日常日記
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2006/08/31(木) おめでとう
すっかり忘れてしまっていたが、おととい29日は愛猫の誕生日だった。人間の嫁さんや娘ならここでひと悶着あるところで、その言い訳を失敗したりでまかせをいったりしてさらに傷口が大きくなり、こっぴどい目に遭ってしまう、というオチにならなくて済んだ。こういうときに動物でよかったと思う(^^;)

これで満11歳になる。人間でいえば60歳くらいのようだ。いよいよ老齢に入ったわけだが、そう考えると一緒に過ごせる時間が少なくなってきたことを実感して辛い。昔の飼い猫は8〜9歳で死んでいたらしいが、最近は13歳以上生きるのが多く、15歳以上というのもよくいるそうだ。これからは食事も老齢猫用にしてやらなければならなくなるだろうし、1日2回だった食事も4回くらいに分けてやる時期が来るかもしれない。

これまで共に暮らしてきた犬や猫は、全てある日突然いなくなるという別れ方をしているので、せめてシルヴィは最期を看取ってやりたいと思っている。しかし亡き骸を目の当たりにすることを思うと気が遠くなりそうだ。ともかく1日も長く生きて欲しいと思う。

2006/08/30(水) 地域限定
先月福井へ行ったときに大阪に寄った。新世界の商店街にたくさんの銘柄を置くたばこ屋があるが、そこは革製品も売っていて以前かなり気に入った財布を買ったことがある。なので大阪に行くときは(新世界には必ず行くので)そのたばこ屋を覗くことにしているのだが、見慣れないたばこがあったので吸わないくせに買ってしまった。といいながらも封を開ければ少しずつ吸ってしまい、1ト月半ほどで残り少なくなってきた。

写真のウィンストンメンソールだが、大阪、奈良、和歌山限定らしい。私が大学に入った年にウィンストンライト(白地に臙脂の字)が売り出されしばらくそれを吸っていたので、その銘柄には親しみがある。しかし1年もしないうちに農薬混入事件があり、結局は終売となってしまい、その後ウィンストン(赤地)を長らく吸っていた。マイナーな銘柄だが、沖縄ではほとんどのコンビニに置いているほどポピュラー。沖縄へ行ったときは吸いたいのをぐっと我慢した。

銘柄に惹かれたこともあるが、地域限定という言葉に弱いのも確か。最近プリッツやカール、ベビースターなどみやげ用の大箱は地域限定といいながらもわりとあちこちで入手できるが、本当にご当地でしか買えないものは欲しくなるものだ。その最たるものは千葉、茨城あたりのマックスコーヒーだと思っているが、これは幼少期に千葉に住んでいたため生まれて初めて飲んだ缶コーヒーであり、私にとっては初乳のようなものであるからかもしれない。

2006/08/29(火) キウィ、パパイヤ、マンゴ
最近、羽田から飛行機で福岡に来る人に、羽田みやげとして買ってきてもらっているのが写真の100パーセントジュース。羽田ターミナル2Fの紀ノ国屋に売られているのは350mlの小さいペットボトルながら250円もするが、味は濃厚でフルーティー。グレイスというブランドで、沖縄の会社が輸入しているようだ。濃縮果汁還元ではないらしく、ストレートな果実の味がうまい。別館の東京旅行記の最後の方に書いたのはこのジュースのことである。メーカーサイトは↓
http://www.graceworld.co.jp/index.html

3つの味はそれぞれで、マンゴは万人受けする味、パパイヤは南国果実好きの人向き、そしてキウィはマニア向けといったところか。青虫を思わせる濃すぎる緑色が不気味なほどで、ジュースという感覚とはほど遠いようにも思える。ともかく夏を感じる一品だ。沖縄の会社ということだが、沖縄のスーパーやデパートでは見かけなかった。もう少し安く売っているところを探すことができたら、ヘビーユーザーになるかもしれない。

2006/08/28(月) また作ったどー
先日、某厩舎団地あたりのご夫人に感心されたので、また鯛めしを作ってみた。出来はまずまず。

材料は鯛と酒としょうゆのみ。酒としょうゆは好みで量を調節するが、酒好きなので酒は多めにした(^^;)
色合い的にしょうゆが多めに見えるが、魚が塩分を吸ってくれるのでちょうどいいくらい。

出来上がると鯛を取り出し、身だけを丁寧に取り出して飯に混ぜる。注意していても骨が混じってしまうので、愛する旦那様やお子様のいる家庭はご注意を。こちとら独り身なので骨があろうと口から取り出すまでの話だが(苦笑)

例によって閉店間際のスーパーで半額の150円ほどで買ってきた鯛と調味料、酒だけと安上がりなわりには得した気分になる。おかずは高野豆腐や煮物など、うす味のものが合うだろう。おつゆもうす味の吸い物なんかがよさげだが、思い切って八丁味噌で赤だしというのもいいかもしれない。福岡には小袋しか売ってないが(笑)

2006/08/27(日) 若駒
マンションの駐車場をよたよたと歩くスズメがいる。よくよく見てみると、まだ体毛の生え揃っていない若者のようだ。一応模様は成鳥なのだが、顔つきがあどけないし足がまだかなり柔らかそう。毛もふわふわしていてまさしくひよっこだ。さっそく10倍ズームデジカメを持ち出して撮影。競走馬と違って動きが遅いので撮影が楽(笑)

近くをカチカチとくちばしを鳴らしながら旋回する母鳥らしきのがいるので、おそらく巣から落ちてしまったのではないか。可哀相だがこの手の出来事に人間が手を貸すのは好まないので、静観することとする。このスズメ、少しは飛ぶことができるのだが、長い距離は無理らしい。もたもたしていると、猫やカラスや人間など、敵はたくさんいるのでやられてしまいそうだ。

