日常日記
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2006/04/30(日) ゴーヤ弁当
仕事先の食事でよくほっかほっか亭の弁当を利用するが、正直いってどのメニューにも飽きてしまった。そのため家のすぐそばにほか弁があるが、仕事以外の日に食べる気はおきず、一度も利用したことがない。店に可愛い女のコでも立っていれば行くこともあるのだろうが(^^;)

ほっかほっか亭などの温かい弁当を出すチェーン店が出来た20年ほど前、ほかほか弁当や本家かまどやなど、ライバルチェーンがいくつか見られたが、多くが姿を消してしまった。本家かまどやはかろうじて残ったが、近所にないので利用することはできない。いくつかのチェーン店をかけもちできれば、メニューの幅も広がり飽きずに済むのだが。

先日沖縄へ行くと、沖縄のほっかほっか亭では夏メニューが始まっていて、噂に聞いていたゴーヤ弁当があったので早速挑戦してみた。ゴーヤは苦いというイメージがあり、沖縄料理好きな私でも少し敬遠していたのだが、ちゃんぷるにすると苦味がほとんど感じられず食べやすかった。ちゃんぷるとは豆腐と玉子を使った炒め物だが、これならばゴーヤの消費量も多くなるだろうというくらいこなれている。郷土料理の知恵に感心するばかりである。
沖縄のほか弁なら、しばらく飽きることはなさそうだが(笑)

ゴーヤ弁当には、とどめにポークランチョンミートが添えられている。ランチョンミートは米国占領時から沖縄に広がった缶詰食品だが、B級テイストなうまさで弁当にぴったりだ。価格は420円と、唐揚げ弁当やデミハンバーグと同じで、のり弁当の上のブービーな価格ラインだが、それにしては贅沢なように感じる。注文してから10分近く待たされたが、注文後にしっかり炒めて調理した感じがした。ちなみにその上には、軟骨ソーキ、ラフテー、白身フライのおかずが加わったゴーヤデラックス弁当560円もある。

2006/04/29(土) アドリブ禁止
2003年4月に都内で行われたプロレスのタッグマッチの試合直後の場外乱闘で相手選手が怪我をした事件で、東京地裁は大仁田議員に賠償命令を下した。しかし目を引いたのはその判決についてではなく、事前に勝ち負けの取り決めがあったと裁判官が認定した件だ。

多くの大人がプロレスは筋書きのあるドラマだと認識しているが、それは決して口に出すべきことではなく、暗黙の了解となっている。しかしこうして裁判の判決として公示されることになってしまった。プロレスファンのちびっこなどが目にすると、サンタクロースの実像を知る以上にショックかもしれない。

元々相手がロープの上によじ登り飛び降りてくるまでぼやぼやと待っていることや、ロープに振られてわざわざ殴られに帰ってくるという矛盾からして無理のあるショーだが、プロレスはある意味では武道以上に浪花節の部分があり、大人にも熱いファンは多い。しかし私の幼少期ならわざわざ3本のロープの間に両腕を挟まれるアンドレ・ザ・ジャイアントや、相手の攻撃にいやいやをして哀願するダスティ・ローデス、最近ではM字開脚のインリンなどショーとしてのプロレスもなかなか人気がある。ゴールデンタイムの中継を失ってから久しく、年々マニア専科となりつつあるプロレス、もはや血糊の出血くらいで卒倒する老人もないわけで、この判決を期に、開き直ってショーとして発展してみてはどうだろうか。

2006/04/28(金) このご時世に値上げとは
マクドナルドが5月中旬からまた値上げするらしい。メニュー55種類のうち32種類を値上げするそうだが、さすがに80円のハンバーガーや100円マックのシリーズなどは据え置くという。要は客単価と利益率の低さを上げる狙いのようだが、今マックに集る客のほとんどが求めるのは安さであろうから、値上げすれば客が離れるばかりだろう。

最近では営業形態にも変化が見られ、福岡ではうちの近所の箱崎店は24時まで、吉塚店が2時、ほかに市内では原店が3時、天神店は4時までも営業している。ファミレスやリンガーハットですら、22時以降は深夜料金を乗せているわけで、つまり人件費の上がる夜間はそうでもしないと利益が上がらないであろうに、単品80円からのマックで深夜料金も取らずに営業して、儲かるはずがないのは明白なのだが。

だからといって、即値上げでは客はついて来ないだろう。深夜営業している店舗の近くを夜中によく通るが、客はほとんど見られない。酒も出さない店に夜、客を集めるのは難しいだろう。その昔、多くが24時間もしくは明け方まで営業していたミスタードーナツやリンガーハット、ロイヤルホストなどはほとんどが、今では早じまいするようになった。

中洲あたりの夜の店でもそうだが、料金システムをコロコロと変える店は客が離れていく。原価が上がったとか説得力のある理由ならともかく、どこで利益を取ろうかと画策する値上げには客も敏感になるものだ。十数年前にマックが日本上陸20周年とやらで、ハンバーガーを期間限定で100円で出したときは、7個やら8個やらまとめ買いする客が並んだものだが、それはそれまでハンバーガーは180円するものだと消費者が認識していたからで、もはや80円が当たり前となってしまった今、値上げは首を絞めることになり、逆に値下げしても驚かれることも殺到することもなく、どうにもならないところまで来てしまったというのが現状だろう。

今の苦境を脱するためには、魅力的な新商品の開発しかないように思うが、エビとかベーコンとかトマトとか、他社のメニューのレプリカの繰り返しでは望みは薄い。むかし働いていた者としては巻き返しを期待しているが、当時に比べると店舗数は十倍以上にも膨れ上がり、従業員の質も味も相当低下しているのは否めず、現状維持が目一杯にしか見えないのは寂しい。

2006/04/27(木) 夜の勉強不足
盛岡の高校教師が店舗型性風俗店を禁止区域で営業して逮捕されるという報道があった。しかしいくら教師だからって、専門学校から200メートルほどのところで風俗店をしたのがまずかった。昼の勉強は熱心でも夜に関しては勉強不足だったようだ。その教師には多額の借金があったそうで、風俗店をすれば儲かると思ったようだ。桶川の女子大生殺人事件のときもそうだが、これまで周囲からよく「風俗店はそんなに儲かるのか?」と尋ねられたことがある。

