったので、無料の着メロ、着うたサイトをいろいろと見たりダウンロードしていると、着うたにちょっとした違和感を感じた。よくよく見てみると、着うたには全て(カバー)と書かれている。つまり本人歌唱ではないということ。声質はよく似ているが、微妙に違うのである。これも無料サイトらしいところだ。

そういえばむかし、ドライブインなどに売っていた安いミュージックテープなんかは、本人歌唱のものではなく無名の歌い手によるヒット曲集が多かったものだ。無料の着うたとはいえ、何だか損したような気が・・・。しかしそのサイトに「ボーカル紹介」というコンテンツがあり、そこにある無名歌手たちのプロフィールを読んでいくうちに親近感が沸いてきたりして、本人歌唱ではないがゆえの良さを感じてみたりするのである。

みんな歌唱力は抜群。親富孝通り辺りのスナックのおねえちゃんなんかより、よっぽど心のある歌い方だ。大塚愛の担当のコなどは、本人以上に歌は巧いし(笑)、さくらんぼなんて、本人以上の可愛さで歌ったりしている。これでもしビジュアルでも本物を凌ぐのなら、本物の存在価値を思って大笑いである。犬塚愛とかいってデビューしないかな(AVみたいだな)。

私の友人で役者を目指しているのがいて、もうキャリアは十何年にも及ぶのに、再現ドラマなどにはたまに出てくるがメジャー作品にはいまだお呼びがかからない。華やかな世界は、ほんの一部にはまぶしすぎるほどの光が当たるが、その他の大半の部分は闇のように暗い。有名になるには、実力のほかに運とかコネとか根回しとか図々しさとか性交渉とかいろいろダークな部分があるのかもしれないが、いつしかこんな代打歌手もレギュラーになれる日がくればいいと思う。

2006/11/22(水) 冬毛の時季になりました
連続ドラマなどを見ていると、主力の役者が登場しない週があったりする。かのドラえもんさえ、話の中心であるドラえもんが登場しない回がある。それでも特にことわりなく代わりにドラミちゃんがいたりして、当たり前のようにストーリーが展開している。

というわけで、たまには愛猫のシルヴィを主役にしてみよう。ここのところ私が、荒尾だとか小倉、若松、別府などと家を空けている間に冬毛が生え揃ってきて、ひさしぶりにまじまじと見てみるともこもこしていた。両耳の先までうさぎのように綿毛のようなのが生えている。さすがに11月も下旬になってくると冬の装備をしなくてはならないのだろう。びっしりと毛が生え揃って、冬を迎える準備ができているようだ。

シルヴィも実際に私の日記の代筆をしてくれるようになると、かなり楽なのだが(^^;)。彼女もここのところよくパソコンに向かっているが、柔道一直線での近藤正臣のねこふんじゃった状態で、足でキー操作をするのがやっと。まだ暖房器具を使用していない我が家で、唯一熱を持っているパソコンに近づいて暖を取っているにすぎない。

2006/11/21(火) 身重になりました(-_-;)
今日は久しぶりにホームページの更新作業をした。諸々の事由で段々更新意欲が失せていくばかりだが、それは更新作業があまりにも手間のかかることが大きな理由。手軽に画像が次々にアップロードできるブログが流行るのもわかる気がする。面倒なことのひとつはその画像管理だが、サイトを開設して以来溜まりに溜まった画像の容量がかなりのものになり、バックアップが1つのCDに収まらなくなってきた。

それは一つの限界点でもあり、そろそろ潮時という気もするが、ひとまず5周年を目指していくつもりではある。サイト開設当初は131万画素のカメラを使用していたので、画像の容量も気にならなかったのだが、その後211万画素、320万画素と来て現在は430万画素のデジカメを使用。近々600〜700万画素のデジカメを新調する予定なので、さらに画像の管理は難しくなりそう。

