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2006/07/17(月)
海の日
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世間では海の日とやらで祝日らしいので、車で海へ出かけてみた。その辺りは砂浜になっているので、写真のようにもう暗くなっていく時間でありながら海水浴客が目立つ。どうにも浮ついた手合いが多く感じられるのは、時折聞こえてくる動物の鳴き声のような奇声のせいではなく、その周辺が遊泳禁止になっているからだろう。潮の流れが速く、毎年海水浴をしている人が若干名犠牲となることを知っている地元の人はあまり泳がない。ましてや夕映えの時間にまで浜に残ることはほとんどないだろう。
見渡せばほとんどが若者ばかり。そういえば年とともに、仲間内で海へ行こうと言い出す者が出てこなくなったように思う。思えば働き出してからは、何日か休みができれば、県外や遠方へ旅することを繰り返しているので、地元の海で最後に泳いだのは何年前になるだろうか。遊泳禁止でありながらいつの間にか海の家なんぞが出来、花見にも似たかりそめの場所取りによる駐車場らしきものもできているし、この自然も確実に誰かの利権になりつつあることに溜息をつく。
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