やり方にもよるだろうが、手っ取り早く金が儲かるのは確か。私が店長をしていたのは、中洲の風俗店の中でもかなり暇な店だったが、それでも月に80万から100万ほどは純利益が出ていた。人気店になれば、5、600万くらいちょろいのではないか。しかしこの商売には厄介なことがたくさんある。極道やお上への接待から、税金対策、従業員の疾病問題などなど。質の悪い客が店で暴れたり、ライバル店のスパイが客に紛れて嬢の引き抜き行為を働いたり、稼ぎ頭の嬢が妊娠したり親バレしたりして急に穴を開けるなんてことまで含めると、日々トラブルの連続なのである。

そして風俗営業法を細かに勉強して、法に抵触しないよう常に気をつけなくてはいけない。嬢を雇うときは写真付き身分証明証を確認するのだが、そっくりな姉の身分証を提出していたことを見抜けないと、雇い主が児童福祉法で御用になることもあるのである。18歳未満を雇う児童福祉法違反は、風営法違反などよりはるかに罪状が重くなる。こちらは悪くないつもりなのに、騙された上にパクられる危険性も孕んでいる。

ともかく厄介なことばかりで、長く続ける従業員は少ないし、長く続く店も稀だ。結果として風俗店などは、働くところではなく遊びに行くところということになる。まあ、今の私はそれを実践しているわけだが(^^;)
ただ店長から見た嬢は教え子のようなところがあり、多くの若い子を扱うという部分では教師は適職かもしれない。宇宙人のような今の若い子を相手にすると考えただけで、もう私はこりごりだという気がする。

2006/04/26(水) 年齢相応?
私は旅が好きな方だが、今年は1月から毎月飛行機に乗っていて、さらに来月も予約を入れているので5ヶ月連続で自腹で飛行機に乗ることになる。かなり旅好きな私でもこれは生涯で初めて。商社で働いてはいたが、下っ端のまま辞したので外国へしばしば出るようなことはなかった。そもそも私は韓国などアジア諸国専門の係だったということもあるが。

旅の語源は一説によると他火であるらしい。他火とは他人の家や他の地に灯る火のことで、むかし生活の中心であった火だが、己の火が揺らぐと人は旅に出て、他の火にあたったりその火による食事や知恵をもらったりしてリフレッシュしたという。そうなると旅を日常的にしている私は、己の火が揺らぎっぱなしということで、空路ばかりの旅は他火というよりは飛び火とでもいうべきか(^^;)

旅といっても、観光地を巡る人たちのように、名所で高価な入場料を払ったり、地元の人はほとんど口にしないような高級な料理に大枚をはたくわけではないので、一般的な旅行とは内容がずいぶん異なるだろう。とはいえ交通費はかかるわけだが、飛行機代もずいぶんと安くなった。福岡から鹿児島まで新幹線の往復割引を利用するより、福岡から那覇まで格安航空券を利用して往復する方が安いのである。パチンコ屋でうるさい中悪い空気を吸って散在するより、ずっとましな金遣いだと思うことにしている。

ところが最近になって、ひとつだけ問題が起きている。体の疲れである。これまでは気にならなかったのだが、最近は2連休に2泊してその日の午後帰宅して夕方から仕事に出ると、その日の仕事中の疲労がかなり顕著になってきたのである。まだきついながらも実践しているうちはいい方で、行く前から「疲れるからやめておこう」と自重するようになるときが、本当に深刻なのだろうが。
(画像は沖縄からの帰路の機内から見えた薩摩半島)

2006/04/25(火) 一部の地域を除いて
沖縄のテレビ局は民放が3局、そしてNHKと教育の5チャンネルである。民放はTBS(毎日)系、朝日系、そしてフジ(産経)系の3局。テレビ東京(日経)系がないのはわかるとしても、日テレ(読売)系がないとは意外だった。島から甲子園の代表が出れば議会も休会するほどの野球好きな土地柄だというのに、東京ドームや地方の読売主催の巨人戦は全く放送されないということになる。仕方ないので、巨人−ヤクルト戦はラジオで聴いた(^^;)

わが国の民放系で最古の局がないというのは、読売系だけに何となく思想的な背景がありそうな匂いもする。調べてみると、朝日系の琉球朝日放送でさえ僅か10年前に開局したばかりのようだ。それと同時期に日テレ系も開局を目指したが、結局計画は頓挫して免許申請も取り下げられたという。現在ケーブルテレビでさえ日テレ系の放送はないという。ズームイン朝などは沖縄からのレポートがありながら、現地で放送がなかったとは驚きだ。そういえば日テレ系の超老舗旅番組「遠くへ行きたい」は、あれだけマンネリ化しながら沖縄が出てこないのはそんな理由だったか。沖縄県北部の住民は、鹿児島読売放送の電波を必死に受信している世帯も少なくないらしい。何とも涙ぐましい。

24時間テレビや全国高校サッカーなど日テレ系の番組の一部はフジ系の沖縄テレビで放送されているようだ。しかし現地でテレビを見ながら思ったが、沖縄の民放では系列局のない日テレ系やテレ東系の番組を織り交ぜて放送するので、昼過ぎから夕方、ゴールデン後の深夜などに、系列のない局のゴールデンの番組が埋め込まれていてなかなか濃厚なタイムテーブルが完成している。しかしいかんせん番組の鮮度は古く、逮捕前の録画であろうホリエモンの姿がクイズの選択肢になっていたりと、地方ならではの遅れ具合は痛々しい部分も垣間見えた。これまで、「一部の地域を除いて」という語句を他人事のように聞いてきたが、放送されない地域のことも少しは考えるようになりそうだ。
(画像は琉球放送製作のローカル番組)

2006/04/24(月) 天神FM→大丸→甚八寿し
今日は沖縄みやげを持って、フリーウェーブ天神FMのDJ大田こぞうさんのところへ。大田さんは天神FM史上もっとも人気を集めた「日暮薬局」のDJをされていたが、その番組終了の後、現在「メロヒールO!」という番組を月曜から水曜の午前10時半から14時まで担当されている。

コミュニティFMらしく、他の番組で流れるようなありふれた曲はほとんど流さず、「独自のいい曲」を選曲されている。多くの人に知られていないが優れたアーティストというのはたくさんいるもので、ペンギンカフェオーケストラやチーフタンズ、ケイト・ラスビーなどは、こぞうさんが福岡のリスナーに知らしめた「ダークホース」の一例である。

日記のネタにさせてもらうことの承諾は得たが、露出を望まない大田さんの画像はNG。私と同年代とは思えないほど若々しくおまけに美女であるのに、画像で紹介できずに残念。ご覧になりたい方はフリーウェーブ天神FMの公式サイトへどうぞ。(福岡ローカルリンクの頁から飛べます)