画像はホームページ用と自分でプリントする用に分けて、ホームページ用は圧縮して保存するのだが、それでもここ最近の画像の容量が重く頭の痛いところ。皮肉にもホームページの空き容量は拡大されてかなり余裕があるものの、その容量を最大限利用することは難しそうだ。さて来年、いや再来年の今頃はどうなっていることやら。

2006/11/20(月) 小さな幸せ、なのです。
昨夜スーパーで半額の99円で叩き売られていたハタハタを、今朝塩焼きにして食べようと食卓に並べた。よく見るとずいぶん内臓部分が大きいことに気づいた。ハタハタって一体、普段は何食べてんだろうなどと思いながらお腹を箸で開けてみると、卵キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!
身の歯ごたえプリプリ+卵の歯ごたえプチプチで至福(;´Д`)

これを売っていたスーパーの鮮魚係も、この値段ならたぶん卵入りって気づかなかったのでは? 魚に非破壊検査やX線なんてわきゃないだろうし。鮮度のいい状態なら、鍋に入れて半生でも食べられたのに残念。ハタハタの卵は生だと青く美しい色をしている。でも予想しなかった喜びって、とりわけ嬉しいものだ。今朝は朝餉から小さな幸せを噛み締めることができた。

2006/11/19(日) 竹瓦温泉と駅前高等温泉
別府へ行って温泉の話はないのかという突っ込みがありそうなので、別府の湯についても書いておこう。

先日の日記で新しくなった別府について書いたが、古き良き部分はそのまま大事に残されている。写真は別府を知る方ならほとんどがご存知であろう竹瓦温泉。別府駅から徒歩圏の格安の庶民向け外湯である。1879年創設の貫禄ある建物だが、ちょうど建物を改修工事していた。

入湯料は100円(砂湯は1000円)だが、その分設備は質素きわまりない。ドライヤーとか期待してはいけない。番台で貸してはくれるそうだが。安いだけあって途切れることがなく人が入ってくるが、湯がぬるくなることはない。とにかく熱い。しかし水を入れようものなら、先客の長老などから一喝されそうな雰囲気も昔のままだ。

別府駅から徒歩圏では他に駅のすぐそばに駅前高等温泉があるが、こちらも並湯と高等湯があるものの、竹瓦温泉と同等の安さで同等の質素さ。建物は竹瓦温泉が唐破風なら、駅前高等温泉は大正ロマンといった造り。駅前高等温泉の方は階上の個室に泊まることもでき、高等湯は24時間入れるというコンビニエントな施設だ。

2006/11/18(土) ミニチョコバット
最近買った菓子の中で、なかなか気に入ったのが写真のミニチョコバット。チョコバットはもちろんよく知っているが、そのミニ版があるとは知らなかった。ミニとはいいながらも太さは同じで少し短いだけ。おそらく途中までは同じ生産ラインなのだろう。食べやすさという点ではミニの方がいいように思う。

期間限定かもしれないが、現在は歴代チョコバットの復刻デザインの個包装になっていて楽しい。この箱には昭和46、55、63、平成6年(写真上からの順)といろんなデザインが混ざっていて楽しめた。6本入りで、激安スーパートライアルで80円くらいで購入。安い。残念ながらあたりはないが、チョコバットくんの図書カード500円分が当たるキャンペーン中。

三立製菓はチョコバットのほかにも源氏パイ、カンパン、カニパンなどのヒット商品があるが、長らく値上げしないのは素晴らしい。個人的にはとよのかいちごのジャムを使用したいちごパイが一押しだ。

2006/11/17(金) 海風
大分出身の歌手といって私が思い浮かべるのは、南こうせつでもglobeのKEIKOでもなく大塚博堂。博堂は中洲の店で歌っていたところを渡辺プロにスカウトされデビューしたが、別府の出身で中洲の前は別府の店で歌っていたという。博堂は残念ながら25年前に他界してしまったが、今でもレコードやCDを引っ張り出してその歌声に耳を傾けることがたまにある。

