日常日記
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2006/06/30(金) 今日までの命
今日もメールボックスに溜まっている夥しい数のスパムメールを次々に削除していると、迷惑メールに紛れて楽天市場からのメールが来ていた。なんでも「期間限定楽天スーパーポイント」とやらの期限が今日で切れるらしい。これまで何度か知らせるメールが来ていたようだが、ロクに見ることもなくゴミ箱へ放り込んでいたようだ。

どうせ100円や200円だろうと思いながらログインしてポイントを確かめてみると、何と今日で無効になるポイントは1000ポイント(千円相当)もあるという。これは使わなくては損だ。今日は朝から出かけていたので、帰宅してから日付が変わる直前まで楽天の通販サイトをあれこれと熟視していた。

千円といえば送料がタダになる程度、と考えるのは早計。最近は薄っぺらいものであればメール便で送ってくれる通販業者もいて、送料が200円未満になることもある。そう考えると、例えばアジア雑貨の安い絵画などは、ポイントと僅かな手出しで買うことができる。

すでに巨大化している楽天市場には、あらゆる物が揃っている。食品なら青森の美味しいりんごジュースや、島根の浜田あたりで捕れた日本海のノドグロだってある。今年不漁と囁かれている富山のほたるいかもあったし、北海道の鮭児(ケイジ)もあるようだ。着る物だって、英国のポールスミスからグァテマラの織物まで色とりどり。そんな魅力的な諸々の物ではなく、結局私が買ったのは、やっぱり腕時計だった(^^;)

1000ポイントというのは余り関係ないほどの金額になったが、今日はちょっと海沿いのレジャーで臨時収入があったこともあり、あぶく銭を形に残す意味でもこの程度の消費はよかろう。時計が届いたら、そのときに画像をUPする予定。

2006/06/29(木) 禁断の果実
ここのところ家へ帰るたび、玄関のところでプ〜ンとカビ臭い匂いがしていた。A型ではあるが決してきれい好きというわけではなくマメに掃除するようなタイプではないので、しばらく布団を干していなかったから、梅雨の時期だけに布団でも湿気てきたのかと思ってあまり気に留めずにいた。

今日は梅雨の晴れ間で、久々に青空が覗いていたので朝から洗濯、掃除をして、ついでにシャワーを浴びながら浴室の掃除もして、さらに布団を干したところで、カビ臭い原因がわかった。メロンである。先日ある方からいただいた高級メロンが、物陰にひっそり隠れていた。いただいた日に冷蔵庫が満タンだったので、ひとまず常温で保存していたのが隠れてしまい、そのまま記憶の影にも隠れてしまっていたのだ。まったく、自腹だったら忘れないだろうに(-_-;)

手に取って見ると、ヘタのT型の部分にカビが生えて、玄関のところで鼻についていた匂いとそっくりな臭さを発している。しかしそのメロンがとりわけ高価なことを知っている私は、ヘタの部分をハサミで切って、とりあえず冷蔵庫に冷やしてみた。それから掃除、洗濯、食事を済ませ、後片付けを終えて冷えたところでおもむろに包丁でカットしてみる。

開帳する瞬間は、テレクラで引っかけたおねえちゃんのヒモパンのヒモを引っぱるときのような『臭いかもしれないけどひょっとするとごちそうかも??』という何ともいえないスリルがあったが(;´Д`)、期待に反して?、中身は臭くなく概ね無事だった。若干皮に沿って腐敗している部分があったものの、それ以外は通常よりやや柔目という感じ。早速カットして食べてみることにした。

柿でも無花果でもパパイヤでもトマトでも、熟しすぎるくらいがリミッター(乗り物などの走行速度に制限を与える装置)を振り切るような限界を超えた美味さがあると思うが、そんな度を過ぎた甘さで美味しく食べることができた。「こち亀」の漫画に、両さんが見舞いに腐ったメロンを持っていく話があり、『酸味のきいた味』という表現があったが、そうなる手前のギリギリのところに間に合った感じ。

以前、食品のバイヤーをしていた頃、缶詰の賞味期限が5年から3年に短縮されるとき先輩のバイヤーから、「缶詰は製造から5年を過ぎたあたりから熟成して本当の旨さが出る」と聞かされ半信半疑だったが、今思えばそれもまんざら冗談ではないかもしれない。ただ今回は、まるで清涼飲料水を飲んだ後のような、甘すぎて後味がくどくなるような口内の違和感が食後に感じられた。本当は食べられる限度を超えていたのかもしれない(^^;)
(写真はイメージです さすがに実物は自粛します)

2006/06/28(水) オレンジ色のニクい奴
16日のこの日記で使用した夕焼けの画像を、天神FMのDJサチさんの番組にお送りしたところとても気に入ってくださり、ブログ(http://www.tenjinstreet.jp/sach/)に掲載していただいた。写真に写っているより、実物の方がもっともっときれいだったので、ぜひみなさんにもお見せしたかったものだ。福岡市内のこの日の夕焼けはとりわけきれいだったようで、地方紙のWEBにも夕焼け画像がUPされていたほど。なるほど、私の素人写真でも映えるはずだ。今日の画像は雁の巣レクレーションセンター付近からの別角度の写真だが、飛行場の格納庫跡が残っていたならさらに味わいある画像になったことだろう。

今日は夕焼けがきれいだとか、通り雨が涼しかったとか、つかの間の些細なことでも、そんなことに感嘆できる心を失くさず、鉄砲水のような速さで押し寄せる日々がとめどなく過ぎていくことに、ささやかな抵抗をしてみるのもよかろう。三日前の夕食の内容すら思いだせない今日この頃だけに。
(題名は夕刊フジ創刊時のキャッチコピーより拝借)