帰りは大丸に寄り北海道展を見たが、客入りの多さの割には今ひとつそそられるブツがなかったので、何も買わずに辞した。「シシャモムスメ」で万馬券を取らせてもらった鵡川のししゃも屋大野商店のブースには、岩田屋でお近づきになった店員さんは来てないようなので、何となく拍子抜け。北海道展といえば定番のいくらやうに、カニの弁当も並んでいたが、見た感じや値段がいまいちだった。

そして地元に戻り、我が町の寿司屋「甚八」の仕出し部を覗いてみると、北海道展よりもはるかに立派なちらし寿しが格安であったので購入。やっぱり遠くのデパートより我が町の仕出し屋だ。写真のように、いくら、カニ、トビ子満載で650円だったので、デパートに並んでいたものの半額以下。主夫としては上出来の買い物だろう。

2006/04/23(日) ジモティとのふれあい
猫と暮らしているためこの日記はときどき猫の話題になり、犬の話は滅多に出てこないが、私は犬も好きである。むかし犬と暮らしていたこともあるし、出かけた先に犬がいると話しかけたり体を触ったりよくする。

今回も旅先で犬に会ったので、ちょうどカメラを持っていたから何枚か写真を撮った。旅先での楽しみの一つは地元民とのふれあいだと思うが、彼もジモティの一員だろう。
その昔、ウィスキーのCM(http://www.suntory.co.jp/enjoy/cm/log/na002.html)で野良犬の子犬をカメラが追うのが大ヒットしたことがあるが、子犬の姿を目で追っているとそれだけで面白い。写真の子犬は沖縄では中心部にあたる久茂地のあたり、「りうぼう」という百貨店前のバス停に居たのだが、バスを待つ間子犬を観察しているだけであっという間に時間が過ぎていった。好奇心旺盛な子犬の行動は興味深いし、無垢で可愛い。猫のように逆ギレしてエサをねだるわけでもないし、必要以上に周囲の人間に甘えるでもない。

近年めっきり野良犬を見かけなくなっている。しかも子犬は珍しくなった。野良犬が激減した理由は野犬捕獲員に捕獲される数が増えたことだろうが、県庁や銀行の本店があるすぐそばにのんびりと野良犬が転がっているというのも沖縄ののんびりとした土地柄を感じる。沖縄の4月は本土で言えば初夏にあたる21〜23℃くらいの気温で、アウトドアライフには最適かもしれない。

2006/04/22(土) さよならジャンパイア
昨夜はスワローズがベイスターズに3点差を跳ね返して逆転。8回二死走者なしから突破口を開き、クルーンから連打。ポイントは代打武内の振り逃げでつなげたことだろう。大量点にはエラーがつきものだが、プロ野球で振り逃げとは。先日の日記に打撃妨害してでも点を取れと書いたが、選手もこの日記を読んでいるとは(んなわけない)。

これでスワローズは勝率5割目前。タイガースと並び3位になった。タイガースは読売びいき審判の毒牙で試合を落としたようで同情するばかりだ。温厚などんでんこと岡田監督が「見え見えや」と激怒したらしいが、見えるずるだけでこれだけあるのだから、見えないずるはどれほど多いのだろうか。先日の横浜戦では、ファールボールをフェアと判定されて、感情を表に出すことが滅多にない牛島監督が選手を全て引き上げさせることまでした。開幕から僅か1ト月足らずで早くも審判のアシストがこれだけ表面化しているが、ずるしてまで勝って嬉しいのかね。
(参考リンク)http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=322964&log=20060422

2006/04/21(金) さよならJAL
これまで沖縄へ飛ぶのはいずれも全日空を利用していたが、今回は現地での時間に若干余裕ができる便に乗れるのでJALにした。しかし結果としては満足できない空の旅となった。理由は、まず客室乗務員の年齢が高すぎ。他社では絶対に見ない団塊世代のスッチーがいる(-_-;)。JALには客室乗務員に年齢制限はないのだろうか。人の前に立つ仕事は若い者に譲るべきだ。絶対的に言えることは、外見的な若さというものは年を重ねていけば取り戻すことはできない。しおれた花を生けて喜ぶ人はいるだろうか。

もう一つは便の遅延。全日空ではこれまで3往復のべ6便を利用したが、一切遅れはなかった。しかしJALではいきなり遅延。しかも帰りの3602便は午後の便でありながら、ボーイング737という僅か150席ほどしかないという航空機。3列×2という構造で通路は中央に1列しかなく、通路がしばしばふさがれるため乗り込むまでに時間がかかる。ANAではそれほど小型の航空機は沖縄線にはない。最少でも180席ほどはある。なるほどJALの沖縄便が、よく満席になっているわけがわかった。そのおかげで客がきつい思いをしているわけだ。

国土交通大臣の言葉を借りれば公共交通機関の使命は利潤追求ばかりではないそうなので、もう少しサービスを改善してほしいものだ。スカイマークの整備不良の報道を声高に行っても、その前に問題化したJALの組織的腐敗は風化されることはない、と肌で感じてきた。

2006/04/20(木) さよならふるさと銀河線
人は生まれてくる時代を選べないが、昭和40年代前半に生まれた私はわりと幸運だった部類ではないかと考えている。まず食べる物や生活必需品に困ったことはない。バブル絶頂期に大学を出ることになり最初の就職はすんなりと決まったし、十代の頃にウォークマンが登場し、ゲームウォッチや家庭用ゲームと物質的にも進化する過程を見届けるタイミングに恵まれた。通信機器もポケベルからアナログ、デジタルの携帯電話を全て体験でき、働くようになり経済的に余裕が出来だしてからOSのしっかりしたパソコンが普及し、インターネットの恩恵を存分に授かることができた。

鉄道についてもタイミング的には幸運だったと思う。今のJRは私の高校時代までは国鉄だったので、多くの路線が廃止になる間際に乗ることができたし、鉄道だけを使って旅行することが当たり前だった時代を満喫でき、今はな亡きワイド周遊券を駆使して北海道や九州など、特急(以前は急行のみだったが)に乗り放題でよく旅をした。それ以前の小学生の頃は、近郊区間内を最短距離のきっぷで、当時日本一赤字だった国鉄添田線や伊田線勝田線など筑豊の路線も随分乗ることができた。

上京して最初にした遠出は北海道への旅行だった。九州出身なので北へ対する憧れが強かったが、福岡と似て産炭地のため多くのローカル線が残っていて乗りたい路線がたくさんあったということもある。池田と北見を結ぶ池北線は最初に北海道へ上陸したときに真っ先に乗った。今日で廃止となってしまうふるさと銀河線である。ワインで有名な池田から、当時日本で一番広い面積の町足寄、記念きっぷで有名になった愛冠、真冬にはマイナス30℃近くまで下がる陸別などを通り、その昔ハッカで栄えた北見までを結ぶ、道東地区では代表的な路線のひとつで、昭和55年までは急行も走っていた。

