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2006/03/10(金)
義務教育の威力
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旅先で泊まったホテルは近くに米軍基地があるせいか宿泊客には米軍関係者が多く、ロビーには青い目をしたガイジンの方が日本人より多かった気がする。ホテルにはカフェテリアにノートパソコンが置かれていて無料でインターネットが出来るスペースがある。そこでこの日記を書いていると米国人風の男性が横の席に来てインターネットを始めたが、入力モードを日本語から英語に変更するすべがわからないようなので私が男性に声をかけた。
久しぶりに英語を喋ったが、長い時間のブランクがあるとわかってはいても言葉がなかなか出てこない。これが体に関することであれば、何十年も前に覚えた柔道の受身が咄嗟にできたりするのに、頭を使うものは記憶を呼び戻すのに時間がかかるものだ。しかし何とか男性の意のままにアクセスできるようになり、コミュニケーションも一応は全うできた。
翌日の朝、客室で寝ていると電話が鳴った。フロントから何かの伝言かと思い出てみると、ガイジン客からの間違い電話だった。前の日よりは少しは語彙が増えたものの、寝起きということもあって意思を伝えるのがやっとだった。文法の間違いがいくつかあったことに電話を切ってから気づいた。
帰りの機内には中日新聞の朝刊があり、愛知の県立高校入試問題が出ていたので、普段はその手の物は見向きもしないのだが、きのうの今日なので解いてみた。さすがに中学卒業程度、しかも県立入試のような素直な問題だったのでほとんど正解出来た。大人になり、長文の中の時間や場所というキーポイントに予め重点を置くような老かいさでこなした部分もあったが。
私は中学時代に英語は得意だったが、高校では劣等生だったので、自分の英語力は中卒程度と思っている。それでもしっかりできていれば、日常的なコミュニケーションは出来ると再認識した。しかし重要なのは普段から使う鍛錬をしていなければ活用できないということで、その必要性を痛感した今回の旅だった。というか、そのことだけでなく普段からもっと頭を使わなければならないと改めて思った(^^;;; (写真はレジにドル表示のある沖縄市のスーパーサンエー)
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