別府の北浜には写真のように、博堂村というライブハウスがあり、博堂が使用したギターなどが展示されている。四半世紀前に没した人物が、今でもこうして大事にされているのは喜ばしいことだ。ちなみにこのビルの1階には大陸ラーメンという店があり、私が別府に来るとよく食べに行く。感激するほど美味しいというわけではないのだが、九州とも本州とも異なる中間的なラーメンで、大衆中華店であり何となく落ち着く店である。

他に大分出身の歌手の代表格として、「なごり雪」の作者でもある伊勢正三を忘れてはならない。きのう行った別府競輪場は海のそばにあり、吹きさらしの旧スタンドの客席に腰掛けていると、髪をかき上げるほどの強い海風が吹いてきた。ショーやんのユニット「風」が77年に発表した『海風』という曲にぴったりだった。

2006/11/16(木) 新しくなった別府
今日は日帰りで別府まで行ってきた。別府というと博多からはちょっと遠いような気になるが、金券屋へ行くと高速バスのチケットは2千円ほどで売っているし、意外に手近。電車も高速バスも2時間ほどで湯のまちへ着く。

前回別府へ行ったのは8年ほど前で、そのときは落陽の雰囲気が漂っていたが、今回行ってみると駅も町も綺麗になっていて、過去の温泉地というイメージではなくなっていた。そして町にはハングル表記がたくさん登場し、韓国料理店も急増していた。日本の若い人たちには黒川や湯布院が受けているが、別府はアジア系外国人をしっかり取り込んでいるようで、商店街や駅でもハングルが聞こえてきた。別府も進む方向性がはっきりしてきたようで、町の整備も進んでいるようだ。

駅の周囲に最も多いのは旅館やビジネスホテルだった。夥しいと言えるほど、右も左も宿ばかり。ただでさえ多いのに、西鉄インなど新築のホテルもあった。これからさらに競争が激化しそう。
それから驚くべきことに映画館が1軒、それも先行上映をしていた。客は入るのだろうかといらぬ心配をしていたが、上映は1日に2回のみだった。

観光地というのはえてして物価が高めだが、別府は物価が安いように感じた。ファミレスのジョイフルに代表されるように、大分は九州でもっとも物価が安いといわれている。商店街の八百屋では、きれいなほうれん草やねぎが50円で売られていた。外食店なども全般的に安めに見えた。お金がかからないということは素晴らしい(笑)。今度は泊まりでじっくり行ってみようと思う。

2006/11/15(水) ときには花を
今日は荒尾競馬場へ。全国の女性騎手が集まり「レディスジョッキーシリーズ」が開催されていた。

イベントとして、記念品やレースに使う鞭、花束、餅などが配られた。餅は豆蒔き形式で投げられるのだが、1つが私の胸を直撃した。複数の騎手が放射線状に投げるので、違う方向に気を取られているうちにボコッと当たった。餅は想像以上に乾いていて、当たると痛い。そしてそれはバウンドして他人に取られるというオチもあった。自分としてはその他の紅白餅を都合3つゲットしたので、客としての役目は十分果たしたが(笑)

餅だけでなく、花も貰って帰った。持って帰って水切りをして生けると、それだけでずいぶんと華やかになった。商売にしている側がアレンジしているだけあって、花の組み合わせもきれいにまとまっている。殺伐とした独身男の部屋を麗しく彩ってくれたわけだが、競馬場の方もいつも高齢男性ファンがほとんどなのに、今日はしっかり女性ジョッキーにより彩られていた。どちらにせよ、ときには花を飾ってみるのもいいものだ。
(写真は競馬場から持ち帰った花)

