日常日記
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2007/07/01 旅先の車内で
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2007/02/28(水) まずは市場へ
身も心も疲れを感じ出したので温泉へ。金券屋で2枚きっぷを千円ほど安く仕入れて別府へ。バスならさらに500円ほど安く行けるのだが、九州、大分自動車道の車窓はいい加減飽きたので、高速バスはパスした。電車なら周防灘も別府湾も豊後水道も望める。ひょっとしたら、車内販売のお嬢さんもきれいかもしれないし。

別府では駅近くのビジネスホテルにチェックイン。それにしても別府はホテル激戦区。3千円台から4千円台前半でバス・トイレ付きの宿がゴロゴロある。精査した末に選んだビジホは当たりだった。内容もよかったし立地も駅のすぐそば。しかも駅の裏側だったので静かなのもよかった。

そんな別府駅のガード下には、「別府駅市場」という昔ながらの商店街があり、地域色を感じることができた。面白いことにペットショップが3軒並んでいたりする、何とも独特な商店街なのだが、やはり主流は食品。海の近くだけあって海産物が豊富だった。練り物屋では宇和島じゃこ天が売られていた。何でこんなところにじゃこ天かと思ったが、よく考えてみると別府から宇和島は海を挟んですぐ近くなのだ。距離にすると行橋までと変らないほど。

同じ九州の上半分でありながら、異文化を感じることができるのは旅に来た甲斐があるというもの。言葉遣いも福岡とは少し違って、聞いていて楽しい。旅に来たらまず市場へというのは、まさに言い得て妙だと感じるばかり。

2007/02/27(火) 紫川今昔
北九州市立文学館は紫川の河畔にあるが、そのすぐそばには6年ほど前まで、小倉ガーデンホテル紫川があった。東京第一ホテル小倉の向かい側で、そちらが閑散日は5千円くらいから泊まれるのに対し、つねに1万円ほどの強気な料金なのでよくやっていけると思っていたら、やはり閉鎖された。なくなって早6年になるが、その跡地に写真のようにマンションが建設されていた。

井筒屋の前やこの旦過橋のあたりも、かつて路面電車が通っている頃は4、5車線あるのに一方通行という何とも独特な通りだった。そういえば遠い昔は、小倉城の城内にジェットコースターがあったりした。ずいぶんとこのあたりも変ってしまったものである。何よりあのドブ川だった紫川がここまで浄化したのが、一番変ったところか。

2007/02/26(月) 北九州市立文学館
今月13日の日記に行けなかったことを書いた、北九州市立文学館にきのう行ってきた。最初からあんまり期待してなかったのだが、相応の内容だった。そもそも松本清張記念館がよくできすぎているため、比較してしまうとどうにもならない。そもそも北九州周辺出身の文学者から松本清張を外してしまったら骨抜きになるわけで、核となる書き手が見当たらない。

北九州だけでは弱いということか、北九州ゆかりの人物として森鴎外などの名前も出てきたが、あとはよほどの文学マニアでも知らないだろうと思われる名前ばかりだった。林芙美子を門司生まれと限定しているのには苦笑した。門司生まれというのは一説に過ぎない。名のある筆頭は火野葦平や岩下俊作あたりで、その次はもう専門家の範疇だった。佐木隆三あたりをもっとフィーチャリングすればいいと思うのだが。というわけで、残念ながらあまりおすすめできない施設だと結んでおこう。

2007/02/25(日) やめられません
体も温まり落ち着いたところで、帰り道にまたもゲーセンへ寄る。
先日ゲットした温度・湿度計付き壁掛け時計がとても気に入ったので取りにいくつもりが、新たにエアガンも入荷していたのでついでに取ってしまった。今回はバリエーションとして、じゃがりこ3個入りもゲット。百円の1回勝負でしっかりゲット。プレッシャーに負けなかった自分を誉めたい(笑)

エアガンは実際見てみると中国製でチャチかったが、壁掛け時計が取れたのでよしとしよう。本当にゲーセングッズとは思えないほど質感の高い時計だ(中身は16日の日記参照)。1万円くらいと言っても、本当にばれそうにない。こんなに簡単に取れるのなら、また行ってしまうかも(^^;)