2006/06/27(火) 夜の黒崎で思うこと
きのうは若松の最終レース終了後、無料バスで夜の黒崎の街へ。舟券を的中し払戻をすると外れたオケラ客より遅くなり、無料バスで座れなくことが多いが、懐が温もった余裕があるのでいいかと思っていたら、昨夜はまだ空席があった。SG(競艇最大のレース)優勝戦翌日で月曜夜の一般戦だけに、きのうの若松競艇はかなり空いていたようだ。

黒崎という街は鉄冷えの影響をモロに受け、商店街を始めすっかり寂れてしまっているが、角打ちの一杯飲み屋が何軒もあったり、小汚いが美味い焼肉屋があったりと夜はなかなか楽しめる。ナイター終了後は終電の時間を気にしながらの時間制限になったが、またじっくり楽しみたいと思う。

高い建物が少ない黒崎の夜に目立っていたのは、耐震偽装問題で全国的に報道されたアルクイン黒崎。姉歯、木村建設のゴールデンタッグ物件として有名になってしまったが、元々この場所はホテルが出来る前には(サンバード)長崎屋があった一角で、古くから黒崎の町を知る者には懐かしい地点でもある。(首都圏では)丸井と競って敗れ去った緑屋のように、一時イトーヨーカドーとライバル視されたものの縮小傾向の長崎屋。尼崎での店舗火災も遠い記憶になりつつある。アルクインの今後はどうなるのだろう・・・。

2006/06/26(月) 八女茶オレ
今日は若松のナイター競艇へ行き、有料のロイヤル席へ入場。ロイヤル席の入場料は3千円だが、最近になって7レース終了以降に入場する場合は半額の1500円になったので一度行ってみようと入ってみた。今日はちょっと体がきつかったのもあるが。きついのに若松くんだりまで競艇へ行くなという突っ込みはナシで・・・(^^ゞ。

ロイヤル席は1人分ずつに区切られたソファーに10チャンネルほど見られるテレビモニターが付いていたり、容姿端麗美人のおねえさんがおしぼりを配ったりと至れり尽くせり。そして最近のインターネットカフェのように、自販機により紙コップドリンクが無料で飲み放題なのだが、その中で今日ヒットしたのが写真の八女茶オレ。グリーンティのように少し甘くしてあるが、抹茶の濃厚な苦味と香りがなかなかいい。

巷間の自販機では見かけたことがないので、地域限定か試験販売なのかもしれない。これまで紙コップ自販機で抹茶オレは何度か飲んだことがあるが、これほど美味くはなかった。八女茶と謳っているだけあって、確実にパワーアップしている。お茶好きで甘いのもOKという方はぜひチャレンジしてみては。

余談だが、九州ではお茶といえば代表的なのが八女茶なのだが、私のパソコンで「やめちゃ」で変換しても八女茶にはならない。八女といえば五木寛之やホリエモンなどより、やっぱりお茶が一番有名だろうに。なぜか嬉野茶はちゃんと変換できる。八女茶はもっと知名度アップが必要かも。
(URLは若松・ロイヤル席のリポート)
http://www.geocities.jp/hokutoflag2/wakamatu.htm#royalseat

2006/06/25(日) 五風十雨ではなく・・・
ここのところ、雨の降らない福岡でもかなりの降水量が続いている。今年は梅雨に入ってからもさっぱり降らなかったので、ようやく降ったかと思うと、地盤がゆるくなるほどの雨が続いていて今度は心配になる。今日は博多湾の満潮と重なって、付近の川は水面がずいぶん上がっているのも嫌味だ。

人間界のそんな心配をよそに、我が家では愛猫は寝てばかり。写真のようにパソコンの上の居心地がいいらしく、私がトイレや台所に行った隙に陣取っている。冬から春にかけては寒いため熱のある場所がいいのかと思っていたが、そうではないようだ。するとやはり私のパソコン作業の邪魔をしているのか。

それにしても自動車などは洗車すると、直後に雨が降るというようなジンクスもあったりするが、うちの猫も外に出していないとはいえ、風呂に入れると雨が降るのか?

2006/06/24(土) 住み慣れた場所が(・∀・)イイ!
スワローズはきのうの阪神戦に勝って4月以来のセリーグ3位へ。何年もAクラスにいたので、ここ何年かは当然のように思っていたが、遠ざかってみると有難いものだ。ほとんど読売の自滅による浮上ともいえるが、交流戦前から貯金を10ばかり増やしたのは奇跡的。これで投手力があれば優勝を狙えるのだが。

一見、順調に見える現在のスワローズだが、ファンとしては不安な部分や気になることがいくつもある。ベテランの鈴木健や山部太など、実績ある選手が上に上がって来ないのは気がかりだし、石井弘寿や五十嵐亮太がいつ万全の状態になるのか案じている。二軍の投手コーチが若い伊藤智仁だけというのも一抹の不安。現在の先発陣も先が見えないし、中継ぎ、抑えに至っては見ていられない。この先いったいどうなるのか・・・。

2006/06/23(金) さようなら
少し前から青森旅行を計画していたが、その目当てのひとつはある温泉旅館にあった。
それは秋田県北にある大滝温泉という地の旅館で、20年近く前の学生の頃、ある日ふと雪景色の温泉に行きたくなり泊まったのだ。本当に素寒貧の頃で、交通公社の時刻表の巻末の旅館のリストで、交通公社と日観連の印のついた宿の中で最も安いその旅館を見つけた。他は全て1泊2食付で1万円なのに、そこだけ8千円からになっていた。