これで旧国鉄が廃止対象とした道内の長大四線(天北、名寄、池北、標津)は、すべて姿を消してしまった。道内での鉄路廃止は1995年のJR深名線以来になるが、そのときはどうしてももう一度乗りたくて福岡からニューワイド周遊券(往復が空路)で乗りに行ったものだが、池北線もそうしたいくらい思い出深い路線だ。廃止になるからといって押しかけるのは望ましいこととは言い難いが、北海道の鉄道はその路線からしか見えない風景がある。深名線の名寄寄りなどは付近に道路すらなく、あの車窓は実際に乗車しなければ見ることができなかった。廃止間際に乗ったら鉄道ヲタクだらけで旅情どころではなかったが(-_-;)

願わくばあと十年ほど早く生まれていれば、昭和30〜40年代に廃止になった路線もさらに乗ることが出来たろうが、多くを望んでもきりがない。周遊券という1枚のきっぷで雄大な北海道を旅行できたことは遠い昔のことになりつつあるが、その記憶の中で池北線は忘れがたいもののひとつだし、それを思い出すとき、恵まれた年代に生まれたものだとしみじみ感じてしまうのである。

2006/04/19(水) 一発検索(;´Д`)
私はいつもインターネット検索をするときはgoogleを利用する。最近yahooでもgoogleの真似をしてキャッシュ機能も付加するようになったが、その精度には疑問を感じている。それを証明するかのような例があったので、今日はここで報告してみることにする。

弊サイトへのアクセス解析の結果を見ていて発見したのだが、うちのBBSに検索エンジンからアクセスしたログがあり、その検索ワードを見てみると↓のような語だった。個人のアクセスした内容は本来公表すべきものではないが、あまりに可笑しいので公表してしまおう。それにしても、こんな語で上位ヒットしてしまううちのBBSってどうよ(^^;;;。BBSからトップページに行けないようにしておいてよかった(苦笑)http://search.yahoo.co.jp/search?p=%C3%E7%B5%EF%A4%C8%B0%EC%C8%AF%A4%C7%A4%AD%A4%EB%BD%C9&fr=top_v2&tid=top_v2&search.x=1

この語を検索した方はyahooの検索エンジンを利用しているが、残念ながら検索した内容ではヒットせず、お探しの内容のサイトは見つけられなかった模様。その中の部分的な単語だけがヒットしているが、どれも全く関係のない内容である。同じ検索ワードでgoogleを使って検索してみると、「お探しのページはみつかりませんでした」と出る。これが正当な検索結果だろう。

ちなみに「ダークホース」でgoogle検索すると、長らくこのサイトが1位だったが、最近2位に後退した。その代わりに「福岡・穴場」の語で検索すると1位でヒットするようになっている。どちらの語でも、yahooの検索では上位10位にはヒットしない。やはり検索エンジンはgoogleの方が優れているに違いない(笑)

2006/04/18(火) スラッガーズ
私の職場には草野球チームがある。職場の規模を表すとき、資本金とか組合の有無、社員食堂があるかとかが資本的なものさしになるだろうが、スポーツのチームがあるということは、健康面では健全な部類だと言えるのではないだろうか。過酷な労働条件に耐えながらも、仕事の時間以外まで体を動かそうとするのは、体力面で余裕がないとできないことだろう。参加者のほとんどが20代の若い衆とはいえ。私はもちろん参加はしていない(^^;)

仕事が終って練習したり、仕事のない日に早起きして試合したりするのは、やはり好きでないとできないだろう。しかし好きだからといって、結果がともなうわけではない。中には実業団でプレイしていた者もいるが、ほとんどが素人集団だけに、試合中にとんでもないプレイが出ることもある。走者が溜まったところで凡フライを落球して大量点を献上するなどは日常茶飯事である(^^;)

チーム名をスラッガーズと言うのだが、その名の通りまあまあのスラッガーは何人かいるものの肝心の投手がさっぱりで、せっかく得点をあげても湯水のごとく取られているのでとても追いつかない。エース格でさえ変化球はしょんべんカーブしか投げられないのだから計算できない。たまに試合を見に行くと、野球はやはりピッチャーだなとつくづく感じたりする。

中洲にいた頃も、系列店のメンバーで野球チームを結成していたが、こちらもかなりの弱さで、唯一勝った相手はオカマのゴールデンボールズだけだった(一部では有名)。スラッガーズは箱崎の汐井や博多区大井、上月隈あたりで普段試合をしているが、中洲に乗り込めば何とか楽な試合が出来るかもしれない。日曜はこの野球の関係で春日市へ行ってきたのだが、そりゃすさまじい点の取られっぷりで、夜から仕事もあることだし、途中でそそくさと帰った(笑)

2006/04/17(月) キムチチゲ
今週は泊りがけで旅に出るので食費などの出費は最小限にとどめることとし、今日の昼食は100円ショップ「キャンドゥ」で買った農心のキムチチゲラーメン@ライス玉子添えで質素に。農心は韓国インスタントラーメンでは老舗的存在で、80年代からときどき消費していた。日本製のように辛さが抑えられていないのがいい。ただ麺の方は近年の日本のインスタント麺のように改良を重ねた味ではなく、むかしの粗野というか無骨なカップ麺らしい味でいまいち。

キムチチゲという名前に釣られて買ったわけだが、その名に違わぬキムチの量だ。フリーズドライのキムチは豊富で写真のようにたっぷり。日本のインスタントちゃんぽんの野菜よりも具だくさんだろう。

韓国のキムチ系カップ麺は、麺を食べた後でご飯と玉子を入れるといっぱしの雑炊風になるのが頼もしい。しかしスーパーカップサイズで麺が通常の1.5倍あるので、汁が多く雑炊には適するがご飯を食べると量的には目一杯になる。さてと、食後は念入りに歯磨きをして職場へ出かけるとするか。

2006/04/16(日) 今週も・・・
今日は用事が出来たので春日市へ行ってきた。福岡女学院へ向かう道すがらに、わりと新しいマルキョウがあるので寄ってみる。しかし駐車場は待ちの車で混みあっている。平面が30台ほど、立体には50台は停められそうな広さだというのに。駐車場には警備員が2、3名いるほど。それにしても混みすぎではないか。

