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2006/08/08(火)
猫と暮らす日々
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安部譲二さんの公式サイト(http://www.abegeorge.net/)に「あんぽんたんな日々」という日記があるが、きのう更新された『シャム猫もどき』はなかなか面白い。亀田くんや欽ちゃんへの皮肉も交えながら、ご自身が20年ぶりに猫と暮らすようになった日々の昂揚が楽しく描かれている。20年前というと氏がベストセラーを放った頃だから、売れてからはいろいろと大変なことが続いたのだろうと想像される。ここ最近に来てようやくのんびりできたということかもしれない。
以前、路上に飛び出して来た猫を避けるためにバイクで怪我をしたほどの方なので猫好きなのは有名だが、「猫と住むようになった」という表現にそれは似実に示されている。しかし氏は犬も好きだということで犬はまだ飼えないと書かれているが、世間には他にも犬が飼えずに猫で我慢している人が数多くいるように思う。氏はできれば馬も1頭玄関に繋いでおきたいと結んでいるが、犬も馬も好きな私はまったく同感である。
猫はまったく役に立たないという世間の風説を一喝されているが、この点についても激しく同意する。うちのシルヴィは口からでまかせばかり言う新聞拡張員や口のききかたも知らない盗っ人セールスが来ると、呼び鈴を聞いただけで腹を鳴らしてうなるし、こちらが落ち込んでいるとその存在だけで慰めてくれる。猫との日々は素晴らしい。
尚、安部氏の公式サイトでは、昔一緒にワルをした橋本元総理との思い出を綴った「手配写真」のコンテンツも一読の価値がある。今日8月8日は武道館で自民党葬があり、黒ずくめで参列されるとか。
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