今では行程の記憶はおぼろげになってしまったが、旅館の記憶は鮮明に残っている。通された部屋はストーブで温めてあり、窓からは雪景色の米代川が見え、求めていた雪景色の温泉がそこにあった。夕食は初めて経験する部屋食で、夜はきりたんぽや岩魚など予算以上に豪華だった。若かりし私はお櫃の中のご飯を全て平らげると、翌朝の朝食のお櫃にはずっしりとご飯が詰められていた。さすがに完食はできなかったが、その心遣いを有難く感じた。朝食には大ぶりの鶏のモモ肉が何枚もあり、今でも生涯の中で豪華な朝食のうちのひとつだ。今思えばあれは名産の比内鶏だったのだろう。とにかく美味かった。

帰りは旅館から駅まで、雪の中車で送ってもらった。旅館の設備や浴場はどちらかというと質素で地味、送迎の車も自家用の軽ワゴン車だったが、心温まる接客の方に好感を持った。いつか働くようになったら、きっとまた泊まろうと心に決めていた。

数年前に一度北東北への旅行を計画したとき、その旅館に電話をし変わらぬ宿泊料金を知り良心的であることを再認識したが、厳しい台所事情の気配も察してはいた。そして今回調べてみると、廃業してしまったことを知った。電話してみると4年前の冬に閉められたそうで、過去に泊まった客かと聞かれた。今でも電話があるのかもしれない。主人らしき声が耳に届くと、20年前がそのまま甦ってきた。やおらJTBの時刻表を開いてみると、かつて十数軒も旅館の名前があった大滝温泉の欄に、現在はたった2軒しか宿の名がない。

大滝温泉は県内で最も歴史があり、東北では3番目に古い温泉らしいが、現在残った旅館は8軒のみ。約20年前に訪れたときからひなびた空気は漂っていたが、この厳しいご時世は山奥の温泉を直撃しているようだ。ただ門扉を開けているだけではお客は呼び込めない時代とはいえ、あの良心的な宿の主人の電話口での温かい東北訛りを思い出すと複雑な心境だ。

というわけで今回の青森旅行は見送ることにした。数年前に無理してでも行っておくべきだったと少し後悔した。大滝温泉の第一旅館、私の中では最高の旅館だった。

2006/06/22(木) 充実した1日
きのう今日と連休だったので、今日は久々にたっぷり時間をかけて遊んだ。連休前に予定していた部屋の掃除、照明器具の傘の水洗い、洗濯、猫の入浴等のノルマを前日に全て終らせたので、今日は休みを満喫することにしたのだ。

まずは下関へ出かけ城下町長府で海のレジャー。そして小倉へ戻り映画館へ。小倉昭和館は名画上映のときは2本立てで千円と安いのだが、毎週木曜日はメンズディで割引され800円とさらに安い。木造の古い造りだが、劇場への扉やロビー等は昔ながらの雰囲気でいい。室内はリニューアルされていて新しい座席、スクリーンになっているので、温故知新のよさがある。

夕方から2本見ると夜遅い時間になった。そのままおとなしく帰ればいいものを、小倉まで来たらなじみのゲーセンに顔を出さねばならないと、久々にクレーンゲーム。その後閉店まで玉遊びをしてから最終の高速バスに乗り福岡へ。福岡市内へ着いたら午前0時を回っていて市内バスも地下鉄もないので、どうせタクシー使うなら飲んでいこうと久々に中洲で飲食。居酒屋ふとっぱらでラーソー麺などを堪能してから、大雨の中タクシーで帰宅。低レベルながらも充実した1日だった(^^;)。これからサッカーの試合でも見ながら横になるところだ。

写真は久々にゲットしたゲーセンの景品。パソコン用のキャリーバッグ、アウディのキーホルダー、トラベルクロックと3つだったが、それだけでは寂しいのでパチンコで獲ったP店仕様の菓子や、レジャー施設でもらったライターも一緒に撮影。キャリーバッグはフィリックスのキャラクターのマークがついているが、果たして正規品なのか??

2006/06/21(水) 娘と風呂に・・・
この日記に久しぶりに愛猫が登場したところで、今日は風呂に入れた。室内飼いとはいえ、家の中にも埃など汚れがあるので、一定期間すると体がずいぶんと汚れてくる。そこで風呂に入れるわけだが、これがかなりの重労働。猫の多くは体が濡れるのを嫌がるが、うちのシルヴィもかなり苦手らしく、ミャンミャンと寂しそうな声を上げかぶりを振る。

重労働なのは入浴させたり体を洗ったりすることだけでなく、濡れた体を乾かすのもしかり。冬場はなだめながらドライヤーを近づけ、夏場は扇風機の前で強風に当てるのだが、すぐに抜け出そうとするので大変。ただでさえ体が濡れて神経質になっている上、嫌なことをされて不機嫌になっていることもあるので、気が短い私は苦労している(苦笑)

以前、蚤がいた頃は駆除の意味合いもあったのだが、首筋に3滴垂らすだけで壊滅できるという市販の駆除剤を使用したところ、本当に一網打尽に撃退してしまったので、今は衛生上の問題のみ。そして今の時季は冬毛が大量に抜け、夏向きの毛並みに変わる頃なので、余分な毛をすいてやる効果もある。猫は清潔好きなので、のべつ毛づくろいをしたりしてきれいにしているので、他の生き物に比べ体臭などは少ない方だと思うが、やはり何ヶ月かに1度はこうしてリフレッシュさせねばならない。こちらもやる前からかなり気合いを入れないと臨めないほどだ。