中に入ってみて、その混雑の理由がわかった。安いのである。マルキョウは店によって安売りの値段や内容が違い、新しい店ほど安い傾向にある。今日はまろ茶の2リットルが98円、玉子のL玉10個入りが59円、サッポロ一番の袋入りラーメンが5袋98円などと、信じられないほどの安さだ。安売り戦争は東区だけではないようだ。

それにしても玉子59円は安すぎる。開店記念などの特売でもないというのに。賞味期限もたっぷりある。トライアルやダイレックスなど、福岡の安売り番付は新興勢力に軍配が上がりつつあるが、まだまだ老舗のマルキョウも食い下がりそうだ。

2006/04/15(土) さらば東京
沖縄行きの日程や宿泊先があらかた決まったので、今度は来月の東京行きのプランを練っている。それにしても東京はホテルが高い。東京に何年も住んでいたので、物価の高さや人の多さはうんざりするほど身にしみているものの、いざ東京に宿泊するとなると、あらためてそのバカ高さに閉口してしまう。
東京にも安い宿があるにはあるものの、そのほとんどがアウトバスで、バス・トイレ付きだとしたら門限がある。テレビが有料だったり歯ブラシすらないような宿では、泊まっていると物凄く惨めな気になるのでパスすることにする。客層が悪いのもいただけないし。東京でも竹ノ塚とか目蒲線あたりとか行けば安くなるのだが、山手線内や空港近くはおそろしく高い。内容のあるものが高いというならわかるが、ベッドの横をカニ歩きしなければ通れないようなおそろしく狭い部屋で7千も8千も取るのだから閉口する。

そこで頼りになるのが、新興の安ホテルチェーンである。スーパーホテルや東横インは、東京でもかなり安い料金で頑張っている。23区内でも6千某で朝食付き。しかし早めに予約しないとすぐに満室になるという傾向がある。東京という町には、安くていい物も探せばたまに出てくるのだが、行ってみると必ず人が集っているというのがオチである。

考えた末、川崎や横浜で探すことにした。川崎ならば南武線を使えば多摩地区のレース場へのアクセスが良いし、始発駅だから朝でもゆったり座っていけるだろう。楽天やベストリザーブ、じゃらんなどを虱潰しに調べた結果、横浜ではバス・トイレ付きで4千円台でも宿があることが判明。(日の出町は3千円からだが、今回は除外(笑)。川崎のビジネスホテルは6千円ほどで、ラブホテルの中にはシングル可能なところも同等の金額で発見した。横浜・伊勢佐木町のワシントンホテルや関内の東横インは6千円から泊まれるし、石川町の歴史あるホテルニューグランドだってシングルなら7千円台からある。

ということで、都内に泊まることはなくなりそうな流れになってきた。上京して初めてバイク(ホンダのCB125T)を買ったのは戸塚のバイク店、最初にできたカノジョは井土ヶ谷在住、初めて泊まったラブホテルは厚木、最初に就職したのは平塚の会社などと、神奈川との古い縁を思い出してきた。そういえば初めて金を出してエスカレーター(エスカー)に乗ったのは江ノ島だった(笑)
(写真は横浜・中華街の裏路地)

2006/04/14(金) エースが投げた日
きのうの横浜−ヤクルト戦では、三浦、石川と両エースの投げ合いだった。石川は好投空しく敗戦投手となった。藤井もそうだが、打てないチームにいると勝ち星が延びずに気の毒だ。ちょっといいピッチャーが出てくるとたちまち打線が沈黙する。その辺が上位球団との大きな差だろう。スワローズはここ2、3年ずっと、打てなくて負ける試合が多い。ランナーが貯まったら打撃妨害誘ってでも点取らんかい(-_-;)

一方楽天もエースの一場が投げたが、こちらは3連勝でハーラートップタイ。先日、ホークスと当たって勝った日に職場のホークスファンが、ホークスが楽天相手に取りこぼしたようなことを言ったが、楽天は一場が投げる日は必勝態勢であって、楽天と当たれば勝てると思うのは早計だ。

打線の方も、先日この日記で絶賛したリックが、何と開幕から14戦連続安打。前日の死球で体調が最悪で、第4打席2ストライクまで追い詰められながら内野安打し、逆境を跳ね返して記録した。真面目で勉強熱心らしく、野村監督の言ったことは逐一メモしているほどだという。リックは主砲タイプのガイジンではないが、スワローズが初優勝した78年のヒルトンを彷彿とさせる堅実で努力家の印象だ。今年いい成績を収めて、来年はスワローズに来てくれないかな(笑)

2006/04/13(木) 非常識列伝 その2
採用の担当をしていると、些細なことでも見逃さなくなる。応募者の言葉遣いやちょっとした行動から、心身のほころびが露呈することもあるが、さらにこちらから核心をついた質問を浴びせることにより、短時間で短所や長所を見つけることもある。まず履歴書の時点で選考は始まっている。水商売の場合は学歴はほとんど重視せず、それより履歴書の書き方がちゃんとできているかの方が重要かもしれない(笑)。字が汚い(下手ではない)のもマイナスになるが、悪い例としては前の仕事を辞めた理由に、わけのわからない自己本位な理由を言い訳がましく書いている人物がいたが、そういう人はその時点で「要らない」になる。

きのう書いた例は印象的な非常識の一例だが、実はそれらはまだいい方であって、下には下がいる。面接に臨む身なりがなってない者や、時間を守れない者、忘れ物をする者などがいる。さらに酷いのになると来ないのがいる。中洲などは狭い島であるから、そういう人物は系列店では今後一切門前払いだし、組合を通じて問題児とされる場合もある。個人情報保護云々という最近はどうなったかは知らないが、夜の中洲はある意味治外法権の島だけに、おそらく大差はなかろう。遅刻や無断欠勤の罰金が何万も取られることはザラな世界だけに。

逆にこちらが来て欲しいと思っているのに、連絡が取れなくなることもある。先方から断られるのはいいとして、働かせてくれと来ておいてなしのつぶてというのも閉口する。ナイトビジネスではよくあることだが、そういう者はどこへ行っても人から信頼されないままだろう。

採用を担当していると悪いことばかりではなく、数は少ないがいいこともある。自分が面接して「これはいける」と採用した男が、やがて自分の店や他の店でマネージャーなどを務めたり、将来的に店長になったりすると嬉しいものだ。コンパニオンでも、店が人件費を気にするようになるほど稼げるようになれば、手痛い恩返しになる。しかし苦労して仕事を教えたり、障害にぶつかったとき食事をおごったりしながら手塩にかけて育て上げ、指名上位になったり稼ぎ頭になったりしても、つまらぬ男にひっかかりある日突然逃避行同然に姿を消すようなこともわりとよくあり、なかなか報われない仕事だったりする。
(写真は中洲多門ビル裏手あたりの氷店)