2007/02/24(土) 日乃出温泉
今日もふたたび下関へ。先日遊びに行ったレジャー施設から、片道分の回数券をもらっていたので、それを利用して再訪した。そしてレジャーの帰りは、下関駅西口から12分ばかり歩いたところにある、(たぶん旧)下関市内唯一の天然温泉という日の出温泉へ。銭湯同然の施設だが、歴史ある天然温泉らしい。広島でいう音戸温泉のようなポジションか。銭湯にしては立派なホームページがあり、行ってみるとこれまで行った銭湯の中で最も愛想がよかったように感じた。

中身も普通の銭湯そのものの施設だったが、浴槽と浴室が西日本の銭湯にしては広めだったのが印象的。福岡の銭湯は、浴室の中央に3人も入れば一杯の小さな湯船がちょこんとあるだけだが、東京の銭湯並みに壁際に大きめの浴槽があって、7、8人は入れそうな広さだった。それも電気風呂や源泉など3分割されている立派なもの。最近流行りのスーパー銭湯に近い大きさだった。

それにしても満員の銭湯に久しぶりに入った。洗い場もフルゲート(満席)で、となりの人のかぶる湯がよく飛んで来て、東京で銭湯に入っていた頃を思い出したりした。入湯料は福岡より安く380円だったか。ドライヤーが無料だったのが良心的。活気のある大衆浴場というのもいいものだ。それにしても下関駅の西側は、あべ晋三後援会連絡所、マルハ、そして林兼の3つの看板だらけだった。

2007/02/23(金) 山南忌
今日2月23日は、新撰組総長の任にあった山南敬助が切腹した日だそうだ。屯所を脱走し隊規違反での切腹だが、脱走の原因については諸説あり今でも真意は不明。1865年のことである。

浪士集団と酷評される新撰組隊士の中で、学識があり温厚で人望が厚く、子どもにもよく好かれたという。死因の周辺に謎が多いこともあるが、私が新撰組の隊士の中でも気になる人物の一人である。新撰組隊士の中でもっとも魅力を感じるのは島田魁だが、その次といえばこの山南敬助だろう。

新撰組といえば近藤勇や土方歳三、沖田総司などに人気が集り、長らく脇役というイメージだったが、近年大河ドラマで堺雅人が演じて人気になり、今年の3月には死後142年にして初めて「山南忌」が行われるという。

山南の死に臨んで、伊東甲子太郎は、
「春風に吹き誘われて山桜 散りてぞ人に惜しまれるかな」
と詠んだそうである。もうすぐ春である。
(写真はやがて新撰組を結成する浪士が宿所としていた京都・壬生の八木邸)

2007/02/22(木) 競艇場の見えるジョイフル
先日、下関へ行ったとき、ファミレスのジョイフルへ久しぶりに入った。JR長府駅近く、国道9号線沿いの下関競艇場の前にこの1、2年前にできたのは知っていたが、その店に入ったのは初めて。開催日の昼間に入ると競艇客らしきのは見当たらなかった。一般の方も安心してどうぞ(笑)

しかしメニューを見てみると、ずいぶんと値上げした印象。ランチメニューなどは生命線と心得ているのか値段据え置きで頑張っていたが、他のメニューがずいぶんと値段的に底上げされた印象。ドリンクバーも形を変えて値上げの流れのようだ。福証上場を経て、会社が大きくなってきて難しい局面なのだろう。

そんなことを思っていた矢先、23府県75店舗のジョイフルで、最長7ヶ月の賞味期限切れ食材が見つかったという報道があった。幸い体調不良などを訴えた客は出てない模様。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07022202.htm

安いことが最大の魅力であるジョイフルだが、ここが正念場だろう。他のファミレスとは、客層がはっきり分かれて住み分けも確立されつつあるように見えるが、少しでも高い印象を持たれると、すぐに客足が遠のくこのご時世の外食産業だけに、敏感な客を刺激しないように利益を上げるのは大変なことだろう。

余談だが、別府競輪場の近くにもジョイフルがあるが、長府のように競艇場の正門のすぐそばにあるというのは、全国でも稀な例だろう。テーブル席からは正門外に展示してある大時計が見えそうな位置。貴重な存在として頑張ってほしい。

2007/02/21(水) 関門橋をくぐる
きのうは下関の城下町である長府へ出かけ、そこから友人との待ち合わせ場所の下関駅までサンデン交通のバスで向かった。JR山陽本線は乗り飽きたこともあり、違う風景を求めたこともある。山陽本線は本線とは名ばかりで、日中は1時間に2本しかない時間帯もある。西鉄宮地岳線より少ない。

