日常日記
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2007/02/05(月) 勝者は美しい
競馬で勝った馬は負けた大半の馬とは別にウィナーズサークルという場所で勝ち名乗りを受け、人々の祝福や喝采を受ける。相撲と同じで遅い時間になるほど上のクラスになるので、朝のレースではギャラリーもまばらだが、それでも熱心なファンは集ってくる。格はともかく、馬を見るなら朝早い方がきれいだ。特に走った後の汗や吐く息や蒸気が見映えする。

写真はきのう小倉2レースの勝ち馬マイネルグラナーテだが、汗に濡れた馬体が朝陽をまぶしく受け、きれいな栗毛によく映えている。馬体も美しいのだが、勝ち誇ったような表情でカメラ目線をくれる馬も被写体として上々の存在。この馬だけでなく、勝ち馬のほとんどはこのウィナーズサークルで、自信たっぷりの表情で偉そうにしている。それは素人目にもはっきりとわかるほどで、ときどきファンからも「偉そうやなー」と声が漏れることもあるのだ。

へミングウェイの小説ではないが、「勝者には何もやるな」という感じである。それほど絶対的な誉れを感じるウィナーズサークルでのひとこま。後方のままで砂や泥をかぶって汚れきって、奥の方からそそくさと引き上げる馬とはあまりに対照的な輝きだ。


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