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2006/05/30(火)
因習よ彼方に
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故人は大変食べ物にうるさい人物だったので、葬儀に参列されるみなさんにちょっとした食事をふるまうことになった。最終的にみなさんが集まる葬祭場で焼きあがるのを待つ2時間ほどを食事の時間に充てようと思ったのだが、福岡市葬祭場の食堂に電話をかけて食事の内容を聞いてみると、カレーライスとか何とかいっている。そうじゃなくて予算を2千円くらいでというと、用意できる精進料理は3千円からという。じゃあいいですと電話を切ろうとすると、2千3百円くらいの予算ならできるという。いやいや、オタクは話にならないからもういいわけで。
で、民間の業者から出前を取ろうという話を葬祭場の職員にしてみると、持ち込みは困りますとかぐずぐず言い出してきた。そこでうちにはアレルギーの者がいて、原料やメニューを指定して作らせないといけないので、指定の業者の食事でないと困ると毅然と言い放つと、ならば持ち込みはできますと話しをコロコロ変えてきた。役所の癒着業者のまずい飯に3千円も出してたまるか(笑)
というわけで和食店なかがわの2千円の仕出弁当にしたら、内容が充実していて大変よかった。注文の際に、予算だけでなく弁当の内容まで細かに尋ねたから、相当うるさい客だと思われ気を遣ってくれたのかもしれない。無宗教だけに肉も魚もOKだったのもあっただろう。故人でもこれなら「まあまあだな」くらい言いそうだ。弁当係としてまずはひと安心。ただ、出入りの業者への嫌がらせか、かなり遠い搬入口から台車も使わせずに抱えて運ばせていた。役人ってほんとに融通がきかない部分が多すぎる。
その後、故人名義の銀行口座の定期預金の名義変更をしようと思ったら、F銀行の担当者は司法書士の書類でないとできないようなことを言っていた。そしてF銀お抱えの(中央区)大名の書士を紹介するではないか。癒着馴れ合い逝ってよし。この機会にF銀の全ての口座を解約して、西日本シティ銀行に変えようっと。
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