きのうはサンデン交通のバスカードがいくらか残っていたので使う目的もあったが、路線バスの移動もいいものだ。長府から城下町長府、みもすそ川、唐戸を通って下関駅へ向かうバス路線は、関門海峡に沿って走るので景色がいい。そして関門橋の真下をくぐるというのも興味深い。その壮大さや関門海峡独特の潮の流れの臨場感を感じることができる。旅の者としては見どころたっぷりの路線だ。

2007/02/20(火) 懐かしき下関駅
久しぶりに下関駅で下車した。駅舎の一部が焼失して以来、初めてになるだろう。駅が大幅に変ってしまったのではないかと心配していたが、コンコースのあたりはむかしのままなのでほっとした。下関駅は何とも懐かしい雰囲気の漂う駅だ。

その理由としては、写真のトイレ周りにあることを感じた。まずトイレが広く、殿方用の場合「大」と「小」のエリアに大きな段差があって、天井も高く、余計に広く見える。昔の上野駅を彷彿とさせる間取りだ。インド国鉄の駅、とくにデリー駅の設計にもよく似ている気がする。最後にデリー駅へ行ったのは十数年前だが、内装やペンキの塗り具合、色合いがそっくりなので、何とも懐かしくなる。デリー駅もかなり築年数を帯びた歴史ある駅である。

さらに突き当たりにあるクツ修理、そして左右の古い型式のコインロッカーもいい道具立てになっている。駅構内に理髪店があるのも、アジア諸国の駅を思い出す。今やコイン投入口はデジタル表示が当たり前のコインロッカーだが、70年代の刑事ドラマに出て来そうな、高度経済成長期の新宿駅のコインロッカーを思い出してノスタルジーを感じる。クツ修理業者も、かつては大きな駅構内には必ずといっていいほど見られたが、今では残っている方が貴重。

下関駅の場合、構内の「名店街」がノスタルジックにとどめを差すローカル色を出しているが、他にも立ち喰いうどんの店、コインが1枚ずつしか入らない旧式のきっぷ自販機など、ひとつひとつ見回せば古いままの部分が多いのも魅力かもしれない。なかなか降りる機会はないものの、たまに降り立つとゆっくり歩いてみたくなる駅である。

2007/02/19(月) 客に指図する店
先日、小倉駅近くの小倉ジンギスカンという店に入った。この店、肉の質はまずまずだったのだが、営業方針の一部に妙なこだわりがあって、それを客に押し付けてくるのに閉口した。

まず店に入ると、「ジンギスカン1人前」を人数分強制的に注文させられる。それだけならともかく、店が決めた肉の焼き方というのを強制してくる。食べ物には人それぞれ食べ方があると思うので、たとえ店側がもっとも美味しいと思われる食べ方を提案したとしても、客は強制されるいわれはないと思う。

7、8年ほど前に流行った動物占いではペガサスの私だが、その特徴のメインが「束縛や干渉をもっとも嫌う」であり、見事にそれは当たっている。よってその最初の強制注文分だけ食べて速攻で退店した。去年の秋に北海道でジンギスカンを食べたばかりで、そっちの方がずっと美味しかったわけだが、それだけレベルのかけ離れた店で食べ方云々を押し付けるのは耐え難い。

しかもその道うん十年というベテラン職人ならともかく、自分より年下のバイト上がり風のアンちゃんに言われてもね。まあ、マニュアルを言わされてんだろうけど。ちなみにこの店、門司港地ビール工房の傘下らしく、企業経営ならではの融通の利かない風が吹いていた。そういや、小倉競馬場内の地ビール工房の店、すぐ潰れてたな。

2007/02/18(日) 2月18日生まれ
今日は、ジョン・トラボルタの誕生日だそうだ。記念に今日は車の中で、映画「サタデーナイトフィーバー」のサントラ盤を朝から聴いていた。1曲目の「スティン・アライブ」のイントロが流れると、今でも映画の冒頭部分のトラボルタがペンキ缶を持って歩くシーンが鮮明に思い出される。この映画は70年代を代表する大ヒットとなったが、サントラ盤も様々な曲が集められ秀逸。ベートーベンの「運命」をロック調にアレンジした曲もあって、気に入って30年経った今でもよく聴いている。

