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2006/11/06(月)
さらば六本松
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職場が新社屋に移ることになり、長らく通った六本松とも今日でひとまずお別れとなった。長らくといっても十年にも満たないが、流浪の転職人生の私にとっては長く通った方だろう。
六本松という土地は、福岡市内に住む人ならほとんど知っていると思われるほど有名なのだが、実際はさほどの都会でもない。つい近年地下鉄3号線が開通するまで、バス頼りの交通アクセスの良くないところだったし、喫茶店は2〜3軒しかない。しかも1軒は閉店した。食事をする店もあんまりいいところがないし。ファーストフードはマックとモスがあるのみ。めしや丼は潰れてしまった。
つまるところは交通の要所で地域的に栄えているものの、中央区の外れでこれといったポイントは少ない。九州大学の教養部や福大付属大濠高校があるため若い人口は多いのだが、それは決して治安の良化にはつながっていないように思う。
あまり知られていないことだが、風俗店もある。それもかなり古びたビルの上にあり、宣伝もしてないし看板も小さいので日陰の存在である。おそらく生涯行くことはないだろうし、六本松に来ることも少なくなるだろう。さらば六本松。
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