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2006/09/26(火)
韓国産スピードマスター
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韓国の模倣ビジネスネタの総仕上げは腕時計である。 泊まったホテルのすぐそばに有名ブランドタイプの腕時計を扱う露店があり、そばを通る度に冷やかしていたら親しくなり、結局買うことになった。主力はロレックス、ブルガリだが、オメガタイプを購入。ブライトリングもあったのだが、裏のバンドの留め金が斜めに取り付けられていたのでやめた(-_-;)。この手の商品を選ぶときは、十分に品定めしなければときどきひどい物が紛れている。
しかし手にとったオメガのスピードマスタータイプは非常によく出来ていて、写真ではちょっと見えにくいが、バンドのバックルや竜頭にもしっかりオメガマークが入っている。表は純正品に瓜二つの完成度。ムーブメントは自動巻きだが精巧で、日差+10秒程度とハミルトン並みの精度である。裏蓋を開けてみると、ムーブメントは無名のもののようだが、秒針停止機能や、手巻き機能も備えていて本格的。アポロ11号のアームストロング船長もびっくりの出来映えではないか。(スピードマスターはアポロ11号とともに月へ行き使われたモデル。そのときのモデルは手巻き。)
何度も通って顔なじみになっていたので、通常売価10万ウォンのところ、底値の7万ウォン(8800円程度)で売ってくれた。何度も真剣な表情で計算機でウォンと円、仕入値と売値を計算していて申し訳なかったが、こちらも手持ちが乏しいもので(^^;)。おかげでセイコー5並みの値段で、スイス製ムーブメントにひけをとらぬ出来映えの時計をゲット。普段使いには8800円オメガを身につけ、冠婚葬祭や同窓会など人前に出るときだけ10万なにがしの純正品を身につけるのが、低所得者時計マニアの進む道だ(笑)
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