2006/11/14(火) 地下鉄に乗って
7年ほど続けたバス通勤をやめた。今月から地下鉄通勤である。地下鉄の定期を買ったのは、東京の三鷹から日本橋に通っていたときに東西線を利用していた12年前以来。福岡市営地下鉄の定期の購入は、高校生のとき以来なので約20年ぶり。職場が移転したことで地下鉄にしたのだがバスでは乗ってから45分ほどかかっていたが、地下鉄は15分。いずれも乗換えがない場合の比較だが、所要時間は3分の1になった。

地下鉄には所要時間の短縮という大きなメリットがあるが、朝も夕方も混んでいるのがマイナス。15分くらいなので我慢できる範疇ではあるが。また、夏の暑い時期には満員の車内はきついものがあるだろう。バスの場合は冬にバス停で待たされるのはつらいものがある。

さらに社会モラルの低い福岡では、バスの降車際に両替をする非常識人が半数以上で、バスが慢性的に遅延する大きな原因になっている。ほかには整理券を取らずに降車時に番号や乗車場所を勝手に自己申告する輩が多く(それはなぜかほとんどが100円区間で)、まともに運賃を払っていることがアホらしくも感じることがあり、さらに1万や5千円の両替をできないことを知っていながら、降り際に万札を出して運転士に「今日はいいですよ」と言わせて無賃乗車する手合いも目障りだ。そのパターンには常連のババアがいる。なので私はのべつ千円札を10枚持ち歩くこととし、常連のババアを二度目に見たとき「両替できますよ」と強制両替してやった(笑)

しかしバスにもメリットがある。私の場合、市内フリー区間の乗車になるので、バスの定期の場合はかなり広い範囲で購入できる。休日に私用で使うには便利。バス停も家から徒歩2分のところにあるので、よほどの土砂降りでない限り傘は要らない。バスもなかなか捨てがたいのである。

トータルでは地下鉄に分があると思っていたら、今日早速貝塚での信号機の故障とやらでダイヤが乱れていた。また経費削減から(大きな駅以外の)地下鉄の駅から近年売店が姿を消しており、新聞など買えないのが不便。バスの場合はバス停前のコンビニで買い物がしやすい。とりあえず1ヶ月利用してみて、来月の通勤方法を再考しようと思う。
(タイトルは封切中の映画からではなく、猫の1972年のヒット曲から拝借)

2006/11/13(月) 小倉駅北口のクリスマスツリー
小倉駅といえば、県外や市内各所へのほとんどのバスやモノレール乗り場、商業施設、盛り場など、大半の設備が南口に集中している。よって小倉へ行くときはほとんど南口方面しか出入りしない。

しかしここ最近、北口に降り立つ機会が多い。新門司港のフェリー乗り場までや、若松競艇場への無料バスの乗り場は北口にある。他にはコンビニと少しの宿泊施設、斜陽のローカル家電量販店、そしてネットカフェくらいしか見当たらない。新幹線ののぞみ停車駅の出入口にしてはあまりに寂しいが、人口百万程度の都市にしては人が少なく静かな出入口なのは気の抜ける場所でもあり、それはメリットでもあるのだが。

核となる商業施設としてラフォーレ原宿小倉店があった(明大中野八王子高校みたいに、どこにあるのかわかりにくい名前だ)が、客が入らず閉店になった。タワーレコードなど入っていたが、客の流れは変えられなかったようだ。室町のリバーウォークや砂津のチャチャタウンなど、北九州の商業戦略はどうも一貫していないように感じられ、利用者としては理解に苦しむばかりだが。

そんな小倉駅北口には、写真のようなクリスマスイルミネーションが早くも飾りつけされていた。日曜の夜というのに周囲にひと気がないのが寂しかったが、なかなかきれい。殺伐とした北口に咲く一輪の花のようだ。どうか北九州にもう少し活気が出るようにと願う気持ちになる。

