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2006/02/07(火)
恋に師匠なし
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以前、店をしていた頃の従業員から、今でもときどき相談の電話がかかってくる。夜の店で私が最初に店長になったのは7年ほど前。当時18歳の小娘だった彼女らも今は25歳となり、将来の分岐点にさしかかる者も多いようで、中退や転職など曲がりくねった道ばかり歩いてきた私の話も、たまに聞いてみたくなるらしい。
とはいいながら、最も多い相談は恋愛の話である。特に女のコの二十代半ばというのは結婚を意識する年頃というのもあって、さらには性的な売り物をしていた職場だけに、生々しい話も忌憚なくできるという気楽さがあるのだろう。男女の営みは言葉では説明しにくいから一度実践しなくてはといっても、いつも相手にされないのであるが(^^;;;
そんなわけで昨夜はC子から電話があり話込んだ。新しい彼氏が出来て先日初めてホテルに行ったなどと報告を受け、今後についてなどを話して電話を切る前に彼女は、「シルクさんに報告した後、この前2回は別れるっているパターンが続いたから、今度は頑張らないと」などと言うではないか。どうも一部の元従業員の間でそんな噂が冗談ぽく語られているらしい。日本全国に、例えば東京なら井の頭公園でカップルでボートに乗ると別れるというような風評があるように、私に打ち明けると別れるというのか? 女のコのよくない習性のひとつは、自分の目や耳で判断せずいたずらに付和雷同し集団に靡いてしまうことである。
だったら電話してくるなと突っ込んでみたくもなる(^^;)。私が執り成して不仲が修復し結婚した例もあるからあんまり気にしてないが、自分の失敗をあんまり他人のせいにしてはいけないではないか。それにしてもいい女ほど、しょうもない男にひっかかってしまうのは何故だろう。と言いながら、いい女がこちらへ巡って来ないのを、こちらも他人のせいにしたりするわけだが。
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