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2006/07/25(火)
おみやげたっぷり
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今日は朝から競艇場へ行ってきたのだが、ずっとはずれ続けた後で、その分を一気に取り返せそうな配当で決まりかけたレースがフライングで全て返還になるなど、さっぱり運がなかった。もう最後までレースを見ずに町へ出ることにした。そんな傷付いた私の心を癒すのはやはりゲーセンである。財布の方はすっかり軽くなったが、あれこれとガサの張る景品を得り持ち帰ることにより、心は何となく満たされていく。
思えば昭和40年代から50年代にかけてのテレビドラマでは、パチンコで勝った後のシーンと言えば、決まって抱えきれないほどの景品を両手いっぱいに持ちながら店を後にするというパターンだった。現実ではほとんどが換金するというのに、ビジュアル的にはそれでは豊かさは伝わってこないし華がないということだろう。遊びごとの帰り道には、やはり景品がないと寂しいわけだ。それは縁日や祭りに出る夜店のゼリコと同じで、中身よりも箱の大きさや取った喜びの方が大事なのである。
今宵は写真のようにトースター、バスタオル、ターボライター、小型の卓上電灯をゲット。1レースに投資する金額でこれだけ取れるのは皮肉だ。バスタオルは広げてみると意外に大きかった。たとえ愛猫に爪とぎされてあっけなくボロ布になってしまったとしても、今日の充足感を思えばそれも苦になるまい。
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