2006/11/12(日) 大人の北九州見学
今日は午前中から小倉へ。競馬のエリザベス女王杯の予想に自信があったのでまずは馬券を買いに競馬場へ。降着などいろいろあったが、一応馬券は的中。その後小倉の街で映画を見て、映画の後はゲーセンへ。写真のようにダミエ風キーケース、ハローキティのマフラー風タオル、そして立派な箱入りの手袋・マフラーセットをそれぞれ2個づつゲット。1個獲ってみて、質が良さそうで獲れそうなものは2つ獲ることにした。本当はもっと獲れそうだったが、この後、競艇場へ行くのであまり荷物になるのも纏足なのでその辺で勘弁しておいた(笑)

競艇でも舟券は少しプラス。競馬、映画、ゲーセン、競艇と、北九州のレジャーを満喫した1日だった。福岡市内の小学生は、大半が5年生のときに「北九州見学」という、工業都市を社会見学する一大イベントがあるが、大人になっても北九州見学は楽しいものだ。これに手打ち雀球やアレンジボールや夜の飲み事が加われば完璧かもしれない。それは冗談として、次回は今月できた北九州市立文学館を見に行こうと思う。松本清張記念館の斜向かいにあるので、セットで見に行くといいかも。

2006/11/11(土) 怪しい日本語
女ともだちのご主人が韓国へ出張に行ったなどという話を聞き、この秋に釜山へ行ったときの写真を整理していたら、あるホテルのメニューを撮った画像が出てきた。

海外へ行くと、何とも怪しい日本語を耳にしたり目にしたりすることはよくあることだが、口語より文語の方がこうして残しやすいし、それだけ衝撃が強い。画像のメニューはチャーハンのンをソに間違えただけだが、まるで2ちゃんねる用語のように見事に嵌っているので記念撮影した。トンカツはブタカツレツというのも日本では使わない言い回しだ。韓国ではドンカスであるが。

口語の方で印象的だったのは、インドへ行ったときカルカッタのサダルストリートの客引きで、女遊びを誘うのに「スクールガール」と言ったのが傑作だった。若い学生みたいなのがいると言いたかったのだろうが、日本人に解りやすく初歩的な英単語を組み合わせているのが何とも笑える。インドの女性は顔立ちは綺麗なのだが、整いすぎてその気になれないというのが正直なところ。ほどほどにブサイクな方がかえっていいのだ(笑)

2006/11/10(金) さくらやとベスト電器
首都圏を中心に家電量販店を展開するさくらやが、ベスト電器傘下になる可能性が出てきた。さくらやといえば、私の幼少期はヨドバシカメラと並び新宿安売り戦争の顔だったが、近年は急速に拡大したビックカメラやヨドバシカメラなどの僚友に置き去りにされている感があり、やはりという気がしないでもない。

ヨドバシやビックは北海道から九州まで進出しているのに対し、さくらやは東京、埼玉、神奈川にとどまっている。その勢力はあまりに対照的。資本力のあるところにとっては格好の標的だったかも。大阪のなんばではプランタンが撤退した後ビックカメラが進出し、プランタン通りがいつの間にかビック通りになってしまったほど居ついているし、ヨドバシは客入りはともかく博多駅裏口の顔として、存在感は十分に確立している。

それにしてもよりによってベスト電器とは。先月北海道へ行ったとき富良野にまで進出しているのを見て、ベスト電器も想像以上のネットワークだと思ったものだが、まだまだ東京では知名度が低く、新宿高島屋以外では赤羽や浅草、西多摩郡など中心部への進出は十分に果たしていないので、格好の足場になるかもしれない。

長らく関東中心だった丸井も最近になって関西進出を果たし、ローカルにとどまっていた大型店舗が各地への拠点を広げつつある。さくらやの今後に少し期待してみよう。新宿のさくらやウォッチ館は腕時計の在庫が充実しているので、ベスト電器もちょっとは影響を受けてほしいとか思ったりしてみる。

2006/11/09(木) 新選組血風録
ケーブルテレビに加入してから1年以上になるが、ここ2、3ヶ月は度々旅に出ていたこともありすっかりご無沙汰だった。月に2千円ほど払っているので見なければ損、という考えなのだが、家を空けている間はさすが見ることができない。ビデオ録画という方法もあるが、そうまでして見たいと思う番組も見つからなかった。