というわけで、生娘の入浴姿の画像を初めて公開することになった。(私が書くといやらしくなるなぁ)
猫は全身が濡れると、思いのほかスリムに見える。短毛種でこれだけ細く見えるのだから、チンチラなど長毛種の変わり様は顕著なことだろう。

2006/06/20(火) 花より団子?
結婚式の参列者には、一般的に引出物とともに引菓子もいただくことが多い。引菓子とは参列者の帰りを家で待つ家族のためのおみやげのような意味合いがあるらしく、お腹を空かせた留守番の者たちは密かな楽しみだったりするのかもしれない。

うちの場合は、世帯主の私のほかには猫のシルヴィだけなので、引菓子を待っているということはないが、お腹を空かせていたのは確か。4次会まで参加して23時台の新幹線で帰ったので、ディナーの時間がいつもより大幅に遅れたのは事実だ。まあ、ディナーの時間に関わらず、私が帰宅するときはスーパーやコンビニで買い物したビニール袋に近づいてきてクンクンと匂い興味を示すので、持ち帰った品は何にせよ気になるようだ。

それよりきのうは、披露宴の席の周囲が女性ばかりだったので、香水などの女性特有の匂いがしているせいか、嫉妬深くいつも以上にクンクンと匂いを嗅いでいた。そして遅いディナーを取った後は、写真のようにソファーでお休み。留守番疲れしていたのかも?

2006/06/19(月) プリザーブド・フラワーと蹄鉄
きのうの結婚式で馬が深く関わったのは宴の最中だけでなく、式が開いて家路についた後でも馬とのつながりを感じるようなはからいがあった。引出物である。写真のブーケ(この場合は単に花束という意味)には蹄鉄が添えられていた。蹄鉄はイギリスでは結婚のお祝いに贈られることもあり、そもそも魔よけとか商売繁盛、交通安全になるといわれている。思えば私が競馬を始めるきっかけになった北海道の牧場兼民宿では、宿泊客に蹄鉄のおみやげをくれたものだ。

このブーケはプリザーブド・フラワーというもので、ドライでも生花でもない花だそうだ。環境にさえ気を配れば、数年以上その美しさが保たれるらしい。水替えもいらず、手がかからないというのが便利だ。参列者それぞれに色の違うものが贈られていたようで、私へのものは写真のようにワインレッドと紅の美しい色。私が古株の競馬ファンだと知って、名馬スカーレットブーケ号にちなんで贈ってくれたのか(^^;)

そもそも引出物とは、平安時代に宴を開いた主が庭先に馬を引き出して、招いた客人に贈り物をしたことからその名が付いたらしく、引出物自体に馬と人の歴史が刻まれている。結ばれた二人は、今度は新郎の職場近くの京都でもう一度式が予定されているが、競馬関係者が多数出席するのでその式典では本当に馬を引き出して引出物が配られるかもしれない、などと冗談半分に考えてみる(笑)

2006/06/18(日) 馬、うま、ウマ
今日は結婚式のため、午前中から小倉へ。
日本中央競馬会にお勤めの方の式だったので、受付には写真のように蹄鉄が置かれ、テーブルには馬のぬいぐるみ、そして席に座る人のために、それぞれの名前が入った馬券そっくりのカードが名札代わりに置かれていたりと馬づくし。新郎新婦を紹介するスライドでは、調教中の騎乗姿の新聞記事も出てきたし、競馬会のトレーニングセンターのある滋賀県栗東市やトレセンの地図も案内され、まさに馬也(うまなり)の式、披露宴だった。手作りのものって、お金で簡単に買える華美なものにはない温かさがあると実感。手作りのものには心がこもっているからに違いない。

そして我々競馬仲間の揃ったテーブルでは、披露宴の食事を口に運びながら、話すことはやはり馬のことばかり。ときどき競輪や競艇の話を挟みながら、ほとんど馬の話ばかりしていた。その後、二次会、三次会と進んでも、やっぱり馬の話ばかり。四次会のバーでは、やっとサッカーの話題になったのだが(^^;)

今日結ばれた二人の出会いのきっかけは馬であり、それをとりまく我々友人たちとも馬でつながっている。今日の華燭の典だけでなく、今日集ったみなさんがお近づきになれたのは馬のおかげ。これからも馬のそばで過ごす時間を大切にしていかねばならないと再認識した。

2006/06/17(土) 今年も鯛めし
明日、友人の結婚式があるからというわけではないのだが、今日は鯛めしをつくってみた。例によってスーパーで鯛を半額ゲットしてきて、あとは最近めっきり安くなった舞茸を入れてみる。味はしょうゆと酒のみ。先日炊き込んだ鮎ご飯にみりんを入れたところ、若干甘さが気になったのと鯛の身の上品な部分を尊重してシンプルにしてみた。

ご飯には鯛の身だけを混ぜ込むこととし、頭や骨は取り出してからお湯をかけてスープとして添える。とろろ昆布と混ぜると美味い。海の物とは思えぬほど、一度炊き込んだとは信じられぬほど脂が出る。

