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2006/02/04(土)
福岡人のふきや礼讃
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きのうは天神で用を済ました後、ふとふきやのお好み焼が食べたくなり博多駅へ。金曜の夜のせいか、ふきやはほぼ満席状態。みなさん週末の夜でありながら、ビールを飲むでもなく黙々とお好み焼を食べている。
きのうは気温がずいぶん下がったので、鉄板のある店で温まろうという気持ちだったのかもしれない。しかしこの店もずいぶんと客層が幅広くなったものだ。最初に私が行った中学生の頃は、ほとんどが男子学生だったのだが、今ではサラリーマン風から家族連れ、カップルに至るまで幅広い。女性同士の組み合わせも目立つようになってきた。それでも、あの量の多いお好み焼を残しているのは見たことがない。
しばらく休養していた社長も復活し、黙々とキャベツを切っていた。合間に若い働き手にゲキを飛ばすのも相変わらず。しかし最近は客が注文する品の幅が広がったように思う。きのうは肉野菜炒めを頼んでいる客がいたが、このメニューはかつては年に1度見られればいいというくらい注文する客がいなかったのだが、最近ちらほら見かける。次いで人気のない焼きうどんや焼きめしも時々みかけるし。ふきやの焼きめしは、魚粉、削り節の入った独特の和風味で、あれはあれでたまに食べたくなる。
他県から来る人が食べると、?という味だが、なぜか福岡では受けている。決して美味いというわけではないのだが、たまにふと食べたくなるのである。やはり最大の魅力はあのマヨネーズだろうか。
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