しかし何とか自力で駐車中の車の下に逃げ込んだ。ここから先も自力になる。無事ひとりだちできるといいが。
などときれいごとを言いながら、今晩あたり焼鳥が食べたいなどと思っていたりする。

2006/08/26(土) 次々にキレた
掛け時計の電池が切れたようだ。以前この日記でも書いたタイ製の擬似振り子時計(写真)。一瞬、起きる時間を間違えたかと思ったが、そういえば少し前に振り子が止まったまま放置していたのを思い出した。振り子が止まってもしばらくは時計だけ動くのだが、ついに針すら動かすことができなくなったようだ。

続いて台所に置いている置時計も電池が切れた。同じ単3電池だが、入れた時期が違ったはずだが。こちらは100円ショップで2年ほど前に買ったもの。ちなみにこれと全く同じ時計を、中国雑貨店「大中」で980円で売っているのを見つけたことがある。得した気分。

ここまでなら単なる偶然と思うことだが、居間(といってもワンルームだが(^^;)の置時計も電池が切れた。こちらは10年ほど前に100円ショップで買ったもの。それにしても、夏場って電池の消耗が早くなるものなのか、それとも同じ家で電池切れを起こすと連鎖して電池が抜けていくのか、はたまた単なる偶然か。何か変な気分・・・。

2006/08/25(金) ロングセラー
食品や飲料というものは入れ替わりが激しく、同じ商品が長く売られているというのは稀だ。大半は早いもので1年、長くても数年で終売になってしまう。もう一度食べたり飲んだりしたくなるものもあるが、市場から姿を消すと二度と会えないのが現状。例えばアイスクリームの宝石箱や、チョコべーなどのように一時代を築いたものでも、大半は姿を消していく運命だ。

そんな中、長く売られている商品というのは素晴らしい。写真のキリン・メッツなどは20年以上のロングセラー。最近あまり見かけなくなったとはいえ、ひっそりとまだ生き残っている。缶のグレープは消えてしまったようだが、この緑色の缶はまだまだ健在。一時期微炭酸流行りで白のデザインになっていたが、強めの炭酸で復活している。

去年の減量プロジェクト以来コーラをあまり飲まなくなってしまったが、ジンジャエールとこのメッツグレープフルーツはまだまだ飲む。大人の味だなと思って飲んでいたら、よくよく考えてみると酎ハイのレモンやライムに似ているようだと気づいた。仕事中に飲めない人で、これを飲んで我慢している人もいるかもしれない。

2006/08/24(木) 小倉と違う下関の海
きのう体調がいまいちだったので今日はゆっくり寝ているつもりだったのだが、朝から猫に顔を舐められ8時に起こされた。きのう今日と月に一度の連休なので有意義に使いたかったのだが、寝ることすらままならないとは無念だ。猫は空腹になると寝床に寄ってきて、初めゴロゴロとノドを鳴らし空腹をアピールするが、相手にされないとこちらの腕や顔を舐めてくる。意地でも寝ようと布団を被るが、最後は根負けしてしまうのである。

ということで、せっかく早起きしたので下関へ出かけてきた。これだけ天気のいい日に朝から出かけたのは久しぶり。下関駅は門司港や青森のように、港で栄えた町特有の駅の大きさと、海峡近くの雰囲気があるので好きだ。写真のように車窓からもプラットフォームからも海が見える。晴れた日に見ると港近くでもきれいなものだ。

小倉駅あたりでも海は見えるのだが、工業地帯ということもあって汚れが目立つ。煙突の煙も遮って景色はいまいち。紫川の河口などは以前と比べたらずいぶんきれいになったとはいえ、海の眺めとして心ときめくものはない。海峡ひとつ渡っただけで下関になるとずいぶん違うものだ。小倉駅から270円で行く本州への鉄道の旅もなかなかのものだ。唐戸から下関までの渡船は390円もするそうなので、トンネルがあり車窓はいまいちでも電車も捨てがたい。

2006/08/23(水) 幸か不幸か
今日はイマイチ体の調子が優れず、めずらしく夕方まで寝込んでいた。冷やしたところてんでも食べようと食器棚から器を取り出そうとすると、力なく持っていたせいか床に落下。幸運なことに最も安い百円ショップで買った安皿だけがまっぷたつ。小石原焼や美濃焼、壺屋焼など高い器はみんな無事。よかったー。

でも、ふと落ち着いてから考えてみると、こんなところで運を使い果していいのかと複雑になった。まあ、ドイツではめでたいときには皿を割る習慣もあるらしいから、前向きにとらえるとしよう。それとも、やっぱり安い器は割れ易くできているのか?

2006/08/22(火) 博多のソウルフード
ふと何かをむしょうに食べたくなるときというのがある。人それぞれ好みがあり、生まれたり育ったりした地域によってそれは異なるが、福岡の人ならわかってもらえそうなのが元祖長浜屋のラーメンが代表的だろう。客観的にはさほどうまいラーメンではないし接客も低レベルなのだが、夜中などにふと食べたくなってしまうのである。博多ラーメンでありながらあっさりしているところや、替玉、替肉が50円、ラーメン400円という安さ、待たずに2、3分ですぐに出てくるところなどが理由だろうが、そのほかにもあのラーメンの持つ習慣性というか魔力のようなフレーバーがあることは確かだろう。

それより少数派になるが、ふきやのお好み焼もしかりである。おそらく他県から来られる方は食べても???と思う味だろうが、私の世代の福岡市民の青春時代のソウルフードと感じている人もかなりおられるのではないかと思う。そんなわけで、むしょうに食べたくなったので博多駅交通センターへ。客層は若者が圧倒的だが、最近は女性も目立つ。