2006/04/12(水) 非常識列伝
職場の電話をとると中年女性の声で採用云々について尋ねられた。常時募集をかけてある人手不足の職場だけにその手の問い合わせには慣れているが、中年女性というのは珍しい。年齢的に該当しないので断ろうと思っていると19歳の男の母親だと言い、細かに募集要項などをきいてくる。

続けて聞いていると、ほとんど外に働きに出したことがなく、そんな人間でも務まるだろうかという。一応は本人に会ってみなくてはということで面接について話を進めると、驚くべきことに母親まで面接に来ると言い出したので無論それは断った。まったく子離れしないダメ親である。

以前中洲の店にいた頃は、女性コンパニオンの面接に旦那と子どもを連れて来たのがいた。酒を出すラウンジの店が始まった時間に親子3人で来たので、驚くと同時に呆れてしばらく呆然としてしまった。それが3人とも生活感丸出しの身なり、挙止だったので、すでに店で働いていたコンパニオンたちは必死に笑いを堪えていた。断ることには慣れているので、経験があるか聞き、なければ務まらないと言い、あると言えば他の店のクセが付いている方は遠慮してもらうと言って断ることにするというパターンだ。

その店では有名アルバイト情報誌に毎週デカデカと広告を出していたので頻繁に問い合わせの電話がかかってきたが、慣れてくると電話で話しただけで箸にも棒にもかからないレベルはわかるようになり、先に過酷な条件を出しそれでも良ければ面接に来てくれということにしていた。当時の休みは月に2回。それを言うと「週に2回ですか?」という人もよくいた。『幹部候補』の募集欄には月収50万上などと書いていたものだから、ただ金が欲しいというだけの安直な若者がよく電話をしてきたものだ。実際に50万もらうのも可能だが、相応の努力をしなくてはならないので、何も夜の街で働く必要もないと思ったものだ。

2006/04/11(火) 時刻表今昔
かなり久しぶりに月刊の時刻表を買った。時刻表といえばやはりJTBである。JRという会社が誕生したとき、JRはJTBの真似をして同じ大きさでそっくりな時刻表を出したが、未だに馴染めないままである。JRの駅に行けば置いてあるので時折めくってみるが、どうにも見づらい。路線や時刻だけでなく、広告の顔ぶれでさえ、やはり見慣れたものが受け容れ易い。

久しぶりに隅々まで目を通してみると、運賃などがずいぶん変わっている。値上げとかではなく、計算方法や発売手段が変わっているものもある。東海道線普通車のグリーン料金は、車内で買うより事前購入の方がいつのまにか2割5分ほど安くなっている。由緒ある鉄道運賃が、ライブのチケットのような捌き方なのは違和感を感じるが、それだけ先に買って乗る客が少ないということだろう。国鉄からJRに変わったと実感できる箇所のひとつではなかろうか。

他にも以前は平塚までだった東京近郊区間が伊東まで延びていたり、西明石までだった大阪近郊区間は赤穂までになっていたりすることに気づく。さらには新潟近郊区間なるものさえできている。そういえば新潟は来年政令指定都市を目指していると聞く。

今でこそネットで何でも情報収集が簡単にできるようになったが、ネット普及前の旅の情報収集といえば、まずは時刻表だった。電車や飛行機、船やバスなどの時刻だけでなく、旅館やホテルの情報から駅の乗り場の図面や駅弁の種類まで、実に多くの情報を網羅していた。思えば机上で出来る宿探しは時刻表かホテルガイドの本、電話帳くらいしか情報がなかった。そう考えると、当時は値段相応かそれ以上に役立てることが出来た雑誌だが、今や千円するA4サイズ(B5の誤りでした・4/14訂正)の時刻表の価値はずいぶん下がったように思う。

2006/04/10(月) 近日の悩み その2
悩んでいる沖縄の宿だが、GRGホテル那覇、ロコイン沖縄、ホテルソルヴィータなどがさらに候補に加わった。この3つはいずれも最近流行りのやや高級志向なビジネスホテルで、前者2つはシングルが5千円台後半、ソルヴィータは最安値で6千9百円という何とも中途半端な料金。場所は3つとも半径2百米くらいのところに競うように密集しているので、立地的には五分五分である。

ソルヴィータは高いだけあって、客室と浴場が広い。風呂が広いのはポイントが高い。そしてルームシアター・VODで映画が何十タイトルも無料で見放題というのにも惹かれる。ただしチェックイン15時アウト10時という、時間はビジネスホテル平均的。そしてわりと最近まで、オープン記念料金と称して5千円台で泊まれたらしいので、何となく損した気分になる。その点ロコイン沖縄はチェックイン14時、11時と長い。ふかふかしたソファがあるのも魅力的。楽天トラベルを見ると、清掃係のオバアが何人か写真入りで出ていて、何ともアットホームな雰囲気をかもしているのも微笑ましい。

那覇には福岡と同じようにかなりの数のホテルがあり、夏以外は買い手市場であることは確かだが、福岡と異なる点は3千円台を中心とした安ホテルと5千円以上の中堅、1万5千円以上のリゾート級と、競輪の三分戦のようにはっきりと色分けされたところだろう。3千円台のホテルでも冷房、無料テレビ、冷蔵庫くらいは常備されているところが多い。東京の安いビジネスホテルなどは、ほとんどが老朽化していてテレビは有料のコイン式、歯ブラシさえも(フロントにも)ないところが多く、泊まると惨めになってしまうようなドヤが主流のような気がする。コイン式のテレビも針金ひとつで無料になるスベもあるのだが(良い子は絶対まねしないように)、最近のものは精巧にできているので(^^;)・・・いやいや、もういい歳なのでそんな猪口才な悪さは卒業したのだが。
(写真はコザ(沖縄市)の有名な安宿街の数少ない生き残りであるグレイスホテル)

2006/04/09(日) 近日の悩み
今度の沖縄旅行での2泊目の宿が決まらない。1泊目はツアーについているので考えるまでもなかったのだが、同じホテルが翌日は満室。他をいろいろ考えているが、決めあぐねている。ちなみに1泊目はワシントンホテル。このチェーンは質の割りに値段が高くあまり好みではないのだが、場所が最適なのとツアー(といっても往復航空券と1泊のホテルのみだが)ならばわりと安かったので決めた。ホームページなどの表示が満室でもツアーであれば予約できることが多いので、2泊目に付けるというやり方もあるが、今回のツアーは最初の1泊に宿泊しなければならないというルールだった。格安ツアーには何かと制約が多い。

