日常日記
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2006/08/22(火) 博多のソウルフード
ふと何かをむしょうに食べたくなるときというのがある。人それぞれ好みがあり、生まれたり育ったりした地域によってそれは異なるが、福岡の人ならわかってもらえそうなのが元祖長浜屋のラーメンが代表的だろう。客観的にはさほどうまいラーメンではないし接客も低レベルなのだが、夜中などにふと食べたくなってしまうのである。博多ラーメンでありながらあっさりしているところや、替玉、替肉が50円、ラーメン400円という安さ、待たずに2、3分ですぐに出てくるところなどが理由だろうが、そのほかにもあのラーメンの持つ習慣性というか魔力のようなフレーバーがあることは確かだろう。

それより少数派になるが、ふきやのお好み焼もしかりである。おそらく他県から来られる方は食べても???と思う味だろうが、私の世代の福岡市民の青春時代のソウルフードと感じている人もかなりおられるのではないかと思う。そんなわけで、むしょうに食べたくなったので博多駅交通センターへ。客層は若者が圧倒的だが、最近は女性も目立つ。

ふきやの魅力は、あのベタベタとした粘り気のあるソースとカスタードクリームみたいなマヨネーズ、そしてチープな魚粉の味付けだろう。チープなのは魚粉味だけではなく、店全体がチープな気がする。メニューをどうぞといいながら置かれるのはアイテムの書かれた伝票だし、惜しげもなく注いでもらえるのは水道水だし、ナプキンの代わりに無造作に置かれているのはサラ金ティッシュだし。

焼き上がりを10分以上も待ってようやく出されたものを口に運び、なくなる頃にはもう当分はいいや、と思うのだが、またしばらくすると食べたくなってしまう。何とも不思議な食べ物なのである。何だかけなしているような書き方になったが、かなりのふきやフリークな私である。


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