部屋でゆっくりテレビを見る時間が再びできてから、最近嵌っているのは、時代劇専門チャンネルの新選組血風録だ。昭和40年NET(現・テレビ朝日)製作の作品でモノクロ。霞ヶ関ビルが出来た年に生まれた私には知らない役者さんばかりなのだが、それがかえって演じ手に先入観なく見られるのでいいのかもしれない。ものごころついてから記憶にあるテレビ番組はすべて天然色だったので、モノクロのドラマを続けて見るのはおそらく初めてのことだろう。

新撰組関連のドラマはたくさんあるが、その中でも最高傑作と言われるだけあってよく出来ている。特に島田順司演じる沖田総司が良く、近年の美男子美青年という根拠のない脚色ではなく、少年のような清朗な一面と一番隊隊長という峻厳な一面を兼備した沖田の人柄がよく表れている。放送時間は11時と23時というのも見やすい。仕事のある日は11時を見て、休みの日は23時を見てからそれぞれ寝ている。

昭和40年といえば41年も前になる。そんな時代の作品が今も見られるのは喜ばしく貴重でもあるのだが、40年も経過しながらそれを凌ぐ作品が出てこないのは何とも微妙な気分。主題歌は春日八郎が存在感たっぷりに歌っているが、出てくるだけで大御所として重みを感じることができる歌手も最近はほとんど見当たらない・・・。

2006/11/08(水) さて、どうしよう
年をとってからの方が季節をしみじみ感じることが多くなったが、年とともに時間の流れが早く感じるようになるのは皮肉なものだ。それだけに日の移ろいを噛み締めるようになるということか。

去年の今頃の日記を見てみると、紅葉を見に行ったりしているが今年はまだまだ。九州ではしばらく先のようだ。北海道の旅行へ行ってきた母から見せてもらった写真では、五稜郭などはかなり木々が色づいていた。日本は縦長だとつくづく感じる。

先月末の滋賀での披露宴が開いて今年の大きなイベントが無事過ぎていきほっとしているところで、今週末と来週半ばの連休の予定がまだ空白。年中旅している私にしては珍しいことだが、何となく次の行動へすぐに移行しづらい雰囲気だ。もうしばらくのんびりしていたいという気持ちでもあるし、気候も穏やかなこの時期を大事にしたいというのもある。秋ももう少しである。

2006/11/07(火) 電柱広告と職人
おととい広告看板のことを書いたので、先日目撃した電柱看板業者のことを書いてみよう。写真は中央区大名の早朝の風景。軽ワゴン車から私服の夫婦が出てきたと思ったら、手際よく電柱の長細い広告看板を取り外してしまった。脚立を使ってすいすいと電柱に登り、小さなニッパーみたいな工具を擁してあっという間に広告看板を外した。

一見まだまだ使えそうな看板なのだが、契約期間とかいろいろあるのだろう、惜しげもなく外してしまった。広告業界の表層部分は華やかなイメージが定着しているが、新聞配達やアドバルーン業者に限らず現場は想像以上に地味だ。まるで家庭内手工業のような早朝の私服の夫婦作業を見ると、これからもっと広告看板を注意して見ようかなどと考えてしまうのである。

2006/11/06(月) さらば六本松
職場が新社屋に移ることになり、長らく通った六本松とも今日でひとまずお別れとなった。長らくといっても十年にも満たないが、流浪の転職人生の私にとっては長く通った方だろう。

六本松という土地は、福岡市内に住む人ならほとんど知っていると思われるほど有名なのだが、実際はさほどの都会でもない。つい近年地下鉄3号線が開通するまで、バス頼りの交通アクセスの良くないところだったし、喫茶店は2〜3軒しかない。しかも1軒は閉店した。食事をする店もあんまりいいところがないし。ファーストフードはマックとモスがあるのみ。めしや丼は潰れてしまった。