2泊目の条件は、そこからわりと近く、部屋に冷蔵庫とドライヤーが付いていて、高い建物で見晴らしがいいところが理想。チェックインが14時であれば尚いい。候補としては那覇ビーチサイドホテル、旅の宿らくちん、ホテルビクトリーなどだが、いずれも15時チャックイン。らくちんは利用者の評価はかなりいいが、2階建てで景色は望めない。予備としてホテルサンワ、シーパーク翔陽あたりを考えている。

同じように来月上京するときの2泊目も決めかねている。競馬か野球のナイターを見る予定なので、宿に着く時間は23時過ぎになるだろう。夜遅くなり寝るだけなので安い宿をと考えているが、候補にしている新宿の全理連宿泊部は24時、サンパークホテルは1時という門限がある。それではナイトライフを楽しむ暇がない。最悪はラブホテル形式ながらシングル利用でき、22時チェックインという遊悠館なども考えているが、このホテルは事前予約ができないので出たとこ勝負になってしまう。まあ、いざとなればネットカフェがあるわけだが。

ホテルの予約というものは、早めにしておかなければなくなる場合もあるし、あとで値上げする場合もある。逆に直前になってから急に空室が出たり、安く出す場合もある。私のように少しでも安くあげようとする客と、少しでも利益を出そうとする宿とは、お互い腹の探り合いである。さて、どうするか、まだしばらく情報収集の日々が続きそうだ。
(写真は前回泊まった宿のひとつ、沖縄市のホテルグランメール)

2006/04/08(土) 近くて遠い駅
長らく工事中だった近所の妙見通りがかなり整備され、ごく一部を残してほとんどが片側2車線に拡幅された。それに合わせて新しい店も続々開店して、にわかに賑わいを見せ始めている。箱崎駅などはいっぱしにロータリーなどが出来、駅の構内には美容室や薬局、スーパーなどが出来、駅前にはミニストップまで出来ている。

むかしの箱崎駅からは考えられないほど立派になったわけだが、せっかくできたのに肝心の停車する電車の本数が少ない。今や鹿児島本線の快速はほとんどの駅に停車するが、その昔特別快速が走っていた頃からある駅で、博多−赤間間で快速が止まらないのは箱崎だけになってしまった。今は準快速とかいうのも走っているが、それすら止まらない。純粋に普通列車しか止まらないのは、東福間や千鳥、九産大前など昭和50年代以降にできた新築の駅だけである。

箱崎から北九州方面に行く場合、普通列車にしか乗れないのでおそろしく時間がかかる。快速に連絡するのは赤間駅までないので、そこから先に行く場合でも乗り換えてもほとんど変わらないことになる。

ということで、折角整備されたのにほとんど利用する機会がない。博多駅へ行くときでも、香椎寄りに何百米か移動してしまったので吉塚駅からのようにもう初乗りでは行けないので、利用することはなくなった。今は吉塚駅を凌いで周辺に店などが出来、賑わっているのに、何とも使えない駅なのである。

2006/04/07(金) ポートタワー健在
補修工事を終えた博多ポートタワーが4月からふたたび公開されだしたので行ってきた。ポートタワーのある博多埠頭ベイサイドプレイスは、核テナントを運営していたベイサイドシティが破たんしたため、温浴施設や居酒屋などかなりの面積が放置されていて寂しい雰囲気。そんな中、さすが市営(福岡市港湾局)だけあって、ポートタワーはマイペースで営業しているという感じがした。展望台に登るのは無料だが、職員が共済会の施設を利用するように、市民税の納税者である私は大手を振って無料展望台へ登ろうではないか。

展望台へ登ったのは日の暮れる頃。ちょうど光の加減でガラスが照らされてよく見えたが、半数近いガラスが張り替えられていたように見えた。このポートタワーは去年の地震でガラスが大破して、1年ほどかけて修繕が行われこの4月からようやくふたたび開帳されるようになったのである。営業時間は10時から22時までなので、博多の夜景も見ることができる。

ポートタワー展望台のいいところは、いつ行ってもあまり人がいないところ。市民からすれば「今さら」という存在なのだろうが、中洲で何年か過ごした私にとっては、競艇場に足しげく通う私にとっては、ポートタワーは博多の象徴的な存在であるように思う。博多区の店屋町あたりのビルの谷間からポッと見えるライトアップされた夜のタワーはなかなか素敵である。たまに登って見下ろすのもいいものだ。

2006/04/06(木) まあまあうまい寿し
家族愛の話題が出たところで、久しぶりに実家へ顔を出した。すると寿しの出前を取るという。といっても結婚相手などを連れて行ったとか、特別な事情があったわけではない。以前からその寿し屋がうまいうまいと親から聞かされていたが、私がその話に耳を貸さないので、出前を取って食べさせてみようと思ったらしい。

そもそも私が食べ物に執着するようになったのは、食べ物にうるさい両親のせいなのだが、親許を離れてからは比較的浮き沈みの激しい生活をしてきた私は、高くておいしいものではなく庶民的で安くて味わい深いB級やC級グルメを好むようになった。そのせいか両親や兄弟の好みとは若干隔たりがある。そもそも食べ物の好みは、血の繋がった者や長らく食生活を共にした間柄でもずいぶん隔たりがある。

写真の寿しは上にぎりだそうだ。食にうるさい親の言うことだけに普通の寿し屋よりはうまいとは思ったが、絶賛するほどとは感じなかった。米はうまかったのだが、ネタはまぐろ以外それほどでも。まぐろは写真では安っぽい赤身に見えるが、大トロ寄りの中トロで脂が適度で食べやすかった。あとは普通にうまいという感じ。

親は店で食べた方がうまいのだとかいろいろ言い訳をしていたが、私はこの寿し屋のレベルをだいたい察することができた。11時頃に電話で注文したとき、主人は仕入れに出かけているとかで不在だったらしいが、そんな時間の仕入れとなると市場ではなかろう。近所のスーパー「鮮度市場」にでも買い出しに行っていたのではないか(笑)

で何が言いたいのかは、この後にまとめてみよう。これまで私は、自分の好む店に何度も親を連れて行ったが、芳しい反応をされたことがあまりない。薬院の「牛車」にハンバーグを食べに行けば『ソースがいまいち』と言われ、「久山ラーメン」のちゃんぽんには『野菜が多過ぎる』とこぼされ、香椎の「テイスティ」のステーキは『ちょっとカタい』と呟かれた。大枚をはたいた水巻の「おんどる」の牛上ロース肉ですら『まあまあだ』と言われた経緯があり、うんざりした私は食事に誘うことをしなくなった。そんなわけで、今日はこちらが『普通の寿し屋よりはうまいけどね』と言ってやることにしたのだ。