ふきやの魅力は、あのベタベタとした粘り気のあるソースとカスタードクリームみたいなマヨネーズ、そしてチープな魚粉の味付けだろう。チープなのは魚粉味だけではなく、店全体がチープな気がする。メニューをどうぞといいながら置かれるのはアイテムの書かれた伝票だし、惜しげもなく注いでもらえるのは水道水だし、ナプキンの代わりに無造作に置かれているのはサラ金ティッシュだし。

焼き上がりを10分以上も待ってようやく出されたものを口に運び、なくなる頃にはもう当分はいいや、と思うのだが、またしばらくすると食べたくなってしまう。何とも不思議な食べ物なのである。何だかけなしているような書き方になったが、かなりのふきやフリークな私である。

2006/08/21(月) 塩元賣捌
私のよく行く中央区の某ガソリンスタンドからは、写真のような看板が見える。かなり年季の入った看板なのは一目瞭然だが、電話番号が千なにがしかになっていることでその古さが伺える。電話をかけるときに交換を呼び出していた時代かもしれない。

看板を見ると、そういえばむかしは塩が専売だったのだと思い出したのだが、調べてみると塩の専売制度は9年前までだったらしい。専売公社とか言っても若い人は知らないかもしれない。ジェームス・テイラーみたいな名前になってしまったが、JTはたばこのほかに塩を売っていたことを。そういえば専売特許なんて言葉も使わなくなってきた。

最近は塩やきそばだとか塩だれだとか、味付けの原点に戻るように塩味のテイストが増えている。塩サウナなんてのもあるし。それらはひょっとすると、専売でなくなったからこそ出た発想なのかもしれない?

2006/08/20(日) ゲーは身を助ける?
きのうは小倉から博多に戻る途中、待ち合わせの時間まで少しあったので、かの清水健太郎がスカウトされたという、小倉魚町商店街へ。目的はゲームセンターである。といっても今回は単なる遊興ではない。来月久々に海外旅行へ行くことになりそうなので、ウエストポーチが必要になったためだ。パスポートを肌身離さず持ち歩くには、ウエストポーチが最適。確かゲーセンのクレーンゲームにあったはず。

ということで獲ってきた(^^;)。実際手にしてみて、思ったよりもチャチなのはゲーセン商品によくあること。ついでに前回ゲットして気に入ったカバン型のたばこ入れも色違いを獲っておいた。さらに楽勝で獲れそうなキーケースがあったので3つも獲ってしまった。こちらは思ったよりしっかりできているので長く使えそうだ。

皮製ウエストポーチを買えば3千円くらいはするだろう。今回はその半分以下の投資でいろいろ獲れたので儲かった(笑)。クレーンゲーム遊びの経験もたまには役に立つものだ。でも待てよ、税関で偽ブランド品として没収されるかもしれん(^^;;

2006/08/19(土) 小さな幸せ
今日は午前中から小倉競馬へ。台風ということもあって、今日の場内はガラガラ。何と指定席が最後まで売れ残っていた。入場者数は7千人くらいだったのではないか。メインレースのときになっても、スタンド前には通常の朝の1、2レースくらいしか人がいなかった。私の知る小倉競馬で最少入場者数に違いないと思う。逆にいえばそれだけ過ごしやすく快適でもあった。とくに涼しい風が心地よく、最終週の開催が終るときのような寂しげな風を思わせる涼しさだった。

そんな中、応援する川村厩舎は1日2勝、鵜木牧場の生産馬は中央競馬のメインレースを勝ち、私の馬券の調子もまずまずでギャンブルのスランプはとりあえず脱した。今日は小倉の盛り上がりの後、博多に戻り東京からの客人と焼鳥屋で軽く飲んだのだが、当然のように頼みもしないのにキャベツ(写真)が独特のタレをかけて大皿で出てくる。福岡の焼鳥屋では当たり前のサービスだが、よくよく考えてみると有難いサービスである。賭ける方でも大勝はできなかったものの、小遣い銭程度に潤ったし、小さな幸せを感じる1日だった。

2006/08/18(金) 猫の予知能力
猫という生き物は、たまに声を出すか出さないかというくらい小さな音で鳴くことがある。愛媛のとべ動物園にいる有名な白熊ピースが幼少期に甘えて鳴く声を「ささ鳴き」とテレビで言っていたが、そのささ鳴きに近い鳴き方だと思われる。そもそもささ鳴きとはウグイスの上達する前の鳴き声のことらしいが、猫の場合は信頼を置いている相手にしかそのように鳴かない。野良猫でそのような鳴き方を聞くのは不可能に近いだろう。

うちの猫の場合、前ぶれなく突然それが始まる。口を開けて最後の方だけ少しプキュと音がする。甘えているらしく、うちのシルヴィの場合はそのように鳴くと近づいてきて、着ているTシャツの中に入り込もうとしたり、私の股間のあたりを念入りに匂ったりする。Tシャツを前足でめくってはプキュと鳴き、生殖器をクンクン匂ってはプキュと鳴く。鳴いた後は私の方を少し訴えかけるような目で見る。

怖い夢でも見た後なのか、何かしら不安を感じたのかはわからない。あまり甘やかすのはよくないことと知りながら、そんな鳴き声をされると過保護になり過剰に体を撫でたりしてしまう。何か心配ごとがあるかもしれないと感じてしまうのである。そんな猫を留守番させ今日も仕事に出かけたが、深夜車を運転していたら野良猫が飛び出していてぶつけてしまった。直前で野良猫が飛び出してきて避ける間もなかったのだが、幸いドンと音がしたもののグチャという音はしなかった。バンパーのあたりに当たったようだが、周囲に猫がもういなかったということは即死ではなく少なくとも物陰まで逃げることはできたのだろう。不可抗力とはいえ気の毒なことをした。