さて2月18日という日は、同じアメリカの映画俳優であるマット・デュロンの誕生日でもあるらしい。トラボルタとは10歳違いのようだが、共に昭和50年代の青春映画で活躍した人気俳優が同じ誕生日というのは奇遇だ。出身もトラボルタがニュージャージー、ディロンがニューヨークと近い。昭和50年代の映画の出演作は「アウトサイダー」が最もよく知られているが、個人的には「マイボディーガード」がよかったと思う。不良グループのリーダー役という悪役だったが、悪役側の心情を考えさせるほど存在感たっぷりに演じていた。自分としては名作なのだが、DVD化はされてないらしい。

2月18日は、競走馬ではグラスワンダー、ダイシンフブキ、ウネビヒカリなどの3歳G1を勝った名馬も生まれたようだ。一方で、小倉3歳ステークスを勝ったジンクタモンオー、函館3歳ステークスを勝ったダイイチオイシの誕生日でもある。両馬ともその勝利を最後にそれっきり勝つことはなかった。俳優ふたりもそうだが、どちらかというと今日の生まれは早熟な傾向にあるのか?
(写真は釜山の南浦洞近くで発見した「GREASE」という店)

2007/02/17(土) 強制ミックス
ある量販店で購入した袋入りゆでそばを持ち帰り、調理前に商品をふと見てみると、そばに混じってうどんの麺が紛れ込んでいた。個人経営の製麺所なら、狭い場所でうどんやそば、ちゃんぽん、やきそば麺などをいくつも製造しているだろうから想像しやすいことなのだが、この商品は愛知県に本社のあるわりと大きな製麺メーカーのもの。そばとうどんの商品ラインは近いのだろうか。

このくらいのことで腹を立てる性格ではないので、決して苦情のために書いているわけではない。逆に日記のネタになりシメタくらいにしか思っていない(笑)。袋を開けてみると、うどんの破片が混じりこんだのではなく、うどんが1本だけそばの中に編みこまれていた。ソフトクリームなら、うどんはバニラ、そばはチョコとなり、さしずめこれはブレンド度の低い強制ミックス味ということになろうか。

2007/02/16(金) またも、いや、ついに
またもゲーセンへ行ってきた。今回は近くに買い物がありその「ついで」で寄ったまでだが、わずか数百円で写真のような収穫があった。中でも壁掛け用の湿度・温度計付き大型時計は、これまでそのゲーセンで何度もチャレンジして取れなかったものだ。それが今日はたった200円であっさり取れてしまった。これは間違いなくこれまでのゲーセン景品の中で最上質の一品だろう。

他に湿度・温度計付き目覚まし時計の卓上版と、先日取った万年カレンダー付きアラームクロックの色違い、プーさん柄の冬用スリッパをゲット。これで家にある目覚まし時計は、未使用を含めて20個ほどになった(^^;;;

2007/02/15(木) ずば抜けてまずい食の店
先日、飲み屋のカウンターでたまたま隣りになった男性に話しかけられ、他愛もない話をした。その際に話題になったのが、まずい食べ物を出す店のこと。それも中途半端なまずさではなく、10人が行って9人以上がまずいと答えるような、向こう10年間はまず記憶にべったりとこびり付いて剥がれないような店。まずい店というのは、基本的に客が入らないので潰れる傾向にあり、生き残っていることが貴重だという話になった。

ふと2年半前のこの日記(http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/silkvelvet/?Y=2004&M=9&D=26)に書いたことを思い出した。近年食べたラーメンの中で、まずい店として真っ先に思い浮かんだのが、この広島のとんこつラーメンの店。店構えからしてうまくなさそうで、店内に入るとその予感は一層自信に満ちてきた。客は食欲のあまりなさそうな貧相な労務者と中学生が2、3人。店員もやる気なさそう。そして出てきたラーメンはやっぱりまずかった。

福岡市民としては、広島に負けないようなまずい店を探さなければなるまい。だいたい立地がいい店でしょぼくれている店構えなら、普通に美味くない確率は高いが、ぶっちぎりでまずい店となるとなかなか見つからない気もする。そうなると見つけてみたくなってくる。傾向はいくつかあり、ラーメン屋なのにメニューが20も30もある店はラーメンはあまり美味くない傾向が強い。そんな想像を広げながら、暇なときに激まずな店を探してみたいと思ったりした。

2007/02/14(水) 作家の世界に触れた後は・・・
目当ての施設も店も休みだったので、ぽっかり空いた心の隙間を埋めるべくゲームセンターへ。いつもは夜ばかり行くのだが、今回は昼間でかけたため、ゲーセン内は高校生でいっぱいだった。私の精神年齢は彼らと同レベルということか(^^;)

