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2007/02/19(月)
客に指図する店
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先日、小倉駅近くの小倉ジンギスカンという店に入った。この店、肉の質はまずまずだったのだが、営業方針の一部に妙なこだわりがあって、それを客に押し付けてくるのに閉口した。
まず店に入ると、「ジンギスカン1人前」を人数分強制的に注文させられる。それだけならともかく、店が決めた肉の焼き方というのを強制してくる。食べ物には人それぞれ食べ方があると思うので、たとえ店側がもっとも美味しいと思われる食べ方を提案したとしても、客は強制されるいわれはないと思う。
7、8年ほど前に流行った動物占いではペガサスの私だが、その特徴のメインが「束縛や干渉をもっとも嫌う」であり、見事にそれは当たっている。よってその最初の強制注文分だけ食べて速攻で退店した。去年の秋に北海道でジンギスカンを食べたばかりで、そっちの方がずっと美味しかったわけだが、それだけレベルのかけ離れた店で食べ方云々を押し付けるのは耐え難い。
しかもその道うん十年というベテラン職人ならともかく、自分より年下のバイト上がり風のアンちゃんに言われてもね。まあ、マニュアルを言わされてんだろうけど。ちなみにこの店、門司港地ビール工房の傘下らしく、企業経営ならではの融通の利かない風が吹いていた。そういや、小倉競馬場内の地ビール工房の店、すぐ潰れてたな。
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