ひょっとするとうちのシルヴィのささ鳴きは、この事故を予期していたのかもしれないなどと考えたりした。(人間を含む)動物というものは、危険や災難を予期する能力があるもので、私は祖母が亡くなる直前に急に祖母の夢を見たし、県立高校の合格発表の前には落第する夢を事前に見たし、連勝を続けていた名馬オグリキャップが敗れる直前には負ける夢を見た。そういえば、最近連敗を続けているギャンブルで、負け始めとなった若松競艇に出かける日は、しきりに愛猫は足許に擦り寄ってきて「行かないで」と鳴いたものだ。もう少し愛猫の様子には気を配らねばならないということか(苦笑)

2006/08/17(木) 山椒とじゅんさい
食品ネタが出たところで、今日は缶詰以外の激安食品について続けてみよう。

私が主に食品を仕入れる店は5つほどだが、商品によって底値を暗記し最も安い店で買う。そんな中で、一部飛び抜けて安い商品がある。一例として、今日は写真のじゅんさいと粉末山椒について書いてみる。じゅんさいは箱崎駅前の業務スーパーが安い。瓶入りのものが300〜400円というのがじゅんさいの一般的な相場だが、何と97円で売られている。秋田の会社名が書かれているので国産かと思いきや、中国産と書かれている。中国で仕入れたものを秋田で加工しているようだ(^^;)。緑色の茎ででっぷりとしていて味はまあまあ。そばの具などにして活用している。

一方、粉末山椒は箱崎のルミエール(元ロヂャース)で89円と安い。粉末山椒は、若干量目が違うもののハウスやS&Bのものは300〜400円する。写真は業務用の七味や粉末のからしなどを低価格帯で販売しているハチ食品の商品。場末のラーメン屋などの胡椒など、よく見てみるとハチの胡椒だったりする。店によっては、胡椒の瓶や缶だけハウスなどナショナルブランドを使い、中身だけハチの詰め替え品を使用していたりする(^^;)。ハチの粉末山椒は、一応山椒特有ののピリリとする刺激も香りもあり及第点だ。

他にも食品というものは、店によってずば抜けて安い商品というのがあり、低所得の我が家では重要な問題。節約主婦に負けない商品選びが、私の小遣い銭にかかってくるので深刻な問題である。

2006/08/16(水) 日常食としての缶詰
基本的に自炊派であるが、缶詰も好きで旅行前の生ものを使いたくないときなどに(生ゴミにならないので)よく利用する。缶詰というと非常食のようなランクの低い食べ物と思われがちだが、最近は缶詰でしか味わえないような独特の旨味を出した商品も出ている。福岡にも缶詰をつまみとして数多くそろえている飲み屋だってある。

以前、食品のバイヤーをしていた頃、缶詰も担当することになり缶詰に詳しくなった。缶詰の大きさは業務用の1号缶から家庭用の7号缶までさまざまだが、我々が日常的に利用するのは3号缶から下の小さいサイズだろう。3号缶とはパイナップルの缶詰などによくある直径7、8センチの缶。輸入ものなどによく紙のラベルがついているものがあるが、これはラベル缶といってプリントしてある缶よりも値打ちが低い。他にもプルトップで開けられるイージーオープンは高いなど、微妙なランクがある。

我が家の食糧庫にある缶詰を並べて撮影してみた。ホテイのやきとりなどは最近は百円ショップでよく見るが、我が家の近くの量販店ではそれを意識して89円で売られている。さらにそれを意識した業務用スーパーでは88円と、ガソリンスタンドの首の絞め合いのような安売り合戦が繰り広げられている。おかげで我が家には常に各味がデポジットされている(笑)。ちなみにこの画像の中の商品は全て100円以内、ほとんどが89円で購入。年中、王監督の背番号セールをしている安さである(笑)。

マルハやニッスイなど有名メーカーも混じっているが、大半が宝幸水産(ホニホ)、イナバ、キョクヨー、トクスイなど、食品業界の経験がなければ耳慣れない会社ばかりだ。やはり有名メーカーの方が味が洗練されているように感じる。味付けのあまり関係ない輸入物の果物はブランドに関わらず安いわりにすごく美味しいものがあり、冷蔵庫に冷やしておくと小さな幸せが得られる。写真のタイ産マンゴーや中国産リンゴなども百円未満にしては上出来の旨さだ。

缶詰商品にも旬があり、たとえばさんま味付けなどはもう少し待って秋以降に製造した商品の方が脂が乗っていて旨い。しかし逆に旬ではないときに食べることができるのも缶詰のよさである。

2006/08/15(火) おみくじ
初盆ながら盆の間で唯一の休みだった今日は、墓参りや送りなど盆の行事を1日で一気に済ませてきた。ついでにある社へ出かけお参りをし、普段はひかないおみくじなんぞをひいてみた。運勢は「小吉」とあるが、なかなか含蓄があり深みのある言葉が並んでいたので、この日記に書き記しておこう。

おみくじ 第三二番 運勢 小吉

苦労に苦労続きの毎日ですが心眼を開いて周囲を見よ 御仏の御手は目前にさしのべられています 尊いお導きにより幸福を受けましょう

と主文があり、以下項目ごとに続く。

願事 迷わず耐え忍べばやがてかないます
就職 安心して進みなさい
商売 利少し不調に耐えよ
相場 売り 大利あり
待人 障りあり 来ず
失物 出る 人に問え
入試 苦労が報いられる
旅行 盗難に用心
争い 止めよ 利益なし
病気 信心第一
転居 さわりなし 東吉
恋愛 誠意をつくせ
縁談 良い人です 大吉まとまる

となっている。厳しく書かれたところには思い当たるフシが幾許かあり、まだ見ぬ箇所には望みを感じる言葉が綴られている。前者で言えば恋愛。誠意をつくせとは言い得て妙。後者では縁談。次に縁がある人は良い人ということか。他にも納得してしまう箇所がいくつもあり、本来境内の枝にでもくびるところだが持って帰ってきた。20円にしてはいい教えを乞うた。お賽銭はそれより少額だったのだが(^^;;;

