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2006/02/21(火)
保障期間内なので
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8日の日記に書いたように、デジカメの調子が悪いので修理に出しに出かけた。オリンパスの福岡サービスセンターは渡辺通りのの小奇麗なビルにあった。受付窓口だけあるのかと思ったらフロアにはショールーム風の立派なブースがあって、椅子も何脚かあり携帯電話会社や小型の銀行並みの窓口である。受付時間を10分近く遅れているというのに、笑顔とともにそこで迎えられた。カシオなどは事務所の入口にカウンターがあり無愛想な社員が事務的に受け取り処理するだけだが、こんなところにも会社の質というものが出るような気がした。
オリンパスでは顧客の対応も十分で、機能の説明を細かにしてくれた後はカメラの話で盛り上がったりした。昨今は使い勝手の良いデジカメが市場の中心となり、複雑な仕様は敬遠されているためカメラ本来の機能が失われつつあるというような話をした。コニカやフジなど、カメラメーカーの多くはフィルムカメラ撤退を余儀なくされているが、それは売上重視で若い女性などへのカメラ普及を優先したメーカーの決断でもある。カメラ会社の社員からそんな流れは残念だという声を聞いたものの、会社の存続を願いその指示に従っていくのも社員だと考えると複雑な思いがする。
年配者が中心とはいえ、高級カメラや時計を憧憬する男性は多く、細々とではあるがそんな客層はまだまだ残っていくだろうが、このままではレコード針以上に稀有な存在になってしまいそうな気がしてきた。
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