つまるところは交通の要所で地域的に栄えているものの、中央区の外れでこれといったポイントは少ない。九州大学の教養部や福大付属大濠高校があるため若い人口は多いのだが、それは決して治安の良化にはつながっていないように思う。

あまり知られていないことだが、風俗店もある。それもかなり古びたビルの上にあり、宣伝もしてないし看板も小さいので日陰の存在である。おそらく生涯行くことはないだろうし、六本松に来ることも少なくなるだろう。さらば六本松。

2006/11/05(日) ブラウン管とキドカラー
先日、粕屋方面へ行ったとき、写真のような看板銀座を発見。よく琺瑯看板サイトなどにこのような看板密集の民家の写真があるが、実際に見つけると驚くものだ。広告看板というものは、新幹線など電車の車窓でおなじみだが、田舎へ行くとバス停の近くによくある。この写真もバス停のすぐそばだった。バスは1時間に1、2本程度の本数なので、広告効果はさほどでもなさそうな気がするが。

時代の流れにより、もはや電話加入権は債権としての価値を失いつつあり、電話金融というものも過去の産物になりつつある。居並ぶ看板のほとんどがローカル企業の中で、日立キドカラーは全国的に一時代を築いたヒット商品だ。それでもその商品名さえ忘れられつつあるが、こんなところでひっそりと生きていて、意外な再会となった。

それにしても不思議なのは、キドカラーの下の電気店の名前が消してあること。わざわざ消すのなら看板ごと取り外してしまえばいいのに。地主もひょっとするとキドカラーの看板を撤去するのが惜しいのかもしれない。キドカラーのキャラクターが乗っているのはブラウン管。液晶時代に突入し、全てデジタル化されようとするこのご時世、この看板はますます希少な存在になるかもしれない。

2006/11/04(土) 喫煙所トーク
先月までは実によく旅に出たので、普段吸わないたばこを吸う機会が多かった。喫煙所に集る人同士には独自の連帯感のようなものが沸いてきて、知らない人でも話し込んだりしてしまうものだ。写真はフェリー内の喫煙所。フェリーなど限られた空間の中では、喫煙人口も限られているので、喫煙所で何度も同じ顔を見かけた。これが会社の中とかなら、より一層親しみを感じるかもしれない。

その中の会話で聞いた話だと、最近はたばこを吸える場所が限られていてなかなか吸えないので、喫煙者のたばこの吸い方も変わってきたという。以前は1本ずつを適度な間隔で吸っていたものが、今は吸えるチャンスに2、3本まとめて吸うことが多いという。事務所や工場、病院などでわざわざしばらく歩いて喫煙所に辿りついたのだから、次に来るのはだいぶ先のことになるので、余分に吸っておこうという心情らしい。周囲もそういう人が増えたとか。高速道路のパーキングエリアなどでも、禁煙の高速バスから降りた客や運転手は、2本続けて吸っているところをそういえばよく見る。

私の職場に新社屋が完成し、これまで喫煙天国だったのがたばこは喫煙ルームに限られるという。ここでも「まとめ吸い」が見られるようになるのか。

2006/11/03(金) 塵も積もれば
旅先から帰るといつもうんざりするのは、メールボックスに溜まった大量の迷惑メール。僅か2泊3日の間に、今回は何と111通もどっさり入り込んでいた。他に直接ごみ箱に落ちたものを含めると150通にも上る。我が家のメールボックスも世間並みに、ゴミ問題は深刻である。

しかし111というのは縁起のいい数字かもしれない。実は披露宴の3次会で行ったカラオケボックスの部屋も111号室だった。競輪選手だったら喜ぶことだろう。(競輪は通常3日間開催で、各日1レースずつ出走するので最高の成績)。そういえば競艇の柳瀬興志選手のブログには、行きつけのガソリンスタンドに66−66というナンバーの車がよく止まっていて目をそむけるそうで、06−666−6666なんていうテレショップの番号を見てしまうと悲鳴を上げるとか。(競艇は6艇で走るので、全てビリという数字)