2006/08/14(月) 盆帰り
世間では盆休みらしい。盆暮れ正月黄金週間も関係なく働く身にとって、その時期の唯一の救いは道路が空いていることなのだが、きのうは日曜でありながら微妙な混み方をしていて嫌味だった。盆くらい家でおとなしく盆帰りの魂との語らいでもせよと、ふらふらと繁華街をうろつく若い衆に言ってみたくもなる。今朝帰宅するのに乗ったバスも、祝日ダイヤでありながら平日と同じくらい混んでいた。盆を休めない勤め人も多いようで、混雑するバスの中には、人だけでなくストレスや苛立ちも詰まっていたように感じた。

家に帰り着くと家の周りは盆らしく、いつもびっしりと車が止められている駐車場が、まるで新築直後で入居者が揃わぬ集合住宅の駐車場のように、区切りのラインが並行に引かれているのがはっきり見える。夏というと子どもの騒ぐ声がどこかしらか聞こえるものだが、それすら聞こえない静けさは、いつも通りに働いて寝る日々を繰り返すこちらとしては寂しさを募らせるばかりだ。

2006/08/13(日) コーレグースが欲しいとき
空腹になり冷蔵庫を見ると、日付の迫ったゆで麺がある。ダシを取るいりこや魚粉はあるものの、いかんせん具がない。とろろ昆布さえ切らしてしまっている。仕方ないので、沖縄で買ってきたレトルトの「中身汁」を使い、その中に麺を入れることにした。具にもなるしダシを作る手間も省ける。中身汁とは沖縄の伝統的な料理で、汁物の代表的な一品。豚の内臓を茹でたものを薄い塩味のスープで食べる。薬味にはしょうがと、沖縄特有のコーレグースを用いる。

写真のように見た目はまずまずだったが、結果的に失敗だった。まずは味が弱すぎるので七味とうがらしを加えたが、塩味にいまいち合わない。ゆずごしょうの方がましだったかもしれない。郷土料理には相応の歴史があって、やっぱり中身汁にはコーレグースが抜群の相性なのだ。コーレグースとは、島とうがらしを泡盛に漬け込んだ調味料。料理に加えると、辛さとアルコール的な熱さとがあいまって独特の深みが出る。

そもそも中身汁とは、泡盛などで二日酔いになった翌朝など、さっぱりしたものが食べたいときの軽い料理。沖縄では美味しい中身汁が調理できれば嫁として認められると言われるそうだが、シンプルゆえに難しい料理かもしれない。細麺のうどんと合体させることで関西のホルモンうどん的なものを期待したのだが、秋田のしょっつる鍋並みに味が弱く、塩分がうどんまで届かない。そして中身汁の具には太めの糸こんにゃくがあり、それが細麺のうどんと同じくらいの太さで時々違和感を感じてしまう。

やっぱり餅は餅屋、カエサルのものはカエサルに、島料理にはコーレグースである。日々暑くなればなるほど、暑い地方の料理や味付けが恋しくなってくる。我が家の食糧庫には、てびち汁、ソーキ汁など島料理がまだまだ残っている。コーレグースも仕入れなければならなくなりそうだ。

2006/08/12(土) 豚革トランク
このサイトでも紹介しているある食事処の店主が、私が持参したトランクを見て気に入ったらしく、連れに値段などを細かに後で聞いていたらしい。一流の物を出す店の店主と共通するセンスを持ち合わせるのは嬉しいものだ^^

以前この日記でも紹介したことがあるが、その数が増えたこともあるしその店主もひょっとしたらこのサイトを見る機会があるかもしれないので、またこの中国製豚革トランクについて紹介してみよう。このスタイルの皮製トランクは最近流行りのようで街の鞄店でもときどき見かけるが、キャスター付きでワインレッドや黄土色のカラフルなものは大きいもので1万も2万もしてかなり高い。

私の職場の近くに製造元の会社があることは以前書いたが、そこでは小さな傷のついたものなどアウトレット商品がかなり安く売られている。写真中央のもの以外はそこで買ったものばかりだが、ほとんどが2〜3千円くらいで購入した。手触りの柔らかい牛皮のものは定価が2万ほど、アウトレットでも1万円ほどするのだが、豚革なら驚くほど格安なのである。豚皮のものは使い込んでいくと部分的にはげたりするのだが、写真中央の鞄のようにそれがかえって年季を感じさせ味わい深くなるのも魅力的だ。造りはかなり頑丈。中肉中背の方なら、短時間はトランクに腰掛けることも可能。

写真中央のものは枠が細めなので軽いのだが、他の4つのベルト付きのものは枠だけでなく全般的に頑丈に出来ているためやや重いのが難。手前2つの小型のセカンドタイプなら問題ないが、奥二つの旅行鞄サイズになると女性では持ち運びがきついと思う。そのためベルト付きのタイプはショルダーベルトも付いているが、かなり肩が凝りそうな気もする。

写真奥の黄土色の旅行鞄は何と2千円という安さだった。その程度ならいつも美味しい料理を食べさせてくれる店主にプレゼントするのに問題ない予算だが、色や大きさなど好みや用途もあるのでさりげなくリサーチしてみようと思う。ちなみに飲み屋のおねえさんにも喜ばれそうな形状なので、値段を明かさずに効果的にプレゼントしてみるという手もある(笑)

2006/08/11(金) 暑い休息日
今日は九州の大都会、天神でともだちとランチ&ティータイムでまったり。昼食の「はまちごまあえ丼」も美味しかったが、その後岩田屋百貨店の茶舗でいただいた『抹茶白玉ぜんざい』の方の画像の方が涼しげなので上げておこう。抹茶アイスが甘すぎずいい味出していた。あずきもほどよい甘さで美味しかった。