ならば年の功で、効率よくたくさんの景品を獲得しなければなるまい。ということで、今回はいつになくクレーンゲームで大暴れした。前回持ち帰り大変上質だった木製台座ワールドクロック、万年カレンダー付きアラームクロック、ミッキーマウスキャラのウェブカメラ、遠赤外線フリースルームシューズ、猫の手ブルブルキーホルダー、coach風化粧ポーチと大漁。化粧ポーチは、黒色なら偽物とはすぐにはわかるまい(笑)

猫の手ブルブルキーホルダーは、電池式のアンマにもなっているので、愛猫シルヴィの背中でも刺激して遊んでみよう。ウェブカメラはチャットなどに使うようだが、私の姿をリアルタイムで送っても喜ばれないだろうから、愛猫の動きでも送るのに使おうと思う。

2007/02/13(火) 松本清張記念館
北九州市立文学館へ出かけたが休館日だった。月曜が祝日の場合は翌日休むらしい。今日は別の目当ての店も休みだった。祝日優先の社会を感じると、疎外感はより一層募るばかりだ。

気を取り直して、斜向かいの松本清張記念館へ。こちらも北九州市立である。各地で文学者ゆかりの施設を訪ねてきたが、一人の小説家のためのここまで大規模な施設は稀なのではないか。そう思うほど立派な施設である。従業員も礼儀正しい。私語だらけで口のきき方も知らない若松競艇やメディアドームの舟券、車券窓口の婆さんどもと同じ市の公僕とはとても思えなかった。

松本清張は言うまでもなく偉大で多くの傑作を遺した書き手だと思うが、ここまで著名になったのは作品の多くが映画やドラマになって、文学好き、推理小説好きだけでなく、一般のテレビ、映画視聴者や大衆に知られたからというのが大きいと思う。たとえば同じ福岡県出身の福永武彦は、松本清張に負けないほど本格的推理小説や、時流に色褪せない傑作を遺してはいるが、松本清張ほどのネームバリューはない。

それだけ幅広い層に受け容れられる作品が多いということだろう。今回初めて知ったのは、松本清張が朝日新聞勤務時代に東京に転勤になり、練馬区の関町に住んでいたということ。そのすぐ近所に住んでいたことがあるので、そんな部分に妙に親近感が沸いてきたりした。

2007/02/12(月) 映画「太陽」と「紙屋悦子の青春」
小倉へ出かけたついでに映画を見てきた。これまで日記には映画の感想は書かなかったのだが、傑作だったので書くことにする。ちなみに、去年観た日本映画の中で、もっとも気に入ったのは「シムソンズ」。ジャンルは幅広く観る。

小倉昭和館Aで上映中の、イッセー尾形が昭和天皇を演じたロシア映画の「太陽」が目的で見に行ったのだが、同時上映の「紙屋悦子の青春」がよかった。事前の下調べもなく出かけたのだが、これは黒木和雄監督の遺作のようだ。そんな先入観なく見たがよくできていた。前半の4分の3くらいが、登場人物2、3人による対話が延々と眠くなるほど続き、ここ何日か睡眠不足だったので本当に眠りそうになったのだが、ぎりぎりのところで展開が変わり最後まで見ることができた。

2、3人の対話シーンは、この監督が戯曲形式を好むのか制作費の限界なのかなどと考えながら見ていたが、アダルトビデオの主演女優の前半の退屈なドラマシーン並みの序盤の引っ張りは正直うんざりするほどだった。しかしその引っ張りにより、後半のシーンが効果的に盛り上がる作りになっている。些細なことをきっかけに夕餉の時間が口論となるシーンなどは、家族の不具合のやりきれなさ、そしてその全て原因の一旦が戦争にあることが、間接的に静かに伝わってくるのである。

戦争を背景にした作品だが、空爆など直接の戦争のシーンはない。通行人を含めても7、8人しか登場しないシンプルな映画だ。ほとんどが対話形式で、台詞により時勢や人の感情が描かれている。予算が限られていても、質の高い映画を撮れるのだというお手本のような気がした。数は少ないが、まだ各地で上映中のようなので、興味のある方にはおすすめしたい。

