日常日記
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2006/06/02(金) もうすぐ誕生日かぁ
遠い昔に交際していた彼女の弟と、どこかの駅で待ち合わせるという夢を見た。なぜそんな夢を見たか、考えられる理由はいくつかある。ひとつはもうすぐその彼女の誕生日であること、そして十何年かぶりにきのうまで実家に何泊も泊まったこと。彼女の実家は私の実家の近くにある。駅から私の実家に向かうとその家のすぐそばを通らなくてはならず、否が応でも記憶の中から甦る。

その彼女とはかなり長い期間交際していて、遠距離の時期もあったので何かあるごとに弟には助けてもらっていた。その弟の名前末尾の一字と私のそれと同じ字で、あまり名前に使われる漢字ではない偶然もあって親近感を覚えていたこともあった。しかし最後は所詮男女の仲のことだけに、弟の力添えも空しく別れることになってしまった。弟は今、何をしているかとか、上京して借りたアパートの近所に、その弟によく似た人物が住んでいたことなど、目が覚めてからふと頭をかすめたりした。

夢は結局、弟に逢う前のところで終ってしまい、内容としては不完全燃焼だった気もするが、せっかくだから彼女のことも少しこの機会に思い出し、誕生日を心の中で祝うことにしよう。今回の帰省では、他にも卒業以来逢う同級生が何人かいたのだが、この歳になると男に生まれてよかったかもしれないと思うのが正直なところだ。


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