2006/04/05(水) 家族愛(笑)
2月20日に書いた薄謝が送られてきた。500円のクオカードである。封書を開けた瞬間爆笑してしまった。中に入っていたのは写真のようなクオカードであるが、某スポーツ選手と、地元テレビ番組やCMによく登場する夫人と子どもの姿(たぶん子どもはモデルだろう)。

この選手、地元に限らずその世界では全国的に有名になったが、私の仲間内でもかなり有名である。ご覧の通り理想の家族像を全面に出した広告で活躍しているが、一方で中洲の○源36ビルあたりの会員制飲み屋でしきりに私の女ともだちを口説いていたようで、それ自体は活発な男性ならよくあることだが、結果女ともだちに軽くあしらわれ、野球のチケットだけせびられてしまったという顛末が伝えられているからだ。女は強い。

それでも、チケットのために会わなくてはならないから大変じゃないかと聞くと、電話一本すればその選手からインフォメーションセンターに連絡が行き、その女ともだちは他の男と某ドームへ出かけ、インフォメーションセンターにてチケットだけを受け取るという。

そんな事情を知るため、このようなデザインのクオカードを見ると、笑いを堪えられないのである。「明るい家族計画」的なデザインにつられて、500円分あることだし避妊具でも買うかな(^ー^)

2006/04/04(火) 一期一会
青果物や生花物はマーケットプライスつまり時価であるように、旬のものは儚い。今日はかなり強い雨になったので、きのうのうちに花見に行っておいたのは結果的に正解だった。近所でまた満開の桜を見ようと思ったら、来年まで待たねばならないことになる。

桜を見るというのは人生においてそれほど重要なことではないが、今回はたまたま運がよかったとして、他のことでもわずかなチャンスを逃すと、次の機会はなかなか訪れないことは多い。そしてまだ私は若いからいいが、やがて年を取ると1年やひとつの季節、いや1分1秒や一期一会の重みなどがきっと身にしみてくることだろう。きのうの空や風の中で見た桜と同じ条件のものは、もう見ることはできないだろう。

きのう見た桜では、近所の保育園に咲く桜がきれいに見えた。近くで活発に遊びまわる園児と春の日差しに映えて、まぶしく光って見えた。そんな刹那を見られたことも、ひとつの小さな幸せかもしれない。

2006/04/03(月) 大人の一日
予想通り近所の桜は今日あたりが満開のようで、昼間から花見をすることになった。今日はここ何日かの中ではかなり暖かい1日となり、日中は外で過ごすのが苦にならないほど。傘のように幹を覆うたくさんの花の下では、日差しもそれほど気にならない。なかなか快適な日和だった。それにしてもメンバーの一人が持参した1升398円という紙パック入りの怪しい酒は、驚くべき速さで酔いが回った。

花見の後は写真のように中国語と算数の勉強会。役満でもあがったら写真を撮ろうとデジカメを用意していたが、ご覧の通りハネ満の門前混一色(タテホン)がやっとだった。いやいや、あんまり派手に勝つと今後お声がかからなくなるので、ちょっと手をゆるめたのだと言い訳しておこう。かつてのにしんやハタハタ漁のように、根こそぎ取ることは出来ないわけで。

春の好日に花見や麻雀とは健全だとあまり言い難いが、パソコンやゲームなど機械に向かって時間を費やすよりはマシだと慰めておくか。

2006/04/02(日) また日曜が来た
毎週日曜は激安スーパー「マルキョウ」の玉子特売の日というのはこの日記ではおなじみだが、今日は冷蔵庫の中には玉子がたくさん残っているので、玉子を在庫一掃できる料理を作ることにした。通常のスーパーの玉子は安売りでも10日以上賞味期限が残っているものがほとんどだが、マルキョウの特売玉子は賞味期限が7日未満のものが多い。つまり次の日曜までに使い切ってしまわなければならないことになる。

マルキョウの戦略として、「また次の日曜には玉子を買いに来い」ということなのか、単に賞味期限がやや短めな玉子を安く仕入れてくるかは不明だが、とにかく1週間の命なので消費せねばならない。今回は冷蔵庫の残り物を入れて、ゆで玉子をたくさん使った中華風煮込みを調理。味は砂糖、しょうゆ、みりん、料理酒と、セオリー通りにさしすせその順に入れて整える。鶏肉と椎茸のダシがよく出てなかなかうまくできた。

料理が出来ない男性に、私が毎日のように自炊するという話をすると、料理が出来て羨ましいと言われることがよくあるが、私に言わせれば、料理を覚える前に独身生活を卒え、またその後も一切料理に関わることなく奥方に任せっきりで済んでいるということの方がはるかに羨ましかったりする。これは生活のために身に付いた生きる術であり、料理がものすごく美味く出来たときなどは、ふとそれが余計に哀しくなることもあったりする(^^;)

2006/04/01(土) 公園の夜桜
花見の下見をするため、何箇所か夜の公園へ出かけてきた。昨夜は年度末で月末で週末で花見頃とあって、とにかく町にも公園にも人があふれている夜だった。

今年の福岡市内の桜は同じ公園内でも咲き方がまちまちで、近所の東公園は平均的には5分咲きくらいだった。月曜から火曜くらいが見頃ではないかと思う。

中央区の平和台から城内にかけては、城の外堀沿いが7分咲きくらいで、城の内側の競技場沿いはつぼみから3分咲きくらいだった。外堀が今週末がピークで、内堀は来週半ばから後半のようだ。

博多区の冷泉公園では7分咲きくらいがメインで、こちらは花見客でいっぱいだった。ホームレスがほとんどいないということで、花見をしやすいと感じた人が多いのかもしれない。中洲の近くということもあって、サラリーマンだけでなく金髪のナイト風やホステスらしきのもいて多種多様な顔ぶれだ。

桜は青空の下見るのもきれいだが、夜風に吹かれながら静かに眺める桜もいいものだ。「雪の断章」という映画の中で、主人公飛鳥を演じる斉藤由貴が「桜の花びら食べたいよう〜」と甘えて、近端史郎役の世良公則が夜の公園で豪快に桜の樹を揺するシーンが粋で気に入っているが、あのシーンのように仲間内以外に人気のない桜の咲く公園などなかなかない。ちょっとした穴場でも桜が咲く時期ばかりはどこからともなく人が嗅ぎつけてくるのである。


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