「太陽」の方は、前半、ずっと(照明が)暗い場面が続くので少し寝てしまったが(^^;)、こちらも近年の映画ではかなり質の高い部類だと思う。昭和天皇を人間としての視点で捉えているが、ロシアから見た米国人の描き方も興味深いものがある。日本もこんな映画を上映できる世の中になったものだと時代の流れをつくづく感じる作品でもある。侍従長役の佐野史郎もよかった。

ちなみに、小倉昭和館の来月の上映のひとつは、ばんえい競馬を描いた「雪に願うこと」。スタンプがたまったのでタダで見られるし、また出かけなければならない。今日みたいなレベルの映画なら、1本で1800円出してもちっとも惜しくはないのだが。

2007/02/11(日) 自己満足(;´Д`)?
検索をしていたら、偶然、新作AVのダイジェスト動画が無料で見られるサイトを発見した。めんどうな会員手続きもなし。めっきりビデオとか借りなくなっている近年だが、これでわざわざ借りにいったり返しにいったりする手間が省ける。その上タダだし。素晴らしい優良サイトだ。版権云々とかで閉鎖にならないことを祈る。

自己満足ではあるが、小さな悦びであることは確か^^ 主夫としては、毎晩の献立を考えるのも大変なことだが、これでおかずに困ることはあるまい!?
さすがにリンクすることは憚られるので、サイトに興味のある方はご連絡を。画質はいまいちながらも、ポイントがまとめられていて退屈なシーンを見なくていいだけでもすっきり。そして身も心もすっきり(笑)

2007/02/10(土) 一騎打ちムード
今、私が住んでいるのはワンルームマンション。1Kなので食事する場所は物を書いたりする机を使っている。机にはいつもノートパソコンを置いてあるので、食事するときはノートパソコンをベッドの上に移動する。下に置くと飲み物や汁物をこぼす恐れがあるので。そしてベッドの上に置いたノートパソコンのキーボードの上にはティッシュを置く。これは猫が上乗らないようにするため。

しかし愛猫シルヴィは暖を取るため、パソコンに近づいてくる。我が家では暖房をほとんど使わないため、熱を持っているのは自分の体とパソコンくらいなのである。そこで私の食事中は写真のようなスタイルになる。まるで馬と一騎打ちして競馬で言う「併せ馬」をしているようで、ライバル心を持って意識しているようにも見える。

気がつけば、ティッシュと愛猫はちょうどぴったり同じサイズだ。思わずティッシュを取るときに、間違えて愛猫の背中の毛を引っ張ってしまうことが・・・・あるわけない(^^;)

2007/02/09(金) デジカメ故障
済州島から帰ってくる途中で、デジカメが故障してそのまま放置している。現在2台使用している小型の方のFUJIのFINE PIXだが、おととしの暮れに買ったものでちょうど保障期間が過ぎたところ。おそらく有償修理になるだろうが、最低でも7、8千円はかかるだろうから、見積りすることすら逡巡している。購入金額は9千円弱。日替わりの特売品だったので、再びその価格で買うのは困難とはいえ、修理代はおそらく買い直すのとかわりないことになる。

とはいえ、かなり小型で性能もまずまずだったので、直したいという気持ちもある。410万画素と最新鋭の製品に比すると機能の古さは否めないものの、使ってきた愛着もある。さてどうするべきか、そう思いながらも壊れたカメラは仕舞いこんだままだ。

故障の原因は、起動と収納を立て続けに行ったからだろうと思っている。収納されるときにレンズの一部が挟まったのかどこかにひっかかり、立ち上げても画面はぼやけたまま。ファインダーも液晶画面も機能しているので、レンズ周りの部品がやられたのだろう。ひとつ不自由していたのは、電池が充電式の固有のもので、乾電池が使えない点。乾電池対応のものは寸法がやや大きくなるのが難だが、悩むところである。

2007/02/08(木) てびち汁
我が家の食糧庫に眠っていたレトルトの「てびち汁」を手にとって見てみると、賞味期限が今日までになっていたので食べることにした。最後に沖縄へ行ったのが去年の4月で、そのときに買ったものだから10ヶ月ほど日持ちすることになる。危うく忘れてやり過ごすところだった。

独特のレトルト臭は少しするものの、あじくーたーでなかなかの美味。「あじくーたー」とは沖縄の言葉でこってりという意味だが、とんこつラーメンに慣れているので気にならない。本州以北の人にはかなりきついかもしれない。一般的なてびち汁はおでんのような和風さっぱり味だが、このオキハム社のてびち汁はかなり濃厚だ。てびちとは内地でいう豚足のこと。他にソーキ汁や中身汁などもあるが、どれもうちなー(沖縄人)向けの地元志向。ヤギ汁もあるが、かなりの玄人向けで衝撃的な味がする。

