日常日記
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2006/06/29(木) 禁断の果実
ここのところ家へ帰るたび、玄関のところでプ〜ンとカビ臭い匂いがしていた。A型ではあるが決してきれい好きというわけではなくマメに掃除するようなタイプではないので、しばらく布団を干していなかったから、梅雨の時期だけに布団でも湿気てきたのかと思ってあまり気に留めずにいた。

今日は梅雨の晴れ間で、久々に青空が覗いていたので朝から洗濯、掃除をして、ついでにシャワーを浴びながら浴室の掃除もして、さらに布団を干したところで、カビ臭い原因がわかった。メロンである。先日ある方からいただいた高級メロンが、物陰にひっそり隠れていた。いただいた日に冷蔵庫が満タンだったので、ひとまず常温で保存していたのが隠れてしまい、そのまま記憶の影にも隠れてしまっていたのだ。まったく、自腹だったら忘れないだろうに(-_-;)

手に取って見ると、ヘタのT型の部分にカビが生えて、玄関のところで鼻についていた匂いとそっくりな臭さを発している。しかしそのメロンがとりわけ高価なことを知っている私は、ヘタの部分をハサミで切って、とりあえず冷蔵庫に冷やしてみた。それから掃除、洗濯、食事を済ませ、後片付けを終えて冷えたところでおもむろに包丁でカットしてみる。

開帳する瞬間は、テレクラで引っかけたおねえちゃんのヒモパンのヒモを引っぱるときのような『臭いかもしれないけどひょっとするとごちそうかも??』という何ともいえないスリルがあったが(;´Д`)、期待に反して?、中身は臭くなく概ね無事だった。若干皮に沿って腐敗している部分があったものの、それ以外は通常よりやや柔目という感じ。早速カットして食べてみることにした。

柿でも無花果でもパパイヤでもトマトでも、熟しすぎるくらいがリミッター(乗り物などの走行速度に制限を与える装置)を振り切るような限界を超えた美味さがあると思うが、そんな度を過ぎた甘さで美味しく食べることができた。「こち亀」の漫画に、両さんが見舞いに腐ったメロンを持っていく話があり、『酸味のきいた味』という表現があったが、そうなる手前のギリギリのところに間に合った感じ。

以前、食品のバイヤーをしていた頃、缶詰の賞味期限が5年から3年に短縮されるとき先輩のバイヤーから、「缶詰は製造から5年を過ぎたあたりから熟成して本当の旨さが出る」と聞かされ半信半疑だったが、今思えばそれもまんざら冗談ではないかもしれない。ただ今回は、まるで清涼飲料水を飲んだ後のような、甘すぎて後味がくどくなるような口内の違和感が食後に感じられた。本当は食べられる限度を超えていたのかもしれない(^^;)
(写真はイメージです さすがに実物は自粛します)


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