話す内容といえば、太もやしと細もやしの調理法から荒尾騎手会の合コンについてまで幅広い四方山話。もちろん下ネタもありで(笑)。仕上げにデパ地下めぐりで天然鮎や銘菓ひよこの製造実演を冷やかしながら、人の波を縫うように天神の街を堪能した。(ひよこの実演については、福岡ローカル日記参照)

それにしても今日の天神は、給料日直後の週末並みのすごい混みようだった。地下街は人がぎっしりひしめいていて、百貨店に人がどっさり溢れかえっていて、食堂街に人がびっしり並んでいた。冷房完備の場所でも温度が上がればなかなか効かないわけで、熱い暑い1日だった。

2006/08/10(木) 久々に海外旅行か・・・
母親が最近始めてパスポートを取得した。バイクの免許を取った少年がバイクに早く乗りたくなるように、母もすぐに旅券を使ってみたいらしく、近々韓国あたりへの旅行につき合わされそうである。亡き父は外資系の会社で働いていたので、10カ国以上渡航して老後は海外でもないという感じで、私や兄は国内外に旅することが余暇のメインであるため、母だけ海外へ行かずじまいで来てしまった。しかし私のように激安旅行に堪えうるわけもなく、そこそこスタンダードなツアーを選ばねばならず、久々に海外旅行の下調べをしている今日この頃である。

毎日が日曜日な人なのでツアーのカレンダーを見ながら安い出発日を探すわけだが、こちらの予定もあるのでそう簡単には行かない。航空便は出発月によって料金の変移があるのはご存知の通りだが、高速船の場合は航空便とは微妙に変移の月や日が異なるのを今回初めて知った。出発日やフライトの時間によっては高速船よりも航路の方が安くなることもあるようだ。

とりあえず釜山でも行こうと思っているが、大した観光名所もないので異国らしさを見たり食べたりする旅になるだろう。韓国らしいところで犬肉料理のポシンタンを食べたいが、一緒に行動していてはそれは難しくなりそうだ。蛾のさなぎのポンデキや、ムカデの黒焼きなども見ることさえできないだろう(笑)

今回調べていたら、HISがキャンペーンとやらで、福岡発バンコク&アユタヤがホテル3泊付きで3万9千円(しかもキャリアはキャセイ)と激安なツアーを発見したりして心が揺れている。4日も休めないので断腸の思いで見送るが、台北3日の3万9千円も捨てがたい。やっぱり今回は9800円の1泊3日の格安ツアーにして、次回以降に貯えを残すか・・・。いずれにせよ母は(国内の)北の方へも行きたいと行っており、この先もまだまだ付き合うことになりそうだ。
(写真はフェリーきたきゅうしゅうの2等船室)

2006/08/09(水) 四国麺紀行 その2
おととい日記に書いた商品だが、さらに調べてみるとようやくネット上で発見することができた。商品の袋には製造者と見られる有限会社麺三としか書いていなかったが、実はサンヨーフーズ株式会社という法人が元締めだったようだ。食品にはこのように流通経路上“芸名”を用いる場合がよくある。多くは百貨店と量販店のように、価格面で同一商品と見分けられないようにするためや、税金対策など理由はさまざま。

ホームページも発見した。(http://www.sanuki-udonbo.co.jp/)私の一押しのうどんの正式名称は、「麺の國讃岐うどん」というそうで、参考上代は210円。賞味期限は製造後60日のようだ。個人のブログに書かれているのを見ると、高松など空港のみやげもの屋でも売られているらしい。そこそこの味なので、みやげものとしては値段も手ごろだしいいのではないか。激安スーパートライアルで88円で売られていると知られなければの話だが。

他に業務用でなかなかうまい麺を製造しているサンサス商事(http://www.kineuchi.co.jp/)という会社があるが、その看板商品「きねうちうどん」は1食分で120円とこちらはやや高め。個人的には上記の「麺の國〜」の方がうまいと思うが、サンサスの方も賞味期限60日にしてはなかなかいける。サンサスではそばも中華麺も売れているが、隠れた人気商品は韓国冷麺である。まだ日本に本格的な韓国冷麺が上陸する前から本格的なものを世に出しているなと感心していたら、サンサスの社長重光氏はロッテの首領である重光社長のご家族のようだと後で知った。意外なつながりに驚いた。マリンスタジアムで配るのは、ガムではなくきねうちうどんにしたらもっと喜ばれるのにと思ったりしてみる。

2006/08/08(火) 猫と暮らす日々
安部譲二さんの公式サイト(http://www.abegeorge.net/)に「あんぽんたんな日々」という日記があるが、きのう更新された『シャム猫もどき』はなかなか面白い。亀田くんや欽ちゃんへの皮肉も交えながら、ご自身が20年ぶりに猫と暮らすようになった日々の昂揚が楽しく描かれている。20年前というと氏がベストセラーを放った頃だから、売れてからはいろいろと大変なことが続いたのだろうと想像される。ここ最近に来てようやくのんびりできたということかもしれない。

以前、路上に飛び出して来た猫を避けるためにバイクで怪我をしたほどの方なので猫好きなのは有名だが、「猫と住むようになった」という表現にそれは似実に示されている。しかし氏は犬も好きだということで犬はまだ飼えないと書かれているが、世間には他にも犬が飼えずに猫で我慢している人が数多くいるように思う。氏はできれば馬も1頭玄関に繋いでおきたいと結んでいるが、犬も馬も好きな私はまったく同感である。

猫はまったく役に立たないという世間の風説を一喝されているが、この点についても激しく同意する。うちのシルヴィは口からでまかせばかり言う新聞拡張員や口のききかたも知らない盗っ人セールスが来ると、呼び鈴を聞いただけで腹を鳴らしてうなるし、こちらが落ち込んでいるとその存在だけで慰めてくれる。猫との日々は素晴らしい。