先日の鮎ご飯と同じように、この鯛めしも去年作ってこの日記に画像を上げたが、今年も作り季節の恒例メニューとなりつつある。鯛も真鯛のように高価なものから、チダイやレンコダイのような安価なものまで様々だが、それをさらに半額で仕入れればいわしやきびなご並みに庶民の食べ物となる。原価は安いことだし、愛猫にも分けてやろうっと。

2006/06/16(金) さんせっとめもりー
きのうの19時半頃に箱崎から雁の巣方面(いずれも福岡市東区)へ車で向かっていると、博多湾の人工島を渡るあたりから夕焼けがとてもきれいに見えてきた。東日本に比べると日が長く20時近くまで明るい最近の福岡だが、曇りがちだったきのうでもいつもと同じくらいの時間まで明るかった。

曇りがちだったからこそ、いい塩梅に雲が残ってきれいな夕焼けになったのかもしれないが、今年見た夕陽の中でもっともきれいに感じたので写真を撮っておいた。天神FMで番組を持っているDJサチさんにメールしてみたところ、大変好評だったので日記にも上げてみることにしよう。

これだけきれいなら、玄海灘の見える奈多漁港まで行ってみればよかったのだが、急ぎの用があったのでそちらを優先した。思えば、何のしがらみも考えることなく、日が暮れるまで無邪気に遊んだ日々が遠い昔にあったが、そのときの空の色もこんな茜色だったような気がする。

2006/06/15(木) 10パーセントダウン
今月も電気、瓦斯と光熱費の請求書が来た。九州電力や西部ガスの請求書には、ご丁寧に前年比や前月比の数値が載っているのでわかりやすいのだが、電気、瓦斯ともに使用量が前年よりも10パーセントほど下がっている。去年あたりからこのペースで前年比1割ダウンを続けているので、この2年で2割近く電力や瓦斯の使用料が減ったことになる。

電気代については、こまめにコンセントを抜いて待機電力を抑えたことや、冷暖房を節減していることなどが考えられる。瓦斯については、去年から電動ポットを利用していることでお湯を沸かすことがなくなったこと、そして料理ではここのところ冷奴や納豆、もずくなど加熱しないおかずばかり食べていることが効いたのだろう。

主夫としては光熱費を圧縮し出費を節減することは喜ばしいことではあるが、よく考えてみると去年、おととしとそれだけ無駄があったことになるので素直には喜べない。今のマンションへ越してきた12年前などは、初めて使う冷房に感激して真夏にはいつも19℃強風にしてフル稼働させ、夏期の電気代は2万とか払っていたっけ。その前に住んでいた東京のアパートには扇風機しかなかった反動も大きかった。

瓦斯料金が下がったのは、先日日記に書いたガスコンロのフタを交換して燃焼効率が向上したことが大きいかもしれない。交換してからは、何度も点火をやり直すことが全くなく、ガスの炎も青色で統一され、太さも長さも揃って燃えている。若かりし頃は光熱費の僅かな数値など気にもかけなかったが、少しずつ無駄を省いていろんな意味で身軽な生活を心がけたいものだ。

2006/06/14(水) 符牒
近所のダイエー(グルメシティ)で買い物をしていると、館内放送で「2丁目からお越しの○○様、内線1番をおとりください」という館内放送が聞こえた。主に接客業では、客に知られたくない業務連絡を行うため、このような符牒を用いることが多いが、これほどミエミエなのは最近では珍しい。店の営業センスを表しているようで、時代に乗り遅れているような気がするのは私だけか。

百貨店での符牒は会社によって異なるようだが、館内放送の多くは万引きだとか雨が降り始めたとか、売上目標にほど遠いとか、業績にかかわるシビアな物が多い気がする。符牒は各業界にさまざまあり、語源も面白い。百貨店ではトイレを突き当たりといったり、古いところではクレジット(月賦)をラムネ(飲むとゲップが出るかららしい)と言っていた。警察では無銭飲食をラジオ(無線だから?)と言ったりする。

符牒は業種によっても全く異なり、例えば「わっぱ」は警察では手錠を意味するが、競輪選手では自転車を指したりする。「マグロ」は鉄道関係では轢死体のことだが、夜の世界では横になったままでちっとも動かない受身ばかりの男女のことである。いずれもその業界の外にいる者が使うのははばかられることで、例えば寿司屋でのガリやあがり、飲食店でのおあいそなどという言葉を客が発するのは恥ずかしいことだ。餃子の王将で「リャンガコーテル」(餃子2個)や、お好み焼のふきやで「かぶり」(持ち帰りで)などと客が言ってはならない(笑)

2006/06/13(火) 地中海式ヘルシーブッフェ
今日は久々にキャナルシティへ。グランドハイアット福岡1階にあるアロマーズのランチバイキングへSさんと行ってきた。目下、地中海式ヘルシーブッフェと題して、今月のランチはローカロリー中心のアイテムということで、減量中でも安心(でもないか)。

ここのところ半月ばかり粗食だったので、久々におかずらしいものを食べられて満足。福岡のホテルにも数々のランチバイキングがあるが、やはりグランドハイアットは質、量、サービスともに抜けている。料理はどれも下味がしっかりついていて、丁寧に調理されているのがわかるし、アイテム数も豊富だし、2100円という料金はむしろ安く感じるほど。さらには長時間粘っても笑顔で接客してくれる(笑)

今日の料理の中では、地中海料理らしいクスクスやケバブなどが楽しめたし、写真のようなデザートも美味しかったし、身も心も満たされて帰ることができた。またストイックになったら行こうっと。