そういえば花札でも、カス札を集めれば点数になるわけで、迷惑メールのようなゴミも集めれば縁起がよくなると解釈するようにしよう。

2006/11/02(木) swiss made
華やかな宴の席では、いつもさりげなく参列者の腕時計チェックをするのだが、今回はすっかり宴に見とれてしまい忘れてしまっていた。その後宴が開いて参列者が中庭に出たところで、ふと近くにいた騎手の腕時計が目に入った。声をかけると、快く腕をまくって写真を撮らせてくれた。

ロレックスのエクスプローラーという時計だ。かつて私はこの日記で、ロレックスが似合う日本人はそうそういないと書いたことがあるが、このジョッキーには自然にマッチしていた。スーツの色にも合っているし、弱冠21歳でありながらも洋服で言うところの「着られてしまっている」というところがない。どちらかというとアンチロレックスな私も、ロレックスもなかなかいいなんて思ってしまう。

他に、宝塚の馬具屋の若社長は、前に会ったときに着けていたオメガのシーマスタープロフェッショナルとは違うドレスウォッチをしていた。今回は奥方と常に行動を共にしていたので、あまり近づけず詳細は未確認だが、生活にゆとりのある人は時計にもゆとりがあるものだ。今回お世話になった調教助手の方も、前回見たブルガリのアルミニウムではなくタグホイヤーFormula1を着けていた。どちらも馬に乗る仕事などアウトドアに適した時計だが、高価でありながら一見そう見えず、高級ながら嫌味さがない時計でナイス。

普段まみえない職種の人たちが一堂に会すると、いろんな腕時計が拝めて楽しい。京都の建築士Y氏は銀色のスウォッチをしていた。ピンからキリまで幅広いスウォッチだが、デザインも素材も良いモデルで目が釘付けになった。次に海外へ行くときに免税で買おうかな(^^;)。披露宴では女性は華やかに着飾り男性は地味な印象だが、さりげなくお洒落しているものだ。ちなみに私はオメガのデビルをしていったが、これはお洒落ではなく、旅先で所持金が枯れたときの質草だったりする(^^;;

2006/11/01(水) 日本一住みやすい街
宴の後は、新郎新婦が住み、新郎の働いている滋賀県栗東市に宿泊。最近では新幹線の新駅設置問題で推進派の市長と反対派の県知事とが注目されているが、ちょっと前話題になったのは、栗東が「日本一住みやすい街」に選ばれたこと。それはたった1日過ごしただけでも、なるほどと思うことがいくつもあった。福利厚生のことなどはわからないが、山が近く、空気がよく、水辺があって、自然があふれていながら高速道路のインターが近く、国道1号線も8号線も走っている交通至便なところ。

大動脈の国道だけに、道沿いには商業施設や飲食店なども豊富。大手チェーン店は一通りあるのではないか。すたみな太郎やザ・めしや、そしてジョイフルまであった。大きな買い物は京都まで出ればいいし、京都までは車も電車も30分ほど。空港までも車で1時間かからない。そしてなぜかガソリンが安い。京都あたりからわざわざ入れにくるドライバーもいるという。レギュラーガソリンで1リットル120円台と安かった。

新婚の家庭にお邪魔して居間に腰掛けお茶をいただいていると、しばらくそこから動きたくなくなる気分にさせるような景色や太陽、風がそこにあって、出かける時間になっても立ち上がりたくなかった(^^;)。さらにその後周辺を案内していただいて、尚更栗東の街の印象がよくなった。福岡に住んでいるとなかなか行く機会のない栗東市だが、何とか理由をつけてまた行きたくなるようなそんな街だったのは確かだ。
(写真は宿泊先のテラスからの眺め)


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