尚、安部氏の公式サイトでは、昔一緒にワルをした橋本元総理との思い出を綴った「手配写真」のコンテンツも一読の価値がある。今日8月8日は武道館で自民党葬があり、黒ずくめで参列されるとか。

2006/08/07(月) 四国麺紀行
最近のお気に入りは、写真のそばとうどん。製造者は弘法大師ゆかりの香川県まんのう町にある麺三という会社。有限会社ということでこじんまりとしているのではないか。商品はうどんもそばも四国麺紀行と銘打ってはいるものの、インターネット検索してみたが、商品名でもメーカーでもヒットしなかった。購入先は庶民の味方、我らが福岡のスーパー「トライアル」である。

正直なところそばは大したことないのだが、うどんはなかなか旨い。調理法にある時間の通りに茹でると、ほどよいコシで歯ごたえがいい。煮干でダシを取って食べている。2人前分の240グラムで88円と値段も手ごろ。賞味期限も45日以上あって便利である。冷蔵庫にいつも2袋ほど眠らせておくことにしている。

今日はきのうの残り物のきびなごの煮付けがあったので、酒、しょうゆ、みりんなどを注ぎ足してダシを作りスープにして、少し残したものを玉子とじにしてそばに乗せて食べたらなかなか旨かった。そばは説明書よりも若干茹で時間を短めした方がよいようだ。にしんそばを庶民的にしたような濃厚な青魚の味が(゜д゜)ウマー。

激安スーパー「トライアル」では、うどんやちゃんぽんなど1食入りのゆで麺が30円弱で売っているが、さすがに味がちょっと物足りない。100円未満にしてはなかなかいけるこの四国麺紀行、食欲の失せるこの夏に飯を炊かなくてよいので重宝している。穀物の好きなうちの猫の影も忍び寄る旨さだ。

2006/08/06(日) 深夜の高速バスで・・・
人は疲れると手や足を思いっきり伸ばしたくなるもので、ひとり暮らしの私は、狭いワンルームマンションの小さな湯船でいつも強制的に体操座りをさせられているため、たまに銭湯やサウナ、温泉などの大きな湯船でゆったりと手足を伸ばしたくなる。

写真は先日小倉から福岡へ帰るときに利用した夜遅い高速バスでの光景だが、長旅を狭い間隔の座席で過ごすと疲れるため、客が少なくなると足を伸ばし前の席と席の間に足を挟んでいる。私がそうしていたら他の乗客もしていたので、記念に撮影することにした。決して心霊写真の類ではない(^^;)

これまで何度かこの日記に書いたことがあるが、私は旅に出る際にはトランクケースを持ち歩くことが多く、座席の間の隙間にトランクを置いてそこに足を乗せることもある。長距離の移動では、足を伸ばしたり靴を脱いだりするだけでずいぶん楽になるものである。そして自分と同じことを考えていたり行動をしたりする人を身近に見つけると、何となくほっとするものである。

2006/08/05(土) 逆さまつ毛
先日、競馬仲間の女ともだちが逆さまつ毛だと気にしていた。逆さまつ毛とは、まつ毛が瞳の方に向いて生えているもので、まつ毛が眼球や角膜を刺激して視力の低下の原因となることがあるらしい。多くの場合は、成長と共に問題なくなるようだが、ごく稀に手術が必要になる場合があるそうだ。

そんな話を思い出したら、身近にそれらしき者がいることに気づいた。愛猫のシルヴィである。これまで何度かシルヴィの寝ている姿の画像をUPしたが、その一部は片目をうっすらと開けて寝ているものだ。よくよく左目を見てみると、目の上の毛が眼球に向かって何本も生えているではないか。右目とは対称的である。人間社会でいう逆さまつ毛のせいで、目を閉じるのが難儀なのではないか。

かといって猫は読み書きをするわけでもないし、テレビや映画を見るわけでもない。視力より嗅覚を主体に行動しているので、それほど気にすることもないかという結論に達した。うちのシルヴィが例えばソファの上で熟睡しているとき、私が台所で煮干の袋を開けると、その瞬間にはもう足許に来ているほど鼻が利くのである。寝息で匂いを嗅げるのか不思議だが、嗅覚が長けているのは確かだ。そんなわけで少々視力が落ちても問題なかろう。ひどい主のような気がするが、どうしても気になるようなら、ゲーセンで取った電動鼻毛切り機で切ってやるくらいの親心はあるからいいのである(^^;)

2006/08/04(金) 財布にやさしい旅
takayさんのブログ(http://blog.livedoor.jp/takay2/)の3日付に書かれていた『長期休暇での旅行』に関する調査結果によると、去年の旅行日数は80%以上の人が6日間より少ないらしい。これは盆、暮れや黄金週間を含めてのことらしいので、世間一般では旅行ってあまりしないものだとつくづく思う。旅行というものはお金よりもまず時間の確保が先決だと思っているので、仕事や家庭に縛られている人が多いとも考えられる。

先日テレビである若い女性レポーターが、旅行は苦手だと答えていた。自分には信じられないことだが、地理や初対面が苦手な人にとって、見知らぬ場所での行動は不安でならないのかもしれない。そういう人と結婚すると楽かもしれない。いろんな意味で(笑)

私が今年、泊りがけで旅行した日数を数えてみたら、沖縄へ4回、東京・神奈川へ1回、福井へ1回と合計6回。福井への0泊3日を除けば全て2泊3日なので都合18日間。1年分の上記調査結果に対して、7ヶ月にして2.5倍というハイペース。今年は去年暮れにギャンブルでかなり儲けたこともあって上半期は特に多く旅したが、今年は秋に京都へ行く予定があり、さらに先日ゲットした超割スペシャルの札幌往復チケットをきのう購入したので、今年は25日くらい超えそうな勢いだ。