2006/06/12(月) スパイ大作戦?
きのうの読売−ロッテ戦で読売の李が本塁打したが、1塁走者の小関が3塁ベースを踏み損ないツーランホームランが取り消しになるという珍事があった。ロッテの3塁手今江と審判の両方が見ていたのだから、踏んでいないのは濃厚だろう。サンケイスポーツ(http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200606/bt2006061201.html)によると、信じられないことに小関は「いちいちそんなの、意識してやっていない」と答えている。ベースを踏むことを意識しない選手が一人でもいることにびっくり仰天だ。

読売といえば20年ほど前のことになるが、長年正捕手で活躍した山倉が、ある試合で走者に出て本塁に生還するときに、ホームベースを踏み損なってベンチ近くまで追いかけられタッチアウトになるというミスがあった。このときは瞬時を争うプレーだが、今回はホームランだけに慌てる必要はなかったはずだが。

以下は私の妄想で事実とは一切関わりないことと、誤解のないように前置きしてから書こう。
もしも小関が諜報のために読売に送り込まれたとしたら、送り込んだ側の「読売殺し」は大成功ということになる。小関は西武を退団し大リーグ入りを目指し、叶わずに読売入団することになったと発表されているが、実は全て筋書き通りだったりして。

以前、私が「読売からのスパイ」と思い込んでいたヤクルトの3塁手角富士夫は読売とのある試合で、読売の最終回の攻撃のツーアウト1、2塁で飛んで来た3塁ゴロを捕球し、目の前の3塁ベースを踏めば試合終了なのにわざわざ1塁に送球して暴投し、結局逆転負けしたことがあった。角はその他にも読売との試合で、大差負けしているときにソロホームランを打ったりしたのが妙に目についたことがあった。


小関にせよ角にせよ、ベースをしっかり踏むという草野球の子どもでも徹底されていることが、プロとしてできないという程度の低さを笑われるか、スパイとして濡れ衣を着せられるか、どちらにしても情けないことである。

2006/06/11(日) 3強から4強へ
きのうからスワローズが福岡に来ていて、それに連れて熱心なファンも遠征してきている。きのうはそんなファンと昼下がりの天神で海の幸をつつき、高井(スワローズの投手)のノーコンぶりなどについて話に花を咲かせた(笑)

スワローズが福岡に来るのは年に一度のことだが、関東からわざわざ遠征してくるファンも熱心である。私が手配した西鉄グランドホテルを気に入ったようで安心した。前回泊まったGリーンホテルの部屋はえらく狭かったらしいので(^^;)。西鉄グランドホテルは1ヶ月以上前に予約すると早割になり、ツイン1泊が11500円と安い。千葉ロッテマリーンズの定宿であるということも、プロ野球ファン相手にはいい話のネタになる。

そんな熱狂的なファンに応えて、スワローズは福岡でホークスに2連勝。一時期は首位と10ゲーム近く差があったのに、ついに3ゲーム差にまで縮めた。交流戦の首位もキープ。シーズン初めは最下位争いと予想し、一時期は実際広島に抜かれ横浜とビリ争いのムードだったが、まさかここまでのし上がるとは。

きのうの試合は、8回にホークスファンを黙らせるラミちゃんの3ランが圧巻だった。前日の宮出といい、広いヤフードームで連夜のアーチ連発は頼もしく、それがいずれも数少ないスワローズファンのいるレフトスタンド上段へというのが良かった。今日も勝って、遠来のツバメファンを心ゆくまで満足させてほしい。

2006/06/10(土) 8だらけ
ここのところ8という数字をよく目にする。東京の環八は先日50年がかりで全線開通したというし、八女茶のいいお茶をもらったし、青森へ旅行するとしたら、八戸で宿を探そうなどと考えている。そういえば、父の病室は8階にあったし、焼き場の番号は8番だった。

そんなことを考えていたら、携帯電話通話料の請求が来て、写真のように8888円だった。これは8によほど縁があるかもしれない。競艇は6までしかないので、オートか競輪、競馬で8の目を狙うか。そういえば競馬エイトという専門紙があるし、それを握り締めて今度勝負してみるとするか。問題は、どのレースで8を狙うかだが(^^;)

2006/06/09(金) カウチというよりヒッキー
今日は休みだったので久々にレース場へ行こうとスポーツ新聞を開いてみると、なんとなんと九州ではどこもレースがやっていない。名古屋競馬の場外が佐賀であるのと、伊勢崎オートのナイター場外が飯塚であるだけ。年度の切れ目とかではないのに、こんな日もあるものか。そのせいでレース面が空いているのか、競輪の前反選手が別府競輪の宿舎でシンドラー社のエレベーターに閉じ込められた記事が4段抜きでデカデカと出ていた。

仕方がないので、今日は家でたっぷりテレビを観ることにした。帰宅してからまずはCSのファミリー劇場で「われら青春」の最終回を観る。中村雅俊が島田陽子にプロポーズする展開で、最後に最終回だと知る(^^;)。朝食を摂ってからはニュースを挟んで正午から時代劇専門チャンネルで「木枯らし紋次郎」にかじりつく。先月からの再放送は初回からずっと観ているが、幼なじみ役の平田昭彦と紋次郎が斬り合う今回のストーリーはなかなか傑作だった。

その後、ホームページの更新作業などをしたのち、16時から朝日ニュースターで都知事の記者会見を冷やかし、17時からスーパーチャンネルで「ナイトライダー」を観るがイマイチだった。まだ「冒険野郎マクガイバー」の方が楽しめる。18時からはホークス−スワローズ戦をJ−sportsで試合終了までじっくり観戦。木枯らし紋次郎のせいで、スワローズの木田が中村敦夫に見えた(^^;)。そういえば、関係ないが広島カープの新井は競艇の植木に似ている。

