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2006/03/29(水)
ソウル・フード(3/30再更新)
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今日は冬に逆戻りしたような寒さになり、風が強いため朝からかなり冷え込んだ。もう一度寒くなったら、おととし1月6日の日記(http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/silkvelvet/?Y=2005&M=1&D=6)に書いた韓亭のチゲ定食を食べに行こうと決めていたところだったので、昼になるとポケットに手を突っ込みながら冷たい風の中呉服町へ向かった。
店内は相変わらず木造のレトロな造り。韓亭の昼のチゲ定食は、日替わりのチゲなのだがこの日は豆腐チゲ。ここ何日か冷蔵庫にたまった豆腐を過剰に摂取していた私は焼肉定食(写真)へ変更した。ビビンバや石焼ビビンバはご飯がおかわりできないので、何となく損な気分になる(^^;)。この店の昼の定食はご飯とキムチが食べ放題なのが嬉しい。焼肉定食は630円という安さでありながら、ゴマ油や酒などでしっかり下味をつけた肉と野菜の炒め物が出てくる。若干肉は少ない気がするが、この値段なら納得できる。キムチも本格的な味で、辛いがおかわりしてしまう味だ。セルフサービスならばこのキムチだけで3杯でも4杯でも食べられるくらいだが、給仕してもらうシステムなのでおかわりは1杯までにとどめておいた(^^;)
客は私とほかに1組で、いつも通される大広間でなく別の個室に入れられたので不思議に思っていると、ほどなく30名以上の団体がなだれ込んで来た。店主のテンションが急に上がり、母国語のみの接客になった。見たところその団体客は僑胞ではなく、みんな韓国語でぺらぺらと話していた。
精算のときに主人にたどたどしい韓国語で話しかけてみると、韓国からの観光客の団体のようだった。韓国人は旅先でも必ず韓国料理を食べるという。日本人も海外に出ると日本料理が恋しくなりますよと答えたが、短期の観光旅行のコースに組み込まれるというのは日本人では考えられにくいかもしれない。本物が来るほど本物らしい店ということになるが、ガイドも運転士も美味そうに食べていたのが印象的だった。
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