旅行ってお金がかかるものでしょ?という人がよくいるが、それはやり方によると思う。沖縄などは、事前に下調べを綿密に行ったこともあって、往復の飛行機代と宿泊費を除けば、3日間でみやげ代を含めて2万円未満しか使わないこともあった。このサイト一押しの激安の高良食堂や24時間で2千8百円ほどのレンタカーを利用したことなどもあるが、昨今は事前に情報を収集してそれを効果的に生かせれば出費を抑えることができるので、財布にやさしい旅行が実現する。これは人に迷惑をかけたり情けを集めたりする所謂貧乏旅行とは違う、情報社会による新しい旅の方法でもあろう。往復フェリーで0泊3日の福井の旅はさすがに過酷だったが(^^;)
(写真は福井・えちぜん鉄道からの田んぼだらけの車窓)

2006/08/03(木) ふたたびゲーセンへ
最近は何かとストレスの溜まることが多いので、といってもその多くがギャンブルの不調なのだが、今日もその傷を癒すためにゲームセンターへ。なぜいい歳をしてゲーセンに行くかと問われれば、そこに取り易い景品があるからと答えるだろう。大都会の駅前や盛り場の中心部にある大手ゲームメーカー直営の有名ゲーセンになど行くことはない。ローカル経営で景品が取りやすそうで、1プレイ100円の店にしか行かないので、わりと収穫があるから遊びとしては悪くない気になる。少なくともギャンブルよりは(笑)

前回取ったバスタオルが意外に大きく上質だということがわかったので、今日はさらに2枚ゲットしてきた。他にはLEDライトと小型鞄型のたばこ入れ。どちらも中国製だが、LEDライトの付属電池は、よく見るとデュラセルのパチモンのデュラバットという、何とも商標権に寛大な中国らしい電池。なかなか明るい光を放つので少しは役に立ちそう。鞄型たばこ入れはなかなかよくできていて、中は半面が鏡張り。女性なら化粧品入れにもいいかもしれない。自分は旅行用の整髪料入れにでも使えそうだ。

2006/08/02(水) 天神の真ん中に・・・
「馬ナリな日々」のブログでおなじみのすみさんから以前情報をいただいていた、済生会福岡総合病院の最上階にある食堂へ今日は行ってきた。済生会福岡総合病院といえば、美空ひばりなど有名人が治療していた病院としても知られている福岡ではメジャーな病院。中央区天神のど真ん中、中央警察署の並びにある。

広島カープの津田恒美投手も晩年をこの病院で過ごしたのだが、夫人の書かれた手記には、高層階から見る天神中央公園の眺めの良さが書かれている。体調の良い日には屋上に出たり、公園を歩いたりしたという。夏晴れの今日は特に公園やアクロス福岡の背中がきれいに見渡せた。食堂は最上階にあるが、窓際の席からは博多の街を挟んで博多湾まで望むことができた。病臥の身であったなら、その眺望は恨めしく写ったかもしれない。

津田投手の母校である山口県の南陽工業高校が、津田投手を擁して以来28年ぶりに夏の甲子園出場を決めたことを祝して、今日はカツカレーをいただいてきた。レース場の食堂ではないが、勝つカレーとなれば良いのだが。すみさんの情報に違わず、カツは注文を受けてから揚げる出来立てが乗ってきて、サクサクして美味い。カレーの味は山陽オートの山陽食堂には及ばないものの、なかなか深みのある味だ。病院のカレーは意外に美味いところが多い。神奈川の日本医科大学武蔵小杉病院のカレーも実にうまかった。

職員向けの食堂でも、ときどきかなり完成度の高いカレーを出すことがある。以前友人がNHK大阪に勤めていて、そこの社員食堂のカレーもなかなか美味いと聞き、入れてもらい食したが確かに美味かった。NHK大阪放送局のコールサインはJOBKなのだが、BKカレーと言えば業界の一部では有名だとか。

一般の食事処の情報は、美味ければわりと即座に広まってしまうものだが、こういう職員向けの食堂はなかなか表面化しないので、こっそり日記に書いてしまおう。そういえば那覇空港にある職員向けの「空港食堂」もちょっとした穴場である。

2006/08/01(火) 取ったどー!
今日は先日先行予約を行った激安航空券の予約発表の日。指定時間の9時30分に航空会社のWEBにアクセスするも、しばらくはトップページすら表示できないほどアクセスが殺到している様子。それにしてもJALのサイトは重い。たまらずに諦めてANAのサイトにアクセスすると、こちらもかなりの混み具合ながらもトップページは表示された。そして予約確認もすんなりできた。やはり使いやすさという点では、ANAの方が今のところだいぶリードしているというのが私の感想。スッチーだって全然若いし(笑)

これで明後日までにチケットを購入すれば、福岡=札幌の便は予約が確定する。あとは無事に仕事が休めることを願うばかり。死者でも出ない限り休むつもりだが。北海道へ行くのは、まだ福岡−函館線があった頃、一口馬主で出資していた馬を函館に見に行って以来11年ぶりのことになる。時の流れは早いものだ。

10月初旬に北海道へ行くのは初めてだが、きっと寒いことだろう。6月に行ったときは、沖縄の真冬よりずっと寒かった。今のところ昼から夕方にかけて観光をして、夜は旭川でナイター競馬を見るつもりだ。レンタカーが効率がいいが、夜間は路面凍結が気になるところ。

観光は、長年の切望である雨竜沼湿原を見たい気もするが、千歳から移動して、夜に旭川に行く行程で時間内に収まるか微妙でもある。時間的に無理なら、雄冬岬か東雲湖にでも変更するかも。翌日は旭川から千歳に戻る途中に、支笏湖かオコタンペ湖にも寄ってみたい。また過酷な旅程になりそう(^^;)
(タイトルは、最近競馬仲間で流行っている言葉から)


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