今日外出したのは、クリーニング屋と弁当買いを兼ねた1度だけ。今月からふたたび減量中だが、鮎ご飯の日以外、ずっと毎日納豆、豆腐、もずくばかりでいい加減飽きたので、九大病院前の杉の子弁当で看板メニューの鶏唐揚弁当(写真)を購入。おばちゃん手作りの鶏唐は美味すぎ。胸肉ばかりの○将の鶏唐とは大違いだ(笑)

2006/06/08(木) PC周りの胸算用
過去の日記を振り返っていたら、我が家がブロードバンド化して2周年ということに気づいた。ということは僅か2年前までISDNだったことになる。私は最新鋭の電化製品にも興味があるが、なくなりそうなものを最後まで使い続けることも好む傾向にある。携帯電話などは過去にモトローラ社製のアナログの機種をかなり長く使っていたし、今でもFOMAではなくMOVAを使っている。MOVAは間もなく終売になるらしいが、行けるところまで使ってやろうと思っている。

パソコン接続に話を戻すと、ブロードバンドにしたことで画像などの表示は格段に速くなったとはいえ、その恩恵を満喫しているとは決して言い難い。動画といえば競艇のレースか風俗店のレディ紹介の動画くらいしか見ないし(^^;)、重たいファイルを送受信することもほとんどない。とはいえ、気づかぬうちに今の環境を当たり前に感じていて、先日何日か実家で過ごしたときは、ネット接続の遅さにイライラしたものだ。ちなみに我が家は50Mで、実家は1Mである。

現在のADSL接続はモデムや無線のカードをレンタルしているが、3年目に入るとなれば今後は故障なども視野に入れなければならないかも。それよりもパソコンの方も3年目に突入するので、そちらが故障すれば安く新台を仕入れねばならないので、悪名高い接続業者に加入する条件で安く買い換えることを考慮し、しばらく様子を見るとするか(^^;;;

2006/06/07(水) 今年こそ飛べるか?
来月誕生日を迎えるので、どこかへ旅しようかと考えている。というのは、去年の今頃の日記で書いた冒頭の一文だが、今年こそ国内の遠距離旅行へ行きたい。JALのバースデー割得を使おうと思いながら、毎年使わずに過ぎてしまっているので今年は使いたいものだ。一応はJALのマイレージをためているわけだし。

候補地は今のところ青森が有力。東京は先日出かけたばかりだし、沖縄は暑い。北海道も悪くないが、道内の主な観光地は行き尽くした感があるし、北海道だけ夏期にレンタカーが高かったり、走行キロ制限があるのがどうもすっきりしない。

青森なら津軽と下北両方行きたい。太宰治の「津軽」を思い出したら太宰治記念館も行っておきたいし、南津軽郡の三笠山公園にある葛西善蔵の詩碑地も以前から見たいと思っていた。そうなるとついでに寺山修司記念館も。寺山といえば馬産地も訪ねたいし、青森まで飛ぶからには岩手にも寄りたいし、秋田の大館あたりにも魅力を感じるが、それら全て回るには時間が足りそうもない。それ以前に、まずは今年こそ行くことを念頭に計画を進めなければ。

2006/06/06(火) おとなりきっぷと新宮地岳線
きのうは久しぶりに某役所へ。6年ぶりくらいで訪れてみると、いつのまにかボイスコール(機械式順番案内システム)が導入されている。申し込み用紙を記入してから番号札を取ると21人分も待たされた。次からは書く前に番号札を取らなくてはならない。最近は携帯電話会社や銀行などでおなじみのシステムだが、フォーク並びのできない福岡県民にはうってつけだろう。

わが地域の役所の証明書類の受付係はきのうは5名分窓口があり均等に受け付けるべきだが、能力差があり1人だけが他の4人より3倍ほどの速さで捌いていた。私が見たところ、1人が速いのではなく4人が遅すぎる。民間の会社なら万年ヒラ社員という速度だ。何をやるにしても次の動作までの行動に無駄がありすぎる。働き盛りの賃金で、シルバー人材センターの労働力並みのスピード(苦笑)。月曜の午後などに役所に行くこちらも失敗したわけだが。先日訪れた社会保険事務所は、その百倍ほどの遅さだったので、まだましといえばましだが。

その後、地下鉄の箱崎九大前駅までちょうど1駅分(役所の最寄駅は箱崎宮前)ほど歩く。本来は貝塚駅まで2駅分歩くところだが、時間がないのと1駅100円の「おとなりきっぷ」初体験をしようと1駅だけ乗ることに。乗った感想はあっという間という感じ。バスならば例えば呉服町から薬院駅前まで十区間ばかりをたっぷり乗っても100円だが、1駅だけではあまり値頃感はない。

貝塚からは宮地岳線に乗って実家へ。香椎宮前や西鉄香椎付近の高架開通後、初めて乗車した。西鉄香椎駅が香椎駅と表示されていた。前からだったっけ? ともかく乗った印象としては、宮地岳線も都会化したなという印象。1つ先の香椎花園前の駅は昔ながらなので、少しの辛抱で元通りになるといったところか。所詮、宮地岳線に都会の顔は似合わない。

