|
2006/07/10(月)
私がいちばん!?
|
|
|
きのうは日記に書いたようにとても暑い日だったので、公園では野良猫の動きもかなり鈍くなっており、地べたにドテっと座り込んで動かない。日曜日の公園は人通りが多く、自転車や歩行者がひっきりなしに通っていたが、写真の猫はご覧の通りなかなか貫禄があって、でーんと構えている。かなりの速度で自転車が横をすり抜けたり、ランニング中の人間がハアハア息を上げながら走ってきても、体を起こそうともせずにちらっと一瞥するだけ。
うちの愛猫と比較したら、違う生き物のように百戦錬磨の雰囲気が漂っている。車のエンジン音に臆することもなければ、古いママチャリの金切り声のようなブレーキ音にもびくともせず、ほんの少し耳の向きを変えるだけ。もはやこの公園の主のようで、これはしばらく動きそうにないと思いながら眺めていた。
そこへ犬を連れて散歩中の女性が近づいてきた。犬といっても柴犬らしき小型の部類だが、猫と比較してみるとだいぶ大きい。するとこれまでのふてぶてしさが嘘のように、猫は素早く立ち上がるとスタコラと繁みの中へ消えていった。世慣れした野良猫にとって、敵は人間ではなくやはり動物のようだ。それともやはり猫は犬を毛嫌いしているのだろうか。はたまた、人間は馬鹿にされているのだろうか。そういえばうちの愛猫も、寝ている私を平気で踏みつけたりするし。
|
|
|
|