オキハム社のレトルトシリーズは、日本各地にあり、天神の西鉄グランドホテル前にもある沖縄アンテナショップ「わした」で買えるが、現地のスーパーサンエーで特売をしていたので思わず買ってしまった。そういえば済州島へ行ったときも、トガニ湯やソルロン湯のレトルトがスーパーに売られていて、若い主婦がまとめ買いしていた。汁物のレトルト商品も、アジア各地に広がりつつあるようだ。

2007/02/07(水) 温故知新
先日、ある激安ビジネスホテルに泊まったら、部屋の電話がダイヤル式だった。建物は古く、全般的に設備も古かったが、まさか今時トーン式のダイヤル電話とは。音声式テレフォンサービスは使えないだろう。さらに目覚ましや電灯のスイッチなどの、コントロールパネルもかなり古いものだった。日本中探しても、こんな古いコンパネで稼動しているものはなかなかないだろう。去年1月に沖縄で泊まったホテルサンシーには、こういうコンパネが置いてあったが、2月に行ってみると改装されてなくなっていた。

古い物を長く大事に使うというのはいいことだ。このビジネスホテル、事前にネットで情報収集したら厳しい意見が多かったのだが、覚悟して行ったせいかさほどショックではなかった。風呂の湯が突然熱くなったり水になったりは困ったものだが、それ以外は大きな不自由はなかった。風呂場に髪の毛がついていたりしても、そんなに気にする方ではないし。意外に気に入ったが、ホテル激戦区なので今後泊まる機会はあるかどうか。

そんな全般的に古めなホテルだったが、フロントで聞くとケータイ・クレジットのidが使えるらしかった。フロントの中年男性は入力の仕方に自信がないと言っていたが(笑)。昭和4、50年代の設備とおさいふケータイの同居とは、何ともアンバランスで面白い。

2007/02/06(火) 激安外食ゾーン箱崎
うちの近所の国道3号線沿いには外食の激戦区がある。地名は厳密にいうと網屋町の近く。バス停では網屋立筋のあたりだが、写真左の博多ラーメン、右の小麦冶、そしてその向かいには吉野家などがある。すぐそばのショッピングコンプレックスには焼肉の清香園、めんちゃんこ亭、しーじゃっく、スターバックスなどもある。少し東側の箱崎松原へ進むと、びっくりドンキーや熊本ラーメンの味千、大明坦々麺などもある。

中でも箱崎らしいのは、やはり写真の2つだろう。博多ラーメンは290円台から、小麦冶はかけなら140円から食べられる。もちろん椅子もある。この2つの店が並んでいるのが箱崎らしいと思う。味も値段にしてはまずまず。博多ラーメンの方は福岡市近郊ではよく知られたチェーン店で、量がやや少ないのが難ではあるが、安い割りには食べられるのでそれなりに客は入っている。小麦冶の方は大盛りを頼むと洗面器に近い器で出てくる。それでも200円台と安い。

ラーメンといえば、びっくりラーメンのように180円という超激安店もあるが、味を考えると博多ラーメンの方がいいかな(^^;)。
箱崎には、これでジョイフルが加われば最強なのだが(笑)

2007/02/05(月) 勝者は美しい
競馬で勝った馬は負けた大半の馬とは別にウィナーズサークルという場所で勝ち名乗りを受け、人々の祝福や喝采を受ける。相撲と同じで遅い時間になるほど上のクラスになるので、朝のレースではギャラリーもまばらだが、それでも熱心なファンは集ってくる。格はともかく、馬を見るなら朝早い方がきれいだ。特に走った後の汗や吐く息や蒸気が見映えする。

写真はきのう小倉2レースの勝ち馬マイネルグラナーテだが、汗に濡れた馬体が朝陽をまぶしく受け、きれいな栗毛によく映えている。馬体も美しいのだが、勝ち誇ったような表情でカメラ目線をくれる馬も被写体として上々の存在。この馬だけでなく、勝ち馬のほとんどはこのウィナーズサークルで、自信たっぷりの表情で偉そうにしている。それは素人目にもはっきりとわかるほどで、ときどきファンからも「偉そうやなー」と声が漏れることもあるのだ。