2006/06/05(月) 6月といえば
この日記の古くからの読者にはおなじみだが、今年も鮎ご飯を炊くことにした。スーパーに行ったら小型で成長途上の鮎が100円であったので3尾買ってきて、しょうゆ、酒、みりんで味を調節し、筍、エリンギと具を加えた。ちょっと高めの丸大豆しょうゆを使ったら、しょうゆの焦げた味もなかなかほどよく香っている。

スーパーに100円均一なんてものがなければ、もう少し大きくなるまで生きていられただろうにと鮎には気の毒な気もするが、小型ながらなかなか鮎らしい上品な味がする。鮎は年魚なのでたった1年の命なのに、青田買いされるとはよくよく不運な鮎である。そもそも養魚場で生まれたことが不運だろうが(^^;)

これまでは内臓ごとご飯と混ぜ込んでいたが、今年は上品に身だけ使ってみた。同じ淡水魚だけあってうなぎのひつまぶしのような独特のにおいがあるが、そこが香ばしくてよくもある。魚が小型だと、紛れ込む骨も小さくて気にならない。おこげ機能を初めて使ったこともあり今回はかなり上出来だったので、また近い内に作ってみようと思う。

2006/06/04(日) まだまだいける
プロ野球交流戦もあと12、3試合。交流戦に入ってから嘘みたいな快進撃が始まったスワローズだが、他の誰よりも信じられないのがファンの私であり、いつその勢いが止まるかが気になっていた。ロッテ戦を連敗したらそこで終りだと思っていたら、2戦目は延長戦に引きづりこみ逆転勝ち。翌日負けて負け越したものの、オリックス戦はしっかり勝ち越し。またロッテに並び首位に立った。

ここまで来ればまぐれでもなさそうだが、雑なプレーや試合も目立ってきているし、投手力が心配でもあるので気が抜けない。購読している新聞の販売所からチケットがもらえれば今度のホークス戦を見に行く予定だが、もらい損ねたらM子に頼んでまたあの選手からもらえばいいか(笑)

2006/06/03(土) 日常復帰
ここのところ家を空けることが多かったが、一番の被害者はこの愛猫だろう。食事の時間になっても食べられないことがあったし、主(あるじ)に長らくかまってもらえないので寂しくしていたのではないか。いつも甘やかされているので、それだけ寂しがっていただろうと思う。散歩に出ない家猫は、家人とのコミュニケーションやスキンシップが大事だけに。

旅行のときなどは予め日数分というか回数分の食事を与えられるが、今回は突然のことだったので、給餌も後手後手になった。ときどき家に寄り餌や水を補給してはいたものの、慌しかったしこちらも精神的に余裕がなかったので、そのあたりにも敏感な猫は心配していたのではないかと思う。映画やドラマを見て泣いたときや、競馬や競艇のレースで声を出しその後芳しくない結果に落ち込むときなどは(^^;)、「クゥーン」と言いながら近づいてなぐさめてくれたりする。

というわけで、いつものように家で寝るような日が戻ってから2日ほど経ったが、愛猫もようやく落ち着いたようでくつろぐ日々が戻り、いつもの表情が帰ってきてこちらもひと安心している。

2006/06/02(金) もうすぐ誕生日かぁ
遠い昔に交際していた彼女の弟と、どこかの駅で待ち合わせるという夢を見た。なぜそんな夢を見たか、考えられる理由はいくつかある。ひとつはもうすぐその彼女の誕生日であること、そして十何年かぶりにきのうまで実家に何泊も泊まったこと。彼女の実家は私の実家の近くにある。駅から私の実家に向かうとその家のすぐそばを通らなくてはならず、否が応でも記憶の中から甦る。

その彼女とはかなり長い期間交際していて、遠距離の時期もあったので何かあるごとに弟には助けてもらっていた。その弟の名前末尾の一字と私のそれと同じ字で、あまり名前に使われる漢字ではない偶然もあって親近感を覚えていたこともあった。しかし最後は所詮男女の仲のことだけに、弟の力添えも空しく別れることになってしまった。弟は今、何をしているかとか、上京して借りたアパートの近所に、その弟によく似た人物が住んでいたことなど、目が覚めてからふと頭をかすめたりした。

夢は結局、弟に逢う前のところで終ってしまい、内容としては不完全燃焼だった気もするが、せっかくだから彼女のことも少しこの機会に思い出し、誕生日を心の中で祝うことにしよう。今回の帰省では、他にも卒業以来逢う同級生が何人かいたのだが、この歳になると男に生まれてよかったかもしれないと思うのが正直なところだ。

2006/06/01(木) いぶりがっこ
実家の近所に岩手県出身の方がいて、いぶりがっこをもらった。そちらのご主人は東北出身でありながら、なぜか焼酎が好きだということで、以前「伊佐美」や「甕雫」をお贈りしたことがあったのだが、時々東北地方の名産品をいただく。今回はいぶりがっこをいただいたので食べてみる。漬物としての味もしっかり感じながら、いぶった風味が香ばしく美味しい。

北日本以外でいぶりがっこといってピンと来る人は、かなり食に詳しい人だと思う。私は以前住んでいた東京の三鷹に秋田料理店(http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/silkvelvet/?Y=2004&M=4&D=18)があったので、そこで東北料理の洗礼を受けた。きりたんぽやしょっつる、いなごなどと共に、いぶった漬物の存在を知った。ビールよりも焼酎や酒によく合う。

箱崎の九大病院の前に東北料理を掲げる店があり、その店でも食べられるし、天神にあるみちのくプラザでも入手可能らしい。しかしやっぱりいただいて食べるのが一番美味い(^^)


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