|
2006/09/20(水)
入場券
|
|
|
先日、友人を見送るのに入場券を使って駅のホームに上がった。入場券を買って見送りなんて、いったい何十年ぶりだろうと思ったが、鉄道好き少年だったのでかつてはずいぶんと入場券を購入したものだ。それにしては実際に入場するために使ったことは数えるほどしかない。
そんな買い集めた入場券の多くも、調べてみたがほとんどが行方不明。実家に行けばいくらか出てくるのだろうが、結局国鉄→JRに儲けさせてしまったことになる。馬券ならたまに当たっていくらか帰ってくるが、入場券はただの紙でしかないし、額面の価値を得るにはホームに入場するしかない。
それにしても、入場券には「旅客車内に立ち入ることはできません」とか書いていながら、『お見送りの方は列車から降りて』と車内放送するのは何なんだろう。さらに「発売時刻から2時間以内」なんてかつては書いていなかったが、自動改札の弊害を感じるばかり。切符を渡すときに仏頂面の国鉄駅員の顔を見なくてよくなったのはよかったと言うべきか。
|
|
|
|