へミングウェイの小説ではないが、「勝者には何もやるな」という感じである。それほど絶対的な誉れを感じるウィナーズサークルでのひとこま。後方のままで砂や泥をかぶって汚れきって、奥の方からそそくさと引き上げる馬とはあまりに対照的な輝きだ。

2007/02/04(日) ワールドクロックは使える
競馬場に出かけたものの、どうも馬券の調子はいまひとつ。というわけでいつものパターンでゲームセンターへ。

ミッキーマウス柄バスタオルとバスマット、ステンレスポット・マグカップのセット、そして木製台座ワールドクロックをゲット。ワールドクロックは、予想以上に質感が良く、ゲーセンの景品とはばれないだろう。アラームや計算機機能も付いているので便利。ステンレスポットはアウトドアのときにでも使おう。容量が少ないのでエスプレッソでも容れることにしよう。バスタオルは溜まるばかりだが、持っていて損はないのでよかろう。

そもそも物が欲しくてクレーンゲームをしているわけではないが、使えるものは使おうではないか。それにしても、ゲーセンの方も、飽きられないように次から次へと品を変えるものだ。それにまんまと乗せられているのはこちらの方だが(苦笑)

2007/02/03(土) もっと寒く
今朝はきのう以上に寒くなったと思ったら、土のところを歩くとシャリシャリと音がするほど霜だらけで、写真のように水たまりまで凍っていた。九州でもようやく真冬を感じることができるようになった。今日は小倉へ出かけるので公共交通機関が心配だったが、通常通り動いていたので安心。ただ高速バスに乗ると、高速道路では運転士はかなり慎重に運転していた。

いつも西鉄の高速バス、特に福岡=小倉線は走行車線を使いながら飛ばし気味に走るのだが、さすがに今日は左車線を80キロくらいで走っていた。山間部は凍結が心配だったが、昼からは寒さもいくぶん和らいできたので、問題なくひと安心。九州では、雪や凍結ともなれば、公共交通機関はそれまでなのが困る。

暦では冬と言われる期間はまだ1ヶ月ほどあるわけで、これからがちょっと思いやられる。寒さに体が慣れる前に風邪などひかないようにしなければ。

2007/02/02(金) ようやく雪
きのう夜から福岡市内では断続的に雪が降り、今朝からはさらに強くなってきた。そして気がつけば積雪。ベランダから外を覗いてみると、地面だけでなく木の葉にも雪が積もっている。ようやく2月になって冬らしい気候になってきた。これが冬という感じがする。

さすがに寒い。卓上の温度計は11℃。我が家ではこの冬の最低気温だ。どうりで寒いはず。冬ってこんなに寒かったっけ、と体が震えてきた。部屋のどこかに氷の塊でも落ちているかのように冷たい。何せうちには本格的な暖房器具はない。電気カーペットとハロゲンヒーターくらい。エアコンも一応あるが、十年何か前の製品なので電気代が高くなるので、体調でも崩さない限り冬に使うことはないだろう。

例によって公共交通機関が乱れ、活動中の人は大迷惑のようだ。部屋で夕方まで過ごすのは恵まれている部類なのかもしれない。でもこれから寝て夕方に起きるときはかなり辛そうだ(*_*)

2007/02/01(木) 超割が取れるけど
全日空では、4月初旬の週末分の超割の先行受付が始まっている。マイレージ会員はおとといから先行受付が始まったのだが、WEBで確認してみると福岡−札幌線は軒並み○(空席多数)が並んでいた。

超割は9千円から1万7千円の運賃設定だが、通常運賃が高すぎるのを無理やり安くしているので、どうにも矛盾が出る。福岡からは東京が1万3千円なのに、札幌が1万4千円。仙台までも1万4千円。中部や沖縄までは1万1千円と、縁日のテキ屋風の値付けセンスだ。ちなみに札幌までは、大阪からでも1万4千円。

というわけで、福岡からどこかに行くなら、札幌でないと損した気分になる。しかし去年4月初旬の札幌の気温を調べてみたら、最低気温はマイナスの日がある((( ;゜Д゜)))。超割は6月初旬の設定もありそのあたりも休めそうなので、6月に行く方が無難だろう。帰りの便が欠航とかなると弱り目にたたり目になろうし。というわけで今回は見送りしようっと。
(写真は出入口が雪対策で